いやぁ、なんかiTMSで稲川淳二氏の「あなただけに語りかけるリアル怪談 1&2」を購入(笑)
昔ね、彼が出ていた番組で「恐怖の100物語」っていうのがあって、ただ視聴者を読んで怖い体験話を淡々と話すだけっていうもので。
うっすらBGMが流れる程度で、もちろん再現VTRなんかもなく、ただ話すだけ。
これが、けっこうイマジネーションが広がって、なかなか怖かった。
で、久々にiTMSで稲川淳二氏のを試聴して欲しくなり購入。
うん、なかなか怖い感じで良いですねー
ちと、900円は微妙に高いと感じてしまいますが。
夜一人で部屋を暗くして、ヘッドフォンで聴くと、たまんないかもしれません(笑)
まだ2作品(1作品に3話収録)しかありませんが、とくに第2弾の最後の話「さとこ」は、けっこうキます。
ちなみに私は今まで、そういう体験はもちろん、ニアミスをしたことさえありません。
個人的に理由は無いのですが、死後の世界はあると思ってます。有るからといって、霊魂が生きている人に悪さをするとか、そういうのはあまり信用しませんが。
無くても有ってもいいかなと思うレベルなので、それだったら有った方が面白いだろう、と。
もちろん、宗教観から見れば必ず有るわけですけど、宗教から観る死後の世界って、それは生きている人達が作り出した世界ですから。
そうじゃなくて、純粋な死後の世界は、有ってもいいんじゃない、、、とは思う。
確か何かの番組で、とある科学者が話をしていたのですけどね。
科学的に完全否定出来ないにも関わらず、「科学的ではない」みたいな事で、そういう死後の世界とか霊魂の話とか、否定したりするじゃないですか
でもね、この科学者の意見が凄く面白くて。
生物で最初に「死」を知ったのは人間だろう、と言うわけですよ。
なるほどー、、、と思いました。
よく猿が死んだ我が子をずっと抱いているシーンがあったりしますが、これも単に我が子が死んだという事を理解出来ていないだけ、というのが本当のところのようです。
「死」という最後を知ってしまった以上、その最後への恐怖やその先にあるものや、色々な事を人間は考え始めたと言うんですよね。
それも、人間という生き物の進化の過程だと。
もちろん、その中で宗教も生まれたし、こういう怪談話も生まれた。
そうする事によって、人間は「死」という最後を知っていながら、上手くバランスを取ってるんだと。
だから、安易に科学的ではないとかいう理由で、そういう世界を科学者が否定するのは問題だ、、、と言うんです。
こういう考え方って、宇宙の起源にも通じるものですよねぇ。
宇宙の起源についても、科学的なアプローチと宗教観や哲学というアプローチと、上手くブレンドしようとする動きがあるわけですから。
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