イタリア旅行/ローマ1日目-スペイン階段

イタリア旅行 —9月18日—
・ローマ1日目-スペイン階段


スペイン階段に向かいますが、既に午後1時を過ぎてます。
うーん、お昼御飯どうしよう。
周りには、今ひとつピンとくるレストラン等がありません。
天気は快晴、風は涼し気ですが日射しが強く、けっこう暑い。
朝からウロウロと歩き回っているので、いいかげんノドも乾いてきました。
近くに出店風の売店があったので、立ち寄ってみます。
んー、パニーニが美味しそう。。。でも、ここで食べたら昼御飯が食べれなくなります、我慢我慢。。。
水を買おうと見ていると、妻が怪しいジュースを発見、、、買ってるし。。。
なんか、かなり蛍光色なピンクのジャースなんですけど。。。
飲むと、、、うへ、甘い。
これ、なんか昔にあったような、ジュースの素の粉を水で溶かしたような、ある意味で懐かしい味なんですが、、、えええ、これで4euroですか、500円ちかくもしますか、そうですか。。。
(観光客相手の値段とはいえ、この価格帯はボッタクリ)
この付近、フォロ・トライアーノというらしく、遺跡が広がっている地域。
通り抜けていくと、名前を忘れてしまったのですが、大きなターミナルっぽい道路に出て、ちょっと宮殿っぽい建物と遭遇。けっこう観光客も沢山いて、これ、なんなんだろう、、、と。
うーん、何やら「Unknown Soldier’s Monument」なんて書いてあります。
無名の戦士の墓なのでしょうか、、、
さてさて、スペイン階段に向かうには、地下鉄に乗る必要があります。
ローマには、「A線」と「B線」という、2本の地下鉄線が走っています。A線とB線は、ちょうどテルミニ駅で交差をしている。
コロッセオはB線の「コロッセオ」駅下車直ぐなのですが、スペイン階段へはA線の「スパーニャ」駅の下車。
B線の「コロッセオ」駅から一旦、テルミニ駅に戻ってA線の乗り換えです。
さて、地下鉄に乗るという事で切符を買うことに。
地下鉄の切符は、もちろん各駅の自動券売機でも買えますし、TABACCI(タバッキ)でも買えます。
日本と違って、距離で金額が決まるのではなく、時間制です。
1euro切符だと、最初に改札をしてから75分間は乗り降り自由という具合。

日本感覚だと135円で75分乗り降り自由という感じですから、かなり安いですよね。。。というか採算が取れているのだろうか。。。
改札の自動改札機でモタモタしていると、駅員が「こうするんだよ」と教えてくれた。
切符を改札口にある機械に入れると、時間がスタンプされる。このスタンプされた時間から75分有効という事なのね。で、レバーを押して駅構内へ。
うーん、地下鉄、、、すっごく薄暗いし、あまり綺麗じゃありません。
地上を走るバスの方が、網の目のように路線が延びていて、バスも綺麗な車体が多い。
あと、このB線はドアが手動なんですよ。
だからドア付近に人がいてもホームに着いて自分が降りるなら、ドアの「開」ボタンを押さないと駄目なんですよね。
で、コロッセオから2つでテルミニ駅に到着。そのままA線に乗り換えです。
うひゃ、A線の人の多い事。ちょっとしたラッシュアワーです。どうもA線の方が有名な観光地を結んでいるらしいので、絶えず混雑している感じのようです。そのかわり、A線はホームに着くと、ちゃんと自動でドアが開きます(笑)
テルミニ駅からA線で3つ目、「スパーニャ」駅に到着。
改札を出る時、、、あれれ、出口側の改札には何もない。駅員も居ない。。。
この“75分間”って、何処で調べるんだろうか、、、(笑)
駅を出て地上に出ると、古い石でできた洋館っぽい建物の中。そこから人の流れにまかせて歩いていくと、直ぐにスペイン広場&スペイン階段。

