Super Computer Top 500 List 06/2005
とうとうNECの国産、「地球シミュレーター」がTOP 3から落ちましたねぇ。
IBMの「ブルージーン」が1,2位で鎮座しとりますね。
地球シミュレーターのプロセッサー数が5120。1位のブルージーンが65536。10倍以上のプロセッサーを積んでいるわけですけど、もし地球シミュレーターの仕様でプロセッサーを同じ65536個で稼動できるよう変更したとしたら、ブルージーンより高い数値を出すような気がするなぁ。
技術的な部分では地球シミュレーターの方が、上のような気がするのですが、どんなもんでしょ?
考えてみれば、今から3年前ですもんねぇ、登場したのって。
それでも、今でも4位っていうのは、やはり凄いんじゃないかと。
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コメント
地球シミュレータは力ずくの完全メッシュ型の通信(それもクロスバスイッチ)ですから通信部分の規模はプロセッサ数の自乗で効いてきます。プロセッサ数を10倍にすれば100倍ですね。
技術的には疎結合の超並列が当たり前の時代にあえて密結合で作った(しかも速かった)のは凄い事なのですが流石に限界なのでは(完全メッシュを諦めればまだ頑張れるのかもしれないけど特徴は薄れますね)。
個人的には速さだけじゃなくて成果でも評価して欲しいところです。
そうそう、大学とか色々な機関がテーマとか決めて、持ち回りで地球シミュレータを使ってるんでしたっけ。
海流の細かい流れの再現したりとか、ちょろっと記事を読んだ事があります。
実際、もっと興味深い実験や検証を沢山しているわけでしょうから、そういうのも普通にニュースで流れれば楽しいのになーとは思います。
、、、というか、過去2年間、世界No.1のスーパーコンピューターが国産のNEC製だったって、知らない人の方が多いでしょうし。。。
ちょっと自慢してもいいと思いし(笑)