イタリア旅行 —9月19日—
・ローマ2日目-ヴァチカン(2)
やっとヴァチカン博物館から出て来ました。
さて、遅くなりましたが昼御飯としましょう。
レストランやカフェは、周りに沢山あるので何処に入ろうか悩んでしまいます。
ふと賑やかな通りに出た時、レストランの店員さんらしい一人のおじさんが声を掛けて来た。手にはメニューを持っていました。
むぅ、全部、イタリア語で書いてんですけど、、、(^^;;、、、まぁ、値段も手頃のようですし、おじさんが気さくで良い感じでしたので、そのお店に入る事に。
料理を注文して待っていると、、、
この通りには、沢山の飲食店があるようで人通りも多く賑やかなのですが、向かいにあるレストランでも店員のおねーさんが、頑張って呼び込みをしているようです。。。
が、、、なかなか立ち止まってくれないようです(^^;;
それに比べて、私達が入った店の方は、コンスタントに客が入って来ますよ。
「おねーさん、押しが足りないよ?」
、、、とか妻と話をしていたんですが、、、おっ、おねーさん、客の足を止めたよ。
向かいの店の中から、男性の店員が出て来て少し心配そうに見てますよ(^^;;
頑張れ、おねーさん。
でも、なかなか客の足が店に向いてくれない模様。
すると、その男性の店員が、サッと客のところに行って、店内に案内する仕草をしてます。
おー、お客さん、ゲット。
、、、っていうか、やっぱり、おねーさん、最後の“一押し”が弱いと思う(笑)
で、料理を食べていると、何処からともなくアコーディオンとギターの音色が聴こえて来ます。
どうも親子らしい二人が演奏しながら、こちらの店に近付いて来ます。
子供の方がアコーディオンを奏でています。
いやもう、大阪の梅田とかで演奏している、どうしようもないバンド・モドキとは比べ物に成らないぐらい上手いですよ。
まぁ、こういうシチュエーションとも合ってますしねぇ(^^;;
でも、もちろん、ただ演奏して終わりではなくて、レストランで食事をしている客の前で、「一曲、どうですか」と回っているみたい。もちろん、演奏してもらえば、幾らかのお金を払う事になるんだろうけどね。
すると、私達を誘った店員のおじさんと、向かいのレストランの店員のおねーさんが、道端でコソコソと話を始めてます。
あれれ、ライバル店同士なのに(笑)
どうも、店員さんは、この演奏する二人を、あまり良く思ってないようでした。
まぁ、これで客とトラブルにでもなれば厄介でしょうから。
さて、最後はエスプレッソで終わって、、、
さあ、いよいよサン・ピエトロ広場に行きますよっ!!!
少し歩くと、古びた城壁っぽいものが見えて来ました。
下はアーチ上になっていて、城壁を潜る事が出来ます。
さて、、、そこを潜ると、、、
うわー
うわー
でけー
でけー
、、、っていうか、
ひれー(ひろーい)
広場を囲む半円形の回廊も、高さは吹き抜けで3,4階ぐらいの高さはあろうか。柱は284本もあるらしい。。。
毎週日曜は、ここからローマ法王が話をされる。
そのための音響設備も、回廊に備え付けられていました。
今日は月曜ですけど、昨日だったら凄い事になってんだろうなぁ、、、ここに数万人とか集まるんでしょう。
まさしく、ここがカトリックの総本山。
ここで、妻が一言、、、
「国境って、何処だろう」
おぉ、そうです。
ヴァチカンは、イタリアの中にある「小国」です。
ここだけは、イタリアではないのです。
んー、きっと城壁とかが国境の役目になっているのだろうか。
正面にはサン・ピエトロ寺院があります。中には入らなかったのですが、もちろん入る事も出来ますよ、5euroだったかな。こういう神聖な場所は、単パンとか服装によっては入場拒否される場合があるそうなので、注意しましょう。
ここの城壁の外側に公衆トイレがあって、妻がトイレに行ったのですが、面白いのが地下に公衆トイレがあって、車椅子専用のエレベーターまである。ここは無料トイレとの事なのですが、ちゃんと管理人が入口にいたとの事。
外国の公衆トイレでは、よく便座が無かったとかありますし、実際、他で入った公衆トイレでは便座が無かったと妻が言ってました。
でも、ここの公衆トイレは可成り清潔にされていたようで、無料では珍しいんじゃないでしょうか。やはり、ローマ法王のお膝元ってのが理由か(^^;;
さて、ここからリソルジメント広場に出て、コーラ・ディ・リエンツォ通りに出ます。
ちょっとした繁華街という感じの通りで、色々とウインド・ショッピングしながら散策。
しばらく歩くと、テヴェレ川に出ました。
橋の手前にリベルタ広場という小さな公園があったので、ここで一休み。
んー、清々しい。
なんか、背広着た、バリバリの会社員って人もジェラート食べてますよ。
川を渡ってから左に折れてしばらく歩くと、地下鉄A線のフラミニオ駅に到着。
いやー、今日もよく歩いたねー
もちろん、地下鉄の車内では細心の注意をして、、、ね(^^;;
今日でローマは最後です。
明日はフィレンツェに移動です。
今宵は、ちゃんと晩御飯も食べようという事で、夜、少し遅い時間にホテルを出る。
近くで良さげなレストランがあったのですが満席ですし、待っているうちにオーダーストップの時間になりそうだったので、別の場所へ。
そういえばテルミニ駅には地下街があったよね、、、という事で行ってみる事に。
まあ、普通に地下街です(^^;;
大阪や東京都心の地下街と似た雰囲気。
ちょうど雑貨屋っぽい店があったので、水を買いました。
うーん、ピンとくる飲食店も無かったので地上へ。
なんかねー、テルミニ駅の周りって、ガーリックとかオリーブオイルとかの、凄く食欲を刺激する良い匂いが漂っていて、、、お腹、空いた。。。(笑)
そんなこんなで、ホテルの裏側(テルミニ駅とは反対方向)で見付けたレストランに入る。
サラダやスープ、フルーツと、お腹はそれなりに空いていたのですが、昼間に食べ過ぎていたので軽めのメニューを注文。
となりの席、ちょっと年輩のイタリア人らしき方がいまして、、、たぶん仕事帰りとか、そんな雰囲気の二人が話をしていたのですね。
で、私達が注文したメニューってのが、、、
サラダとか野菜スープとかフルーツでしょ。
ベジタリアンなメニュー。
ちょっと驚いているのがわかります(^^;;
で、フルーツがね、リンゴとか丸々1個とか入ってて。
妻がナイフでリンゴの皮をむこうとした時も、なんかちょっと驚いたっぽい雰囲気だったり、ブドウもあったのですが日本のものみたいに、口の中で直ぐに身と皮が分離されないんですよ。そんなもんですから、しかたなくブドウの皮を手でむいたりしていたら、また驚いていたりして(笑)
結局、ナイフが全然切れなくて、リンゴの皮はむかなかったのですけど。
二人できっと、「変わった東洋人だ」とか話をしていたのかなーと。
後で、リンゴの皮むき(1本で繋がった状態のアレですね)をしたら、凄くウケたんじゃないのかな、とか妻と話をしました。
そんなこんなで、ホテルに帰って荷物の整理をして。
明日は、9時半のユーロ・スターでフィレンツェです。
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