先日から、分娩中に意識不明の重体になり、後に死亡した、ある医療事故(事件と言うべきか、、、)の話題がニュースになっていましたね。
最初に入院した病院で対応出来ないという判断で、19の病院に受け入れを打診するも、全て拒否されてしまったという。
その最初の病院で、内科医の助言をきかなかった主治医に、やはり最大の問題があるんだろう。病院の体質として医師同士の横への繋がりが薄かったり、「私が主治医、他の医師にとやかく言われる筋合いは無い」というのもあるだろう。
うちの母の時も、医師同士の温度差を感じる事はあった。その時は、内科医と外科医という、あきらかに違う立場の場合でしたが、、、
、、、というのが、だいたい何処のニュースでも扱っている内容のようです。
が、本質的な事で言えば、やはり受け入れを拒否する病院が多かった事について、問題にするべきだと思うんですね。
これには、特に産婦人科や小児科絡みでの死亡時の場合、訴訟される確立が非常に高いというのが背景にあると思うんですよ。
病院側からしてみれば、一人の患者の生死と訴訟される事を天秤に掛けたら、これは訴訟される事の方が怖い。受け入れでもして、うちの病院で死なれたら困る、というのが本音なんじゃないかと。
病院や医師の技量を客観的に判断した上での避けれない「死」だったのか、それとも回避出来た「死」だったのか。
問題は、前者でも訴訟が起きてしまう事なのでしょう。
医療側だけではなくて、それを利用する側にも大きな問題なんだと思う。
千里中央で見つけたオアシス
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