Saijo Wataru + Fatern 「WataFei」1st.アルバム
どこか不思議で懐かしい・・・・・
♪西條渉さんのギター。
アナログエレクトロニカの新世界・・・
♪フェイターンさんのテルミン。
浮かんで流れる音のゆらゆら、、、
アコースティックでアンビエント、ちょっとエレクトロニカな、MADE in JAPANにして、なんだか懐かしい思い出に浸れる、ゆらゆら不思議なインストゥルメンタル・ユニット、ワタフェイの1st.アルバムがリリースされました。
ライブ会場のみで、先行リリースされていた3曲入りCDに収録されている楽曲を含む、全8曲。
3曲入りCDと同じ曲も、より♪ゆらゆらサウンドに再アレンジ。そして、メロディや効果音として登場するテルミンの音が、全然違うのです。
Etherwave Thereminをメインで使用されていますが、レコーディングにはEtherwave Proを使用されていて、独特の♪甘く太い音になっています。なんて言うんですかね、森の妖精がテナーで歌ってる感じというか。
CDを再生させると♪水灯り、ピアノのようなリズミックな音とテルミンの効果音が優しく入ってくる。そこに渉さんのギターが入り、フェイさんのテルミンが歌う。
ほんの数十秒で、ゆらゆらワタフェイの世界に包まれます。
3曲目には、ぜひともライブで生で聴いて欲しい♪雨猫宿り、もう猫好きにはたまらない音が飛び出して来るかも?ですよ。
4曲目♪狐の嫁入り、7曲目♪くじらたゆたう、この2曲は特にアンビエント色の濃い不思議な曲。ギターが揺らぐ中、テルミンはほとんど効果音的にしか使われていない。なんともいえない、ちょっと切ない感じにさえ聴こえて来る、昔の自分の思い出や風景を、無意識に思い出していた。
最後♪形を変えて流れる雲のように、再び森の妖精が歌う。
おやすみ。
とにかく一言でいうと、「音」が気持ちイイ、そんなアルバム。
アコースティックな世界だけども、所謂「アコースティック」を全面に出してる感じがしないんです。それよりも、音が漂ってる「空間」を楽しむ、そんな世界に感じます。
ちょっと忙しい合間の休憩とか、寝る前とか、そんな時にもピッタリかな〜って思いますよ。
アルバムはインストですが、ライブでは「歌って踊れるフェイターン」ですから、1曲ぐらいは歌声を聴けると思いますし、実は絶妙な名コンビでボケとツッコミが入る、お二人のMCも聞き逃せません(笑)
レコ発のライブツアーは、関西以外にも東京、埼玉、広島、岡山、福岡、熊本が予定されているそうです。ホームページで確認して下さいませ。
お近くの方は、まぁ、騙されたと思って(笑)、ぜひライブへ足を運んでみて下さい。
きっと、お酒を飲んでなくてもホロ酔い気分で(笑)、ほっこりとなれると思います。
P.S.
ワタフェイのイキな計らいで、mixiのWataFei♪ワタフェイ・コミュニティ(要mixiアカウント)に入っている方々の名前(2009年3月22日付)が、アルバムのジャケットのthanks toに記載されているんですよね。
私、3月23日に、その事に気づいて(^^;;、驚いた次第です。
あ、CUBE(K5)さんも、、、そんなわけでアルバム購入の際には、私の名前も探してみて下さい(笑)
そういえば、モジュラーシンセやDRIFT BOXシリーズで登場する株式会社REON社製の機材もワタフェイのライブで使われていて、たぶん公の場でREONの社名がプリントされた商品は、このアルバムが最初だと思います。
Drum Station Rack
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