鉄道ファン、とりわけ鉄道模型ファンなら「メルクリン」というブランドは、一度は耳にしたり、その鉄道模型群を観た事があると思います。
鉄道模型の老舗にして名門、そのメルクリン社が破産したそうだ。。。
私が小学生の頃の友達で、既に一戸建ての家に住み(笑)、勉強もスポーツも万能で、私立中学校に進んだNくんという友達がいた。
御両親も気さくな方で、よく家に遊びに行った。
そこで目にしたのが、そのメルクリンの鉄道模型。そう、あのHOゲージの模型だった。
元々、私の母の田舎が長野県の伊那で、小学生の頃は新幹線で新大阪から豊橋、そこからJR在来の飯田線という、天竜川の渓谷を縫うように走る路線に乗って訪れていたので、鉄道には凄く興味があった。
メルクリンのHOゲージ鉄道模型は、重厚で本物の鉄道が走っている感覚があった。
欲しいと思ったけど、小学生の玩具として買うには、とても高い。
そこで、日本でNゲージが主流だったため、トミックス(当時は、トミ−)の基本セットを、やっと親を説得して買ってもらった記憶がある。
うーん、素晴らしいモノ創りしていたと思うのだけどなぁ。
「メルクリン」って名前を聞くだけで、子供の頃の憧れた記憶が蘇るよ。
今の子供は、そもそも外に遊びに行かないしね。
更に、その親も外に出ないしね。。。
こういうジャンルは、本物を体験してこそ、憧れる存在だと思うし。
鉄道に乗って、遠くに旅をした経験があるなら、とても魅力的な存在になる可能性だってあると思う。
コンピューターとネットワークの中の「バーチャル」って、目次を流し読みしている程度なんだと思う。
それでいて、理解したつもり、体験したつもりになってるから、なんか寂しいなと。
モジュラーシンセ考察 04
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