The Phonos&4D Modulation Studio

先日の「京都でTechnoライヴどすえ5 お江戸殴り込み 其の弐」で出演されていた、The Phonosと4D Modulation Studioのアルバムを、それぞれ購入しました。簡単に御紹介しますね。
The Phonos
Koichi Ito + CUBE(K5)


「少年のユメ」
01. introduction
02. syonen no yume
03. nostalgia
04. spiraling
05. blue
06. memory
07. kokorokoko
08. sora
09. taboo
10. fern seed

坂本龍一氏公認となった、坂本教授の作品群を若手アーティスト達が再構築したトリビュート・アルバム、「music plans SKMT Tribute」に、それぞれ参加した事が切っ掛けで知り合い、そして結成されたユニットがThe Phonos。
※伊藤コウイチ氏はUnnecessary Noise Prohibited名義で参加されている。
緻密に計算された電子音がパズルのように組み合わさって、小気味良いビートが生まれ、アンビエントな優しい空間を作り出してます。
見え隠れするノイズは、なんだか可愛く聴こえて来る。聴き終わると少し切なさが残る、ちょっと不思議な電子音が詰まったアルバムです。
CUBE(K5)さんとは、5月の「bpm3」で初めてお会いました。その時はメインの出演ではなく、転換時のDJとして参加されていました。その後、7月のYMOイベント「YMN2」で初めてライブを聴きました。澄んだ透明感のあるサウンドが凄く印象的で、聴き入ってました。更に、西田彩さんと次に紹介する4D Modulation Studio、このお三方の即興アンビエント・ライブまであり、素晴らしい演奏でした。
(この流れは、京都でTechnoライヴどすえ5に続くわけですね)
4D Modulation Studio
Tsuyoshi Obata


「echo」
01. towering
02. numeric by radio
03. desert
04. round trip
05. canal
06. lasi
07. room
08. i.d.
09. arm w/o body
10. echo
11. coda

坂本龍一氏がパーソナリティを勤める、81.3 FM J-WAVE「RADIO SAKAMOTO」のAUDITIONで、何度となくノミネートされ紹介されている、尾畑氏の4D Modulation Studio名義のアルバム。RADIO SAKAMOTOで紹介された楽曲も、数曲収録されています。
ジャズ、ボサノヴァ、クラシック、エスニック、そして電子音。
尾畑氏のフィルターを通して、多様な音楽シーンを溶け込ませた、ちょっとリッチで優雅な気持ちにさせてくれるアルバムです。
尾畑氏、、、と言いますか、、、Cue!さんと呼ばせて頂く事の方が多いのですけど。
初めてお会いしたのが、上にも書いた「YMN2」の時。私は白衣を着て、モジュラー・シンセで即興ノイズ?みたいな事をしていた。
モジュラーに興味を持たれたみたいで、西田彩さんから紹介されて、「オシレーターがこれで、こことここがフィルターなんですよー」なんて、話をしていたのですけども、その時、Cue!さんが4D Modulation Studioという事も何も知らず、、、後で聞いて「えええー?!」って驚きました。
と、、、まあ。
どちらも素晴らしい音が沢山と詰まったアルバムです。
機会があれば、ぜひ聴いてみて下さいませ。

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