話題になっている「ミシュランガイド東京2008」。
そもそも、サービスや味の評価は人それぞれで曖昧なものですし、訓練された調査員にしても昨日と今日では感じる印象も違うはずですから、三ツ星の割合が多いとか色々と賛否両論はあるようですが、一つのガイドブックとしては面白いんじゃないでしょうか。
それに、まあ、フランス料理とかイタリア料理の本格的な店となると、日本もレベルは高いとは思いますしね。日本人気質的な部分は、クリエイティブな分野で評価されるべき事柄も多いはずですし。
ただ、凄く疑問というか、これはぜひミシュランにやって頂きたいと思うのですが、、、
日本料理。
店構え、人のサービス、器、盛り付け、食材、見た目、味、、、等々、あたり前の事以上に、目や鼻では感じる事の出来ない日本独特のわび・さび、というか、空間というか、そういう世界が日本料理にはあると思うのですが、、、
今回、日本料理店も三ツ星に入っていますが、もし日本料理の神髄を感じるなら、それは東京ではないだろうと。
日本料理の中でも、最高峰と思うのは「京料理」。
今回は東京限定だから、しかたないのだろうけど。。。
(日本料理は、その店のある土地にも深い意味合いがあるべきですし)
京料理を京都以外で食べる事は簡単ですが、権威のある三ツ星に選ぶのであれば、その空間や1,000年の歴史の上で構える京都は、絶対的な世界だと思います。
ミシュランには、ぜひ京都で改めて「日本料理」を体験してもらいたいと思うなあ。
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