秋篠音楽堂ロビーでの、秋篠ユング･ムジカ「さつきコンサート」に行って来ました。
こういう機会が無いと、なかなか邦楽を耳にする時間も無いのですが、沢山のお客さんが来られてましたね。
高須理恵さんによる古典楽曲は、いつものように凄いなぁ、、、と思いつつ、なんでも体調が悪かったらしく、力を出し切れずに残念がってました。
特に良かったなと思ったのが、福田可織さんのピアノと尺八。
お互いの音のバランスが絶妙でした。「浜辺の歌」のアレンジも、あれは凄く良いなぁ、と思いました。
逆に少し残念だったのが、伊藤麻衣子さんの箏と尺八。
箏を聴いて、あぁ、上手いかも、、、と思いつつも、アンサンブルとしては箏の音が大きすぎて。。。
例え音量が尺八と箏で同じだったとしても、アタックの強さには尺八は負けてしまうので、そこで音量の差が出て来てしまう。
あと、尺八本体からは、あまり残響音が含まれないぶん、箏は本体自体で残響音も作るので、アンサンブルの時って、たぶん音量の合わせるのには色々なテクニックが必要なんだと思います。
そういう意味では、伊藤さんのソロを聴いてみたいなと思いました。
次は、6月の東京で大きな演奏会があります。
折り鶴のメンバーは、それぞれが良く知る間柄という事もあり、イキのあったアンサンブルも素晴らしいですよ。
「折り鶴」
日時 : 2009年6月18日(木)
18時30分開場 / 19時開演
場所 : めぐろパーシモンホール
前売 : 2,000円 / 当日 : 2,500円
出演者 : 岡崎 敏優(生田流箏曲)
櫻井 咲山(都山流尺八)
高須 理恵(琴古流尺八)
平田 紀子(生田流箏曲)
守 啓伊子(長唄三味線)
チケット(お問い合わせ) : ensemble_orizuru<アットマーク>yahoo.co.jp
※<アットマーク>部を「@」に変換して下さい。
お近くの方は、ぜひ。
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