こういう御時世ながら、突然の沖縄一泊二日弾丸旅行して来ました。
沖縄に行くのは、実に28年ぶり(笑)
そう、日本一周一人旅で沖縄を訪れて以来となります。
(日本一周一人旅後半戦も、ぼちぼち書き始めなければ、、、)
更に、その28年前は離島巡りしか頭の中に無くて、沖縄本島は知人の自宅に一泊しただけで、何処にも観光にも行かず、直ぐに石垣島へ渡ったので、沖縄本島の観光で言えば、実質的に初めてとなりました。
突然(2週間ぐらい前かな)に行く事が決まった。
コトの発端は、姪っ子の御家族が沖縄へ行くとの事で、お誘いがあったからでした。
私達は完全無欠のペーパードライバー(爆)なので、姪っ子の家族がレンタカーしてくれる、というのも大きかった。
姪っ子は東京に住んでいて、去年に続いて新型コロナウイルスの影響で、林間学校や修学旅行が中止になってしまった為、子供達の間では、かなりショックが大きかったとの事で、その変わりになるわけでもありませんが、それならば、沖縄にプチ旅行でも連れて行ってあげよう、という事になったようです。
子供達にとっての、こういう大きな行事は、その年1回限りの出来事で、「また来年あるし」とはならない話なので、なんでもかんでも中止や自粛すれば良いってもんじゃないはずなんですが、大人の適当な事情で子供達の貴重な時間が奪われている感じです。
宿泊先やビーチ、マリンアクティビティや食事等、姪っ子家族が準備をしてくれていたので、私達は「行って何があるのかな?」ぐいらの気軽さで、ひょいと沖縄へ行く事が出来ました。
さて。
伊丹空港で滑走路に剥離が見つかり修復中との事で、いきなり1時間遅れで出発。。。
搭乗してからアナウンスされてもなあ、、、
しっかし、空いてる。
8月でしょ、これ。それも沖縄でしょう?
半分ちょっとぐらいしか乗ってないんじゃないのかな。3列シートが丸々空いてる箇所、幾つもあるし。
これで航空業、やっていけるのか、心配になるぐらい。
そんなこんなで、離陸後は上空で気合いを入れたみたいで(謎)、到着は定刻より30分遅れ程度で沖縄、那覇空港に到着。
いやぁ、那覇空港、実に28年ぶりに降り立つ(笑)
うーん、天気は、、、ちょっと曇ってる。
ほどなく姪っ子家族と合流して、恩納村(恩納村/恩納村観光協会)へ向かう。
今日明日と、宿泊含めて恩納村で滞在です。
恩納村へ向かう途中、案の定、雨が降り始めたりしましたが、北上するにつれて天気が良くなって、恩納村に到着する頃には天気も良い感じで、少し雲もあって、でも晴れててみたいな、雲一つないカンカン照りでもは無かったので、暑さも少しは楽でした。
12時半過ぎに、恩納村『ANA INTERCONTINENTAL MANZA BEACH RESORT』に到着。
高級リゾートホテルですね。
ま、高級過ぎて、もちろん宿泊するわけじゃないのですが(笑)
このホテルに宿泊していないくても、ホテルのビーチや施設を別途料金で使用出来るようなんですね。
近年、沖縄の立地の良い浜辺周辺にリゾート系ホテルが建って、ホテル専用ビーチ化してしまい、公共で使用出来る良いビーチが減る傾向にあるそうです。また、公共ビーチは、やはり手入れという意味では、ホテル専用ビーチほどではなく、少し高めの料金を払ってでも、ホテル専用ビーチを選ぶ観光客も増えているそうです。
私達が訪れたANA INTERCONTINENTAL MANZA BEACH RESORTも、浜辺と周辺の施設は、全てホテル内の施設に該当するので、とても手入れが行き届いていました。
今日は午後から夜まで、ここで過ごします。
お昼はビーチ内にあるイタリアンのお店、『Salvatore Cuomo & Bar 万座ビーチ』でランチ・セット。
そのまま『万座オーシャンパーク』(日本最大級の海上アスレチック)に流れて、ほぼ海上版SASUKEか風雲!たけし城に挑戦するも、早々に海へ転落してヒットポイント激減したので(謎)、後は浜辺でのんびりしたり、かき氷食べたり、海へ入ってチャプチャプしたりしながら、極楽な時間が流れていきました。
