2024年2月11日(日)に、大阪・Marco Nostalgyにて開催されましたLIVEイベント、『S/N Vol.15』の映像が公開されました。
当日、YouTubeライブ配信をされていたのですが、その時の模様が改めて再公開となっております。
オープンの時間から各出演者のライブ、その合間の休憩時間等を含めた〝全釈〟映像です。
以下は私、unyo303ライブのスタート時間から始まります。
(INDEX画像に使用している写真は、anbienさんが撮影して頂いたものです。ありがとうございます。)
『S/N』の〝S〟はSoundで〝N〟はNoiseなので、楽音のような雰囲気から雑音に変わっていくようなライブをしようかなと思った次第。
ライブではよく、今回と同じように最後はノイズって終わるパターンを、バカの一つ覚えでやってるのですが、その時はノイズを出すパッチングをある程度、事前に考えてるというか用意していたりもするのですが、今回のライブは楽音的パッチングだけを用意しておいて、後はモジュレーションの流れや信号の量だけで、どんどん崩れていくような感じにしてみました。
あと、自分の出音を敢えてジャンル分けすると〝アンビエント〟なのかな、という程度なんですが、基本的にドローン系一辺倒にはならないようにしているんですね。ライブの進行過程で、一つの要素ぐらいには使用しますが、それ以上に使う事はないかな。
そもそも〝アンビエント〟と〝ドローン〟は全くの別物なのと、私が〝ドローン〟サウンドを理解してないのと、単純に全編ドローンだと自分がやってて飽きてしまう、っていうのがあって(笑)
あともう一つ、誤解を恐れずに言うと(恐れてないけどw)、ドローン音=持続音であるわけなので、モジュラーシンセの仕様上、特にオシレーター系は基本的に信号が〝出っ放し〟の〝垂れ流し〟ですから、持続音は何もしてなくても出てくるんですね。
普通、楽譜上にある音符って、音の鳴るタイミングを表すのがメインだと思うのですが、もしモジュラーシンセ専用の楽譜があるとすれば、逆に音を出さない休符がメインになる、という考え方をしているんですよね。
なので、必ず休符、音が消える、鳴ってない、という状態をどうやって作り出すか、って事を先行して考えてます。
そこにドローンのような持続音が重なると対比が生まれるので、自分的に楽しめるサウンドになって来る、という感じですかねえ。
まあ、具体的な方法論みたいな話になると、〝出っ放し〟の〝垂れ流し〟状態を、どこかのタイミングで切って、その上で、どのタイミングで音を出すのか、という話になって来るのですが、頭の中では音を鳴らす音符より休符をイメージしてる感じですかね。
音を出すより、消す方が勇気もいりますし、無音ほど怖い状態もないですからね(笑)、でも音楽に一番大切なのは、音の鳴っていない休符だと思ってます、これはジャンルや楽器問わず。
まあ、そんな事を考えてる〝ふり〟してライブしてる動画、という事になります。
P.S.
ライブの最後の方、全体の音量が下がって低音が♪ボーって鳴っている時間帯があるんですが、これが謎で、自分でもそんな音を出していたのかよく覚えていません(笑)
ライブ配信していた機材は映像と音声共に、確かiPhoneだったと思うのですが、音声もiPhoneのマイクからのはずです。
で、個人的にもzoom H4n Proのマイクで音を録っていたのですが、同じ現象と共に、なぜか低音だけがRチャンル側に偏っていて、Lチャンネル側がその直前より少しレベルが下がった状態で録られていました。
私のライブはエフェクターの返し以外、モジュラーシンセからの直アウトなので、全てモノラル。外部ミキサー(Mackie 802VLZ4)もPANは全てセンターにしてあります。
私の方で、特に接触とか何かの不具合でミキサーのRチャンネル側から変な低音が出ていたのか、会場のPA側の不具合なのか。
H4n ProでRチャンネル側に偏っていたのは、会場の壁とかに反射して、という事なのでしょうか。
うーん、謎。
まあ、それも含めてライブです、問題ありません(笑)
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