口実

坂本教授のブログ、先日の北朝鮮「核実験実施」についての記事がエントリーされてます。
日本が核兵器保有国になるのは、米国が許可しないとは思いますが、確かにお得意の「有事の際」という文言で、憲法改正や教育基本法改正と絡めて、今よりも軍事的な国造りへの口実が生まれつつあるのは、事実のような気がしますねぇ。


ただ、実際に「有事」が起こってから、日本政府自体が日本国民を守る術が無いというのであれば、それはそれで別の問題のような気もしますし。
自国民を守るための“軍”は必要だと思うのですが、それをするなら、まず日米同盟を根本から見直すのが先だとは思います。自国民を守るための“軍”が、アメリカ主導で動くのであれば、そんな“軍”は必要無いと思いますし。
憲法改正も、、、確か以前に書いた記憶があるのですが、、、
時代に追いついていないとか、そんな理由で改正すべきじゃないですよねぇ。
時代に追いつたものにするのは、各種の法律であるべきだと思います。
PKO法案の時も、憲法と照らし合わせて可成り無理のある解釈で成立した経緯がありますけど、重要なのは法律が出来るまでの議論だと思うんですよ。
議論になれば、ニュースになって情報が流れる。そうすると、私も知る事が出来る。
しかし、最初から憲法上でOKなんだという話になると、ろくに議論もせずに賛成多数で流れていってしまう。
議論したあげくの無理な解釈よりも、ろくに議論もせずに流れてしまう方が、よっぽど危険なんじゃないかと。
うーん、憲法は改正する必要、本当にあるんでしょうかね。
憲法を改正するには、確か国民投票をする必要があるんでしたっけ?、、、詳しくは知りませんが、そういうルールも変えちゃうのかな。。。
教育基本法の改正は、、、どうなんでしょう。。。子供をもつ親、、、お母さんお父さんが賛成なら、しかたないですかね?

コメント

  1. ごーろにゃーご より:

    一番怖いのは、大衆が「やっちゃえ」的な勢いに流れる事ですよね。
    根底に一夜漬け的な正義感があって、悪意があれば振り返りもする
    のでしょうが、自分のこれは正義感からだと自負していると、つっぱ
    しってしまう。こうなるともう、それを利用して権力は浪花節ですき
    放題に行けてしまう。気づいたときには「皆でまちがったから、
    しょうがないよね」みたいな。 子供は被害者ですよね。
    戦争は外交の最悪の手段といいますが、ろくな外交もしないで一気に
    軍国化という流れを、「大人の外交」と、提灯持ちの評論家や近所の
    おっさんが頷いてしまうのは、何か、こういうぐらいの理解力の中で
    売れている(とくに推理)小説や音楽って、うーんやっぱりうーん・・・と・・・。
    本当にいいものはそんな隔たりもス

  2. うにょ303 より:

    >ごーろにゃーごさん
    こんにちは。
     >一番怖いのは、大衆が「やっちゃえ」的な勢いに流れる事ですよね。
     >自分のこれは正義感からだと自負していると、つっぱしってしまう。
    いやもう、某超大国のやっている事、そのまんまですよねぇ。
    いやはや・・・

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