シンセサイザーの音作り

趣味で昔から、シンセサイザーを使った音楽をしていたりします。その流れでテクノも好きになったわけですが。で、年に何回か、イベントで人前でのパフォーマンスをする機会があって、大したものでもないですが、とりあえずオリジナル曲をやってます。
シンセ使う人、多いけど自分で音を作ってる人は、ほとんどいない。ハードウェアのシンセでもソフトウェア・シンセでもそう。確かに、何百種類という音色が、始めから用意されているから、わざわざ作る必要ないわけで。
ただね、なんというか、それって、つまらんでしょ、と思うわけです。
始めから用意されている音色の種類に関係なく、まずシンセを使うスタートとして、「何か、音を作ってみよう」という発想が無いのが、とても寂しいのです。
でね、最近、思うんですけど、、、


松武秀樹さんとか、日本シンセサイザープログラマー協会とか立ち上げて、活動しているじゃないですか。
シンセのプログラマー(マニュピュレーター)の地位向上やシンセサイザーの普及などを目指して。
この気持ち、最近になって、よく分かるのよね。
自分一人でパフォーマンスする時もそうだし、何人かと組んでやる時もそうなんだけど、1つ1つの音作りに対して、ほとんど評価されないのよね。キックやスネア1つの音を作るのにも、何台かのシンセ立ち上げたりして音作りして、サンプリングして加工して、、、とかいう作業していたりしても、評価されない。
もちろん、シンセの音作りって、まぁ、裏方に近いわけで、そういう意味ではしかたがないのかもしれないけど。
でも、こういう音がボタン1つで出ると思われているのがね、やはり、納得できない。
どうしてだろうねぇ、、、全体と同時に、こういう1つ1つの音を聴くっていう事、出来ないんですかね。
つまらん、音楽の聞き方だと思うけどなぁ。
あ、あのベースのプレイヤー、めちゃカッコいい、、、と思うと同時に、あの曲のベースの音、気持ちいいよねー
、、、とか、気づいて欲しいですよね、やっぱり。

コメント

タイトルとURLをコピーしました