ひろゆき/東出昌大/高橋弘樹
『世界の果てに、ひろゆき置いてきた 人はなぜ旅をするのか』
(大和書房)
所謂、よくあるローカル路線バスの旅、アフリカ篇。
、、、と言ってしまうと、身も蓋も無い話になってしまいますが、ABEMA TVでシリーズ放送されている『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』のseason 1として放送されたアフリカ篇の後日談インタビューを元に再編集されたガイドブック。
(現在はseason 2 南米篇が放送中)
この番組の色々な意味での〝はじまり〟は、企画・プロデュースする高橋弘樹氏のテレビ東京勤務時代のYouTubeチャンネル『日経テレ東大学』に遡ると思うのですが、その辺りについては興味のある方は調べてみて下さい。
高橋弘樹氏がテレビ東京退社後に独立、新たに『ReHacQ−リハック−』というYouTubeチャンネルを開設し、それとは別にABEMAに入社し引き続き番組制作の仕事を進める中、この旅番組の企画がスタート。
その為か、裏話的な放送は『ReHacQ−リハック−』でも放送されていたりします。
(あくまでもメインの放送は、ABEMA TV)
この手の番組は、芸人やらタレントを起用して番組制作されるわけですが、この『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』は、タイトルにあるように、何かと時事ニュースの発言で話題にもなる〝ひろゆき〟こと西村博之氏と、不倫騒動で一時期は表舞台から姿が見えなくなった俳優、東出昌大氏の二人が出演。
そもそもタレントでもない西村氏は番組的な事は一切考えず行動しますし、逆に番組進行を考える東出氏とは対照的。
現地で旅を共にする豊川ディレクターが、なんとか〝撮れ高〟のある、オイシイ映像を収めようと奮闘するも、西村氏は「知ったこっちゃ無ない」みたいな態度、調整役に徹する東出氏。
ちょっと普通の旅番組とはテイストが違う。
映像的に面白い、視聴率優先的な視点よりも、西村氏や東出氏の生々しい現地での対応やトラブル、アフリカに住む人達の目線での切り取られていく現実。
意図的な感じと思えるぐらいの演出など入らず、淡々と旅が続く。
逆に、それが観ていて飽きない。
そんなアフリカ篇の旅を振り返って、沢山の写真や資料を元に編集されたのが、この本です。
なので、出来ればABEMA TVの本篇を観てから読んだ方が楽しめます。
(#4以降は有料になってしまいますが、、、)
また現地で泊まったホテルや食事等、地図と合わせた資料もあり、ちょっとしたアフリカ旅行のガイドブック的な側面もあります。
唯一、個人的に残念だったのは、その資料系のページの文字が本文より小さかったこと。
老眼おじさん、涙目(爆)
私も日本国内とはいえ、二十代の頃にバックパッカーの一人旅で日本一周してますから、こういう行き当たりばったりの旅は好きなんですよ、単純に好きで観てしまう。
ABEMA TVでは現在season 2 南米篇が放送中で、まだまだ旅は続く感じなので、ご興味あれば、ぜひ。
また、YouTubeのABEMA公式『世界の果てに東出・ひろゆき置いてきた』チャンネルや、高橋弘樹氏のYouTubeチャンネル『ReHacQ−リハック−』でも、関連動画が幾つか観れます。(こちらは全て無料視聴可能)
以下、適当にYouTube公式チャンネル、ReHacQチャンネルからの動画を貼っておきます。
お盆休みに暇していたら、ダラダラ観るのもありでしょう(笑)
番組本篇はABEMA TVにて放送中。
いあ別に番組宣伝するつもりもないんですが(笑)
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