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すいません(^^;;
遅ればせながらの紹介です。
QuadraからKaitoへ、そしてTREAD等、テクノからハウスに舞台音楽まで手掛け、最近は写真家としても活動しているヒロシ・ワタナベさんと、グラフィックデザイナーの北原剛彦さんが立ち上げたレーベル“norm”から、シリーズで発表されているTREAD名義5枚目のフルアルバムです。
ジャンルでいうと、Deep HouseとかTech Houseの部類に入るタイプのサウンドだと思います。
音を最小限度まで削ぎ落とし、彼等のスケッチ的サウンドで展開される、グルーヴィーでいてチルアウト出来る、とても綺麗なトラックの数々です。
ワタナベさんの音を耳にしたのは、、、Quadra名義でN.Y.在住で活動されていた頃ですから、ずいぶん前になりますね。ちょうど、Quadraの1st.アルバム(私にとって、星の数ほどあるテクノ&ハウス楽曲アルバムの中で、Top10に入る最高に好きな作品です)が出てまもない頃だったかと。これが切っ掛けで、メールインタビューが実現したり、その後に参加されたコナミの音ゲー「ビートマニア」からのフル・アルバムで、thanksに名前を載せて頂いたり(^^;;、、、と。
でも、実際にお会い出来たのは日本に帰国されて、それから随分と経ってからで、僕が東京のパーティーへ遊びに行った時のこと。
それ以来、大阪へDJやLIVEに来られた時等、お会いしては色々と話をしました。
このTREAD、自身のレーベルであるという事もあって、制約が無い。
でも、それは長所のようで凄く短所な面もあって、1つの作品を作り上げるにあたっては、その自由度が邪魔をする事もある。
音数を最小限度にするという制約もそうですが、1日(1晩?)1曲という具合で、北原さんと凄いテンションを上げて一発集中という感じにまで追い込んで作り上げたりもしているそうです。
TREAD 1から4で一区切り。この5枚目から、また違う展開が待っていそうです。TREAD 6で、どう変わっていくのか、次回作も凄く楽しみです。
テクノとかエレクトロ・ミュージックが好きで無い人でも、こういう楽曲なら凄くすんなりと耳に入るんじゃないかと思いますよ。
ambient modularsynth sound 2022.0904
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