掛川花鳥園&寸又峡温泉#02

それは妻の、「正月、花鳥園に行かへん?」という一言が始まりでした。
うん、どうせ正月は暇な時間も多いし、いいかもね、と。
もちろん大阪に住んでいる者としては、てっきり神戸花鳥園に行くもんだと思い込んでました。
「違うよ、掛川花鳥園の方」。
へ?、、、かけがわ、、、??
掛川って何処だっけ、、、聞いた事あるけど、、、???
あー
あー
“つま恋”だ(笑)
、、、って静岡まで行くの?日帰りで?
そんなわけで、静岡まで行って日帰りもないだろうという話になり、1泊する予定に。しかし、既に12月に入ってるわけで、元旦からの1泊なんて、空いている宿なんてあるのでしょうか。ビジネスホテルだとツマラナイから、やはり温泉宿とかに泊まりたいねぇ。。。
まずは宿探しです。


掛川の近くで、、、温泉宿、、、って、う〜ん、パッとしないなぁ。ビジネスホテルは、それなりにあるんだけど。
ここから、天竜浜名湖鉄道が走っているので、天竜川方面へ乗って行くと、温泉峡っぽいところを見つけたのだけど、ネット上で情報がほとんど見当たらない。
むーん、どうしたものか。
何気に地図を見ていると、、、東海道本線の「金谷」駅が目についた。
「あ、金谷。大井川鐵道あるなぁ、、、確かこの辺も温泉峡とかあったよな」と、検索。
昔、友人と大井川鐵道のSL&南アルプスあぷとラインを乗るためだけに、ここへ訪れた事があるんですよね。
まだ、大井川ダムが建設中でダム湖に沈む村が見えた記憶が残ってます。
直ぐに、寸又峡温泉を発見。大井川鐵道の終点、千頭駅からバスで40分ほど。
雰囲気、良さそうな感じで。千頭からバスで40分という事は、かなり山奥にあると思うので、隠れ温泉っぽい感じだし(寸又峡温泉は有名だと思うけど)、ここで宿を探してみよう。
正月料金で値段も高いので、微妙に安くて(笑)空いている宿はないかな、、、元旦からの1泊で空いている宿を2軒ほど発見。で、料金の安い方だった山湯館に予約する。
さて、後は、、、大井川鐵道の名物、SLに乗れたら良いのだけど。。。
金谷発が11時48分。逆算していくと、新幹線を使うにしても大阪を朝早くに出発しなくちゃいけない。。。さすがに元旦早々の朝早い出発は嫌だよねぇ、、、という事で残念ながらSLはパスする事に。
1年を通じてSLを運行しているのは、この大井川鐵道とJR西日本のSL山口号ぐらいじゃないかな。
大井川鐵道は、よく映画の撮影でも使われる路線なので、知っている人も多いんじゃないかと。
出発当日。
新大阪から新幹線で名古屋、名古屋で駅弁を買いつつ“こだま”に乗り換えて掛川まで。
掛川から東海道本線に乗り換えて、2つ先の金谷まで。ここから大井川鐵道に乗り換えです。

なんか、臨時の駅舎っぽいですが(^^;;
切符を買うと、懐かしい硬券じゃないですか。
そしてホームに入ると、、、何処かで見た事のある車両が、、、

あれ、近鉄じゃないの(^^;;
お古を貰ってきて使ってるようですね、、、これ昭和40年製造だと書いてあった。私が生まれる前から走っていた車両なんだなぁ。
SLに乗れなかったものの、千頭を15時23分発の上りSLと駅ですれ違うので、見る事が出来ました。

C11だったかな、C12だったかな。小さいSLです。
大井川沿いを走って、1時間半ほどで終点の千頭駅に到着です。

ここからバスに乗り換え。
寸又峡温泉行きで終点までの、40分ほどの道程。
バス1台がやっと通れる程の道を、くねくねと走り続ける。山を一つ越えた先に、ぽつんと拓けた場所に寸又峡温泉がありました。たぶん千頭方面に通じる道路は、この1本しか無い感じなのでヘリポートもありましたね。
着いたのが16時半だったので、そのまま宿にチェックイン。

で、ちょっと外へ。
散策コースも沢山あるので、連泊する人や早い時間に着いた場合なんかは、ゆっくり自然を感じれる場所だと思いますよ。私達は、もう薄暗くなって来ているので、ブラブラしながらお土産屋を見て回ってました。
夕食は、鹿や猪の肉料理&山の野菜料理を中心とした感じ。
凄いゴージャスってわけでもないですが、とても美味しかったです。
温泉も、気持ち良くて久々に「温泉いいなー」という感じで、ゆっくり出来ました。
朝食は、温泉たまご出るかなーと思っていたら、おせち料理でした(^^;;
掛川花鳥園で、出来るだけ時間を使えるようにしたいので、朝は8時50分発のバスで昨日と逆のコースで掛川まで。
掛川花鳥園は、掛川駅から歩いて10分ほどの近い場所にあります。
掛川花鳥園の話は、「掛川花鳥園&寸又峡温泉#03」へ続く。

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