そういえば、先日の渚音楽祭で思い出し事なのですが。
少し前、中古シンセ専門店implant4さんへ遊びに行っていた時に話をしていた事なのですが、私は四捨五入したら40代になって来た年齢なのですが(笑)、例えば海外だとウッドストックであったり、サマー・オブ・ラブであったりとか、日本国内だとグループ・サウンドとか反戦とフォーク・ソングとか、つま恋とかね、、、そういう音楽シーンというか、そういう“何か”が成長していくシーンをリアルタイムで経験とか体験出来た世代かというと、残念ながらギリギリにアウトな世代なんですよね。
もちろん、私より若い世代は、なおさらの事で。
音楽に限った話だと、もの心ついた時には、ほとんどの音楽シーンとかね、そういうのは確立されちゃってて。
80年代前半、海外ではクラフトワークとかDEVOとか、日本だとYMOとか、テクノポップ全盛時代は知ってはいますが中学生とか高校生の頃ですから、シーンを体験したという印象は無いんですよね、残念な事に。
そんな中で、凄く貴重な存在だったのが、テクノ。
80年代前半のテクノポップじゃなくて、80年代後半から90年代で盛り上がったテクノ。
これはね、実体験できたわけです。
シーンが生まれて成長していき、成熟していくという過程の全てを、リアルタイムで体験できたんですよね。
特に1996年のRAINBOW2000は決定的で。そりゃもう、つま恋に匹敵する衝撃が、あの頃の私にはあったわけで(^^;;
そう考えると、テクノに出会えたのは凄く良かったな、と。
だから、今回の渚も、こういうシーンが元気に存在してるんだと思うと、凄く嬉しい。
今の20代とかね、そういう“シーン”ってあるのかなぁ。
音楽じゃなくても良いのだけど。
そういえば、来年は名古屋でもあるのかなー、渚。開催されるといいね。名古屋なら遠征できるかも(^^;;
幻のシンセサイザー
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