ランチ・セットと万座ビーチで、大人1人5,600円ぐらいだと思うのですけど、いやぁ、これだけ綺麗な海と浜辺を考えれば、お得過ぎます。
(姪っ子家族曰く、なにやら半額?で予約出来たそうで、実際にはもっと安かったらしい)
が。
浮き輪レンタル2,000円とか、パラソルとチェア(二脚)のレンタル4,500円とか、そっちが高いので、浮き輪ぐらいは持っていった方が良いかと思います。
多少の雲はあるとはいえ、炎天下には変わりないので、さすがにパラソルはいるよね、と4,500円払って1セットはレンタルしましたが。
まあ、でも、これで丸1日利用出来るんだから、場所代と考えれば、ちょっと高くはなるけど快適さが増します。
その他、マリンスポーツや遊覧船等、色々と楽しめるオプションが別途用意されているので、丸一日楽しもうという方にも、飽きずに楽しめるビーチだと思います。
(もちろん、それぞれでなかなかの料金にはなるのですがw)
万座ビーチは透明度も良いですが、特に遠浅という感じでもなく、普通に深くなっていきますが、ギリギリ足の着く所まで歩いて行っても、海底は綺麗な砂で、とっても気持ちが良い。
あと、こういう御時世という事もあって、本当に人が少ない。プライベートビーチ感ぐらいで、まあ、ホテル側にとっては死活問題なわけでしょうけど、たまたま利用した私達にとっては、とても快適でした。
さて、少し余談なのですが。 海辺に浮かぶ万座オーシャンパーク、、、アスレチックなんですが、ちょっと危ないな、と思う事があったので書いておきます。 要は、空気を入れた巨大な〝浮き輪〟になったアスレチック群を、海上で楽しむアクティビティなわけで、これを利用するには使用料と共にライフジャケットを装着する必要があるんですね。 アスレチック群が浮かぶ場所は、浜辺から近く見えるのですが、たぶん水深は2,3メートルはあって、大人でも足が付かないです。 で、アスレチック群の中で、格子状になった場所が幾つかあるんです。 そこをバランスよく歩いたり、走り向けたり、体の小さい子供さんだと、座って足で挟んでズリズリ動いて進む事も出来るかと思います。 ですが、これがなかなかの難所で、特に体重の重たい大人は、だいたい海に落ちます(笑) 私も、ここで撃沈しました(爆) で、です。 私は浜辺で休んでいた時の出来事なので、直接に見たわけではありませんが、姪っ子と妻が遭遇した、「危なくない?」という出来事。 その格子状の中側に、小さなお子さんが落ちて、上がれずにもがいていたみたいで、引き上げたそうなんですね。 一旦、海に落ちてしまうと、そこから浮き輪状になっているアスレチックの上に這い上がるのは、ほぼ不可能かと思います。 アスレチック群の中に数カ所、アスレチックに上がる為のビーチ板(手を持つところが付いているので、それを利用して体を持ち上げる。それでも一苦労する)を利用するか、そのまま浜辺まで泳いで帰るか、という選択になるわけです。 ただ、格子状の中に落ちてしまうと、一旦、その格子状になっている浮き輪の下に潜って、外へ出る必要があるんですね。そうしないと、そもそも上がる為のビーチ板にも、浜辺にも辿り着けないわけですから。 ライフジャケットがあるから大丈夫、とも言えるのですが、ライフジャケットがあるぶん、どうしても浮く力が強いので、海の中に潜る行為がやりにくい。 更に格子状の中に落ちてしまって、子供さんだし、気が動転してるだろうし、近くに親らしき関係者もいなかったらしく、あのまま放っておいたら、もしかすると宜しくない結果にさえ、なっていたかもしれない。 ライフジャケットの正しい着方とか、たぶんこちらから聞かないと教えてくれません。普通に、「はい」って渡されるだけでしたから。 私は、海に落ちた時の勢いで上に脱げそうになったしねえ。 浜辺には、高台と監視員の方もいましたが、アスレチックの格子状の中側に、小さなお子さんが落ちてしまうと、死角になっている可能性が十分に考えられます。 子供さんと遊ぶ時は、念の為に注意が必要かと思った出来事でした。子供さんと遊ぶ時は、念の為に注意が必要かと思った出来事でした。
夕方になって、シャワーして着替えたら、そのまま浜辺が見える広場で『ビーチサイドBBQ』です。
暑さも和らいで、海からの風も心地よくて、いやいや、これは最高でしょう、と。残念ながら、ちょっと雲が出てきて、サンセットを眺める事が出来なかったのですが、ランチ〜ビーチ〜ディナーで大人1人1万ちょいですから、やはりお得なんじゃないかと思います。
(まあ、、、緊急事態宣言下なのでお酒の提供無し、というのだけが残念ではあるのですが、、、、)
夜20時過ぎにANA INTERCONTINENTAL MANZA BEACH RESORTを後にして、宿泊ホテル『HOTEL SUNSETHILL』へ。
車で10分ぐらいだったかな、同じ恩納村にあるホテルで、名前のとおり海と反対の山側にあるホテル。
ツインの部屋に、更に2名分の布団を用意して、それでも十分な広さのある部屋、4人1室で、なんと1人5,000円代という、破格の宿泊料金。
でも、都心のそこらへんのビジネスホテルよりは、遥かに部屋も広いし綺麗だし、お風呂もユニットバスじゃなくて、ちゃんとした浴室で広いし快適。バルコニーもあって4人テーブルが置いてある広さで、海も一望出来るし、これで朝食付きで、これまた値段からは考えられない、ちゃんとした朝食。
いやこれ、、、沖縄のハイシーズンですよ。。。
1泊2万3万5万みたいな高級リゾートホテルに泊まるというのもありますが、流石に1泊、それもほぼ寝るだけ、には勿体なさすぎるわけで、もうこれで十分過ぎるぐらいのHOTEL SUNSETHILLでした。
室内にはIH器具もあったので、長期滞在にも向いているかもしれませんね、ホテルで調理器具一式のレンタルもあるようでした。
次の日。空は明るいのですが雨模様。
天気予報では、午前中には晴れるっぽいけど。
さて、二日目はマリンアクティビティ、カヤックとシュノーケリング体験です。
HOTEL SUNSETHILLから車で直ぐ、沖縄総合アウトドアツアー専門店の『冒険島』へ。
ここで荷物を預けて水着に着替えて(ウェットスーツ等のレンタルもあります)、マリンシューズだけレンタルをして、インスタラクターの方が運転する車に乗り換えて10分ほど、浜辺に到着。
浜辺には2人乗りカヤックが並んでいました。
まずはライフジャケット、ここではちゃんと着方も教えてくれます。そしてパドルの向きと使い方、漕ぐ時の注意点のレクチャー。
特には方向転換が、意外と?となる。
停止した状態からの方向転換と、前進中の方向転換では、パドルで漕ぐ方向が違うそうだ。
まあ、私達はノロノロ走行なので(笑)、ほぼ停止した状態の方向転換で大丈夫でしたけど、ある程度スピードがある場合は、しっかり使い分けないとコントロール出来ないのでしょうね。
インストラクターの後を追い掛けて、ぐいぐい沖合へ向かいます。
パドルを漕ぐ左右のバランスが悪いので、しばらくすると、だんだん方向がずれて行くので、その度に方向修正。
沖合に向かうと行っても、サンゴ礁帯の水深4,5メートルぐらいの範囲なので、波も穏やかです。底まで見えて、とても綺麗。
ある程度スピードがついて来ると、前へ進んでる感も出て来るのですが、なかなか大変。。。それに、なかなか腰も辛い(笑)
カヤック自体は思った以上に安定をしているので、波が穏やかな事もあって、転覆するような感じは全くありませんでした。
沖合の小さな島を巡っている間、一旦は止んでいた雨が、また強くなって来た。
かと思えば直ぐに止んで、またしばらくして、ザーッと勢いよく降る。
インスタラクターの方曰く、「沖縄あるある、スコールですね」と。
ちょっと先の空は晴れていたりして、意外とこの雨というか、スコールも不思議な感じで面白かった。
しばらく漕いで、無人島に到着。
休憩も兼ねて、一旦カヤックから降ります。
浜辺から少し歩くと、たくさんのヤドカリがワサワサ動いてる。
いやぁ、ヤドカリを見るなんて何年振りだろう。
水分補給して、再びカヤックで海へ。
そして、更に違う島へ上陸。
この島には、海からの浸食で出来た洞窟のような空間があって、なかなか凄い。
外からの光が遮られた場所は、真っ暗。夜行性の小さな魚が沢山といました。そして、海の水が冷たい!!
中へ入って行くと、開けた場所と海へ繋がる大きな穴がある場所に出て、調子来いて腰ぐらいまである海の中を歩いていたら、突然の深みにはまる。
おおっ、と思ったけどライブジャケットを着ているので問題なし。
さて、この島ではシュノーケル体験。
ゴーグルの付け方と呼吸の仕方、水が入って来た時の対処法を教えてもらい、足ヒレ(フィン)を装着して、インストラクターの方が用意したビーチ板に捕まって、沖合まで泳いで行きます。
まあ、泳いで行くというか、ほぼインスタラクターの方に引っ張ってもらってる感じなんですが(笑)
そこそこ浜辺から離れたところで下を向くと、ちらほら魚が泳いでいます。
細長い魚、あれなんでしたっけ、も間近にいて不思議な感じ。
水深4,5メートルで、くっきり海底まで見えます。
インスタラクターの方が用意していた餌を海中にばら撒くと、今まで何処にいたんだ?、というぐらいの魚が集まって来て、目の前で餌を食べたりしている。
ポイントを変えると、クマノミも沢山寄って来て、見ているだけで楽しい。
しばらくは、海面を漂いながらシュノーケルを楽しんだ後、島へ戻ってカヤックで帰路へ。
帰る頃には完全に晴れて、日差しが強い中、カヤックのパドルを漕ぐ。。。いやー、この日陰も何もない海上で、直射日光浴びながらは、なかなかのものです。濡れても良い帽子が必須でしょう。
そんなこんなで、4時間ちかく、みっちりカヤックとシュノーケルを楽しんで、お昼過ぎに帰って来ました。
インスタラクターの方も、とても上手いなあ、という感じの方で、凄く楽しめました。
で、話を聞くところによると、沖縄の夏、ハイシーズン。例年なら8名ぐらいのインスタラクターが在籍しているそうなのですが、今年は半分の4人、6月には9月までの予約で埋まるそうなのですが、去年今年と冬並の予約件数止まり。
沖縄の観光スポットとして大人気の『青の洞窟』でも、この時期なら撮影スポットで2,30分待ちなんて普通らしいのですが、今なら待っても4,5分、タイミングが良ければ貸切状態になるそうです。
ちょっと考えられないですよね。。。
政府や自治体からの諸々な自粛要請が出ている中、観光業が主たる産業の柱ともいえる沖縄県の打撃は、東京や大阪よりも深刻なのかもしれない。
観光業に携わる人達が、この御時世に自ら声を出して、「沖縄へ遊びに来て下さい」と言える状況でもない、目に見えない圧力もあるでしょう。
だからと言って、時短・休業要請が出ているわけでもない観光業に携わる、個々の会社やお店に、何かしらの支援金でもあるのでしょうか。公共性の高い施設、水族館とか公共のビーチなんかは休業したりしているので、何かしらの支援金は出ているのかもしれませんが。
冒険島のお店に帰って来て、シャワーして、ちょっと休憩。
時間は13時になろうとしている。
いやー、お腹すいたー
ここから、ちょっと海岸沿いを走ると、沖縄郷土料理の『島時間』というお店があるので、お昼御飯。
もちろん、沖縄ソーキそば!!
豚の骨付きスペアリブが、ほろほろ崩れる柔らかさと、お出汁がほんの甘く、でも全体的には薄味で、つるつる食べれる感じで、とても美味しい!!
もずくの天麩羅やミミガー等々、沖縄らしい単品メニューも3,4つ注文。どれもこれも、とても美味しかった。
13時過ぎとはいえ、お店の中にいるお客さん、10人もいない。
観光地の日曜日のお昼で、これでは、どうしようもない、といった状況なのではないでしょうか。
お昼御飯の後は、那覇空港へ向かう途中、恩納村にある道の駅、『おんなの駅』(なかゆくい市場)へ立ち寄って、お土産を見たり。ここも例年なら、駐車場に入る長い渋滞も発生するんだろうな。。。
那覇空港には16時過ぎに到着。
ちょこっとお土産屋さんを見ていたら、もう飛行機搭乗時間。
あぁ、、、もうちょっと那覇空港でゆっくりしたかったな、、、、(笑)
帰りの便は、ある程度は人が集中するとは思うのですが、それでも空席が目立ってましたね。搭乗率80%もいってないんじゃないでしょうか。
伊丹空港に19時前に到着。
時間も時間なので、伊丹空港内で軽く晩御飯でもしてから帰ろうか、という事で、適当なお店に入る。
妻がワインを注文するも、19時15分。「お酒のオーダーストップが19時なので、、、」と申し訳なさそうに断られる。
最後にして、「自粛なんか、止めちまえ」と、心から思う沖縄旅行でした(笑)
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