いやもう、人だらけ(笑)
既に午後2時を過ぎてます。
お腹もすきました、、、レストラン探しに出発です。
幾つかのレストランを発見しつつ、外に出ているメニューはイタリア語ばかりで値段も書いていないのですが、ちょっとした路地の奥にあって凄く雰囲気が良さそうだったので、思い切って入ってみました。
うん、店も凄く良い雰囲気。
パスタやらピザやらサラダ等を注文。
いやー、月並みな言葉ですけど美味しいねー
ピザって、日本だったら何時も“宅配ピザ”ばかりだったから、、、本場は自分でナイフを使って切るんだね(^^;;
昨夜はホテルに着いて、雨も降ってて外に出るのを断念して、飛行機の中で食べてばかりだったので、晩御飯も食べずに寝てしまったので、現地での本格的なイタリア料理は、これが最初。
最後は、もちろんエスプレッソ。
以前、ギリシャに行った時、“グリース・コーヒー”(ギリシャのコーヒー)というのがあって、すっごく濃いんですよ。底に粉がドロリと溜まっててね。でも、それが凄く美味しくて、「コーヒー飲んで、美味しい」と思ったのが初めてでした。
エスプレッソって、もしかしてルーツはグリース・コーヒーに繋がっていたりするのかなーとか思う。
イタリア人はこのエスプレッソに、どっさり砂糖を入れるそうですが、私達はほどほどに(^^;;
どんなに砂糖を入れても、この濃さからくる苦味とコクは消えないんですよね、凄く美味しくエスプレッソを頂きました。
さて、遅い昼御飯も済んだ事ですし、再びスペイン階段へ。とりあえず、座っておかないとね(笑)
途中、怪しい兄さんがニコニコしながら近付いて来ます。
「ナカタ、ナカタ、シュンスケ、シュンスケ、トモダチ、ネ」
片言の日本語で寄って来ますよ?
私の腕をつかむなり、ミサンガを出してきて巻き付けようとして来ます。
「ノーマネー、ノーマネー、プレゼント」
嘘つけ(笑)
後で、金を要求するくせに。
「ノーノー、ノーサンキュー」
と腕をハラってかわします。
こんなボッタクリ屋がウヨウヨと歩いてますよ。
次から次ぎへと、「ナカタ、ナカタ、シュンスケ、シュンスケ、、、」と来ます。
もう、ええっちゅうねん(笑)
誰か、「キヨハラ、キヨハラ、、、」とか言うヤツはいないのかっ!!(笑)
後、中世の騎士風の、ちょっとマッチョなコスプレおじさん?が、ウロウロしていて観光客と記念撮影なんぞしている。これも、中にはボッタクリな人もいるそうな。。。
とりあえず、スペイン階段で一休み。ジェラートは食べませんでしたが(^^;;
この付近には、コンドッティ通りというブティック関連が沢山ある通りがあって、女性にはタマラナイところだと思います。イタリアですから、もちろんグッチやブルガリ、フェンディー等の本拠地ですからね。
うちの妻も、イタリアへ来た半分の目的はコレ(^^;;
しかし、いざ、目の前にすると物欲が薄らぐねぇ、、、とか言いつつも、結局はこれから買い始めるのですがー(笑)
このスペイン階段の近くに、フェンディーの本店があるそうで、さすがに本店なら行ってみる価値はあるだろうと、ウロウロと探す。
で、発見。あれれ、、、でも閉まってるっぽい。
ウインドウには、洒落たグッズが並んでいる。
ここで、「これ、欲しいー」と言い出す妻が、フェンディーの腕時計を見付けた模様、、、ほとんど時計としての機能は無いに等しい、デザイン重視のものでした。一人で意気揚々としている妻をおいといて(笑)、入口に近付くと、、、ああ、15時開店のようです。もうすぐですね、、、って、15時開店って、えらく遅くないですか。
その時、こんな看板を発見!!!

おおう、この近くにフェラーリの店が?
後で探そう。
フェンディー本店、オープンしました。
マッチョな兄ちゃんが、ドアを開けてくれます。
おっと、店員さんに一人、日本人がいます。いかに日本人が買い物に来るか、、、という事ですかねぇ。
腕時計を見せもらいつつ、「この色がいいね」程度のアドバイスを私もしますが、妻は目をキラキラさせてますよ。それと昔、フェンディーのキャラクターにリスを使っていたそうで、そのグッズが最近になって復活しているそうでして、それも見せてもらう。キーホルダーっぽい、こういう店には意外なほどポップなデザイン。
駄目ですね、もう。。。
これも購入。。。
で、やっと店を出る。
うーむ。。。
あ、フェラーリの店、行かなくっちゃ。
フェンディーの店から直ぐのところ、赤いフラッグで一目瞭然です。
  
今年のモデルのF1シャーシ、そして、おおぅ、2000年モデルとはいえ、本物のフェラーリのF1エンジンも展示してある。うわ、写真写真。。。
シャッターを押した瞬間でした。
店のスタッフが血相を変えて飛んで来た。撮っちゃ駄目だ、とか言ってるぽっい。エンジンの写真、右側に写っている手がそれなんですけどね(^^;;
「あ、、、そうか、ここには最高技術が結集されてんだもんね(^^;;」
でも、時すでに遅しで、、、別に何処にも「撮影禁止」を伝えるメッセージは無いんだけどなぁ、F1シャーシの方は沢山の人が撮影していたけど。
店内、色々なグッズが売ってましたよ。
歴代のF1カーのミニカーとか。そこそこのサイズの大きいものになると、1台で2,3万ぐらいの値段で(^^;;
あと、時計やら服やら、、、まぁ、“フェラーリ”ってブランドですからねぇ。
会社の同僚で、同じチームにいる方が車好きなので、何かしらフェラーリのグッズを買う予定はしていたのですけど、ここの店には比較的値段が高い感じのものが多かったのでパスしました。
さて、フェラーリの店を後にして、次はトレヴィの泉へ向かう事にします。
ここから散歩がてら歩いて行ける距離のようなので、地図を片手に散策開始です。
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