11月30(金)〜12月1日(土)と、今年は大阪で催される「シンセサイザーフェスタ OSAKA 2007」で、ここのブログで大阪の中古シンセ専門店「implant4」さんが、目玉コーナーの一つである、シンセサイザー・ミュージアムに全面協力という形で参加されると書きましたが、もう一つ、えらい事になって来ました、、、
と言いますのも、、、このイベントと合わせる形で「シンセサイザー最強パフォーマンス・コンテスト」があって、事前に作品を送り一次審査を合格すると、このシンセフェスタ当日のステージでパフォーマンスする、最終審査に出場してもらうというもの。
で、、、ちょうど「Patching Pub」の最後に入っている、♪Patch Jungle LIVEを作っていた時、、、作っていた時というか、その時点では、ただ気の赴くままにパッチングしていただけなので、曲みたいにするつもりも無く、録るつもりもなく、ただジャムって遊んでいただけでした。
しかし、ふと、思いつきで、、、「これ、録って送ってやろう。モジュラーだけだし、、、ウケるかなー」って。そんな、よからぬ事がフツフツと。。。(笑)
作品は5分以内という規定、モジュラーは延々と走り続けているので(笑)、時計を見ながらA100を5分間ドライプ。
KAOSS PAD KP3を繋いで、ノリでディレイ掛ける感じで。。。
それを録って、音圧あげるぐらいの処理をして、他の編集は一切無しで、CD焼き。
応募用紙の使用機材欄には、デカデカと、、、
・Doepfer A100 Analog Modular Synthesizer (18U custom)
・KORG KAOSS PAD KP3
、、、とだけ書き入れ(笑)、、、自己PR欄に、、、
「No MIDI!!」、「温故知新」、「再現不可」、、、
、、、なんて書き入れ(笑)。。。
送ったんです。
ホントに、審査に通るとか通らないとか、どーでもよくて(^^;;
松武秀樹さんもおられるし、モジュラーだけっていうのがネタでウケるかなぁ、とか、そんなノリでした。
そんな事よりも、当日はshinさんのMoog IIIcクローンのオリジナル・モジュラーが初めて、公の場で公開される記念日なので、そっちの方が楽しみでしたし、、、(^^;;
そしたら、コンテストを主催しているリットー・ミュージックから電話があって、、、
「一次審査を合格されました。当日の出演は大丈夫でしょうか?」と。。。
えええー(笑)
モジュラーだけですよ。
気の赴くままのパッチングですよ。
曲っていうか、電圧の塊のような音ですよ。。。
真面目に「再現不可」っすよ。
それ、選んじゃうのー、まじで(笑)
うーん、そういう事をステージでもやれっていう、そういう事なんだろーなあ(^^;;
うん、当日は私のA100フルセットを持ち込んで、現場でパッチングします。
なので、現場でパッチングしてみない事には、どんな音が飛び出すか、私にも判りません(笑)
本当に即興です。
特別、何かをしようとは思ってません。
普段、自宅でパッチングしながらジュムって遊んでいる、それをそのままステージでもやるつもりです。
そこには「曲」という概念も、「音階」という概念も、何もありません。
存在するのは「電圧」だけ。
私は、その「電圧」に、イタズラしてみるだけです。
モジュラー・シンセサイザーって、その仕様や風貌からヴィンテージとか古い時代の古いシンセというイメージがあると思いますが、Doepfer社をはじめ、海外では沢山のモジュラー・シンセ・メーカーが存在します。
決して、古いシンセでも仕様でもありません。今の、リアルタイムにあるシンセです。
ピアノとトランペット、どっちがとか比較出来ないでしょう?
モジュラーも、他のシンセと比較出来るものではありません。
そういう、モジュラーの面白さ・ヘンテコさをステージで少しでも出せたらなぁ、と思ってます。
出演日は11月30日(金)の18時からコンテストの本番となるらしいです。
さてさて、どうなりますやら〜(^^;;
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