そしてWIRE09

WIRE04以来、5年ぶりのWIRE09へ遊びに行って来ました。

会場である横浜アリーナには17時頃に到着。
アレ、人が少ない。。。
まだ開場1時間前とはいえ、、、WIRE04の時は、既にもっと沢山の人が待っていた記憶があるんだけどなぁ。
でも、まぁ、結局のところ、終電頃の時間帯には、沢山の人が来ていましたけどねー

とりあえず、グッズ・コーナーを眺めたりしつつ、まったりと開場を待つ事に。
グッズ・コーナーではWIRE09のTシャツやタオルとか、出演アーティスト関連のグッズとか販売しているのですけど、意外だなぁと感じたのが、けっこう沢山の人達がWIRE09のTシャツとかタオルとか購入してて、その場で着ている人が多い事。
みんな、WIREが好きなんだねー
18時前になり、開場。
人も、まだ2,300人?とか、そんな感じで、特に並ぶような様子もなく、横浜アリーナに流れ込む。
まだ18時までには数分あり、1Fのエントランス部分にしか入れない。ドリンクのコーナーやグッス売り場、インフォ等のブースが並んでいる。
そして、メインの1Fアリーナへの扉が開き、エントランスから大きな拍手。
と同時に、♪ズンっという低音と共に4つ打ちキックの音が鳴り響く。
さてさて、お祭りWIRE09の幕開けであります。


メイン・フロア、初っぱなはCHRISTIAN SMITHのDJ。
どっしりテクノで、まずはフロアを温める感じ。
30分ほど踊ってかな、それから会場内をぐるり散策。
2Fに上がると、ここにはセカンド・フロアがある。
こじんまりとしたフロアは、完全なクラブ・フロア仕様というイメージを想定している感じで、硬派な出演者が続く。ただ、フロアが狭いため、入場制限される場合もあるんですよね。WIRE04の時も、そうでした。
3Fに上がるとアリーナ席のフロア。
ほぼ全ての客席を開放している為、休憩するのには便利。1Fアリーナのメイン・フロアを見渡せますから。

こんな感じで。もちろん、音もバッチリです。
4Fに上がると、ここはいつも協賛ブースのフロア。
ここにはサード・フロアがあり、ここでもDJ&LIVEがある。
さて、1Fに戻ると、良い感じになってます〜
踊る〜
次にMODERATのライブが始まると、イッキにクールダウンするかのような、アンビエントとエレクトロを交えた、渋いライブが始まる。少し音を聴いてから、1Fアリーナの入口とは反対側に出ると、ここはフード・エリア。

早速、カレー(笑)

だって、レイヴの醍醐味は、食べる事じゃないですか(爆)
グリーンカレーと野菜炒めとのハーフ。これ、マジでめっちゃ美味しかったです。
お腹も満たされて(笑)、その足でセカンド・フロアに行く。
いやー、満員御礼って感じ。
サウナ状態。
まぁ、クラブらしいよね(爆)
JENS ZIMMERMANNかな?、、、ハードテクノ全開、ゴリゴリですよ。
ちょっと中に潜り込み、踊りますが、、、暑くて途中退散。
メインに戻るとDJ TASAKAが始まっていた。
いやー、祭りには似合うDJですねー(^^;;
サービス満点のアゲアゲでかっ飛ばしてます。
ここ一番での、スクラッチ炸裂も相変わらずカッコイイ。

レーザーの演出も綺麗ですしねー
思いっきり踊らさせてもらった。
続いてGUI BORATTOのライブ。

動画をアップされている方がいましたのでリンクさせて頂きます。
うわー、上モノがキラキラなテクノ。
これ、野外で朝方に聴いたら、とろけそうだ。。。
素敵すぎ、、、なんて思いつつ踊っていたら、私に突進してくる人の気配が、、、
あ、、、先日のJIB & CAFE 103PULPOでのプチ電子音ライブでお世話になった、オヒサマ嬢、、、
再会?を喜びつつ(笑)、私はセカンド・フロアに移動。
ちょうどBEROSHIMAにバトンタッチ。
ぐいぐい中に入る。相変わらず満員御礼。
BEROSHIMA、容赦ないね〜
高速テクノ、ハードなハード。
汗だくになって、一心不乱に踊ったなー
みっちり踊って、汗だくになり、ちょいヘロヘロで脱出。
エネルギー補給と思い、再びフード・コーナーへ。
そして、かき氷の上にマンゴーやイチゴの果実をのせ、練乳をかけるものを発見。
お、、、美味しそうだ、、、

いやー、甘過ぎず、サッパリ系。
疲れた体に最適(^^;;
メインでは、、、おっと、紅一点、ELLEN ALLIEN姉さんのDJが始まっている。

動画をアップされている方がいましたのでリンクさせて頂きます。
彼女のDJ、基本はミニマル系だと思うんですね。

そういう意味では、メインの雰囲気よりはセカンド・フロアの方が合っていると思うんですね、音的な意味で。
でも、この動画にあるように、たまに「可愛い感じ」の選曲もする。
そして、とにかくDJブースでノリノリなんですよね、彼女。のりピーどころの騒ぎじゃないですよ(笑)
DJそっちのけで踊ってる。
で、可愛い曲が流れてる。
まー、彼女の人柄がストレートに出てる選曲で、なんとなく微笑ましいのが、きっと良いんでしょうね。
だからメインでもDJパフォーマンスとして成立してる。
ALLIEN姉さん終わりで、4Fのサード・フロアに向かうと、WIREでは御馴染み、テクノというジャンルで彼以上のパフォーマンスは無いだろうと、最高なDJを披露する、JEFF MILLSが衛星中継でDJしている、、、らしい。

ここも、そんなに広くはないので、けっこうすし詰め状態。
衛星中継でジェフの姿が映ってますが、、、DJプレイは素晴らしいのは当然なんですが、、、どうもなぁ、本人が目の前でプレイしてるわけじゃないですし、、、案外、バックステージでプレイしていたりして、なんていう冗談が頭の中を過りつつ、、、さすがに疲れたので3Fのアリーナ席で休憩する事に。
なにげに携帯電話を観ると、メールが。。。
あ、、、15年来のレイヴ仲間、最近のメタモルフォーゼでは色々とお世話になっている、神様さんからでした。
おー、彼も来ているらしい。会えるかな〜
あえて、「じゃー、何処かで待ち合わせしましょ」と、お互いに連絡しないのが良いのですよね(笑)
同じ会場にいる事は確かなので、まぁ、運が良かったら会えるでしょー、みたいな感覚で。
そして、メインのフロアは、さあ、待ってました。
WIREの仕掛人、オーガナイザー・石野卓球の出番です。
何時もの?ように、「わいやぁぁぁぁ」というロボット・ヴァイスからスタート。
しばらくアリーナ席で休憩しながら、卓球のDJに耳を傾ける。

動画をアップされている方がいましたのでリンクさせて頂きます。あ、、、この動画もアリーナ席から撮影されてますね。アリーナ席からだと、フロア全体を上から見渡せるんですね。
いい感じになって来ました。
私もフロアへ出陣。
気持ちよーく踊っていると、、、909のキックと808のスネアだけの、シンプルながらリズミックなフレーズだけになる。
しばらく続いた、次の瞬間。
何処かで聴いた事がある、聴き慣れたギターのリフがカットイン。
お、、、や??
なんだ?
あれ、これ、なんの曲だっけ?
既に周囲では、狂喜乱舞している人達多数(笑)
また、リフがカットイン。
あ、、、
あぁーーーーっ!!
マイケル!!

そう、この曲だよ、Beat It!!
最初の909と808のリズムも、この曲を打ち込みしたトラックだったんだ?
そして、イントロのギターのリフがループ。
そして、VJの映像には、シルエットのマイケルがムーンウォーク。
会場、大盛り上がり。
ムーンウォークの映像がフェードアウトした瞬間、「Happy Birthday Michael」の文字が浮かび上がる。
うわ〜
会場全体から拍手がわき起こる。
そうかー、8月29日、即ち今日がマイケルの誕生日。
今年、6月に亡くなったマイケルへの、感謝を込めて。
ダンスミュージックへの感謝も込めて。
卓球とWIREスタッフ、イキな演出してくれるねぇ。
次に登場は、、、出ました。
アシッド将軍、ハードフロア。
主に自身で立ち上げたレーベル以降の楽曲中心のライブ構成だったので、私の知ってる曲は半分ぐらい。
でも、相変わらずのバキバキなリズムと、ウニョウニョ303音。
彼等のシングル、そうACPERIENCEに出会って無かったら、今から15年前にパソコン通信を始めた時以来、今も使っている「うにょ303」というハンドルは、誕生しなかったと思うぐらい。色々と影響を受けたユニット。

そして、ラストに、この曲がっ!!!

伝説の名曲ですよ、時代を作った音ですよ。
テクノ史に残る名曲。
もう大御所の二人で、ライブも完成されたステージ。
久しぶりにハードフロアのライブを堪能、踊りまくりました!!
そして、その余韻を受け継ぎ、日本テクノ代表、Ken IshiiのDJがスタート。

おーし、こうなったら、老体ムチ打って(笑)、ノンストップで踊るべ〜

動画をアップされている方がいましたのでリンクさせて頂きます。
ノリノリですね〜
踊った踊った。
もうダメ、、、と思い、フード・コーナーへ。
夜食、夜食、、、

うっは、ボリューム満点。
再び、アリーナ席で休憩。
さすがに、この時間帯になってくると、アリーナ席も大半が埋まっている。
廊下でも、ダウンして寝ている人も多数。
駄目だなぁ、みんな私より若い連中なのに。一晩の徹夜で踊ったぐらいで、眠気に負けていては(爆)
さて、4Fのサード・フロアでToby+Kaori姉さんのライブが始まる。
なんて言うんですかね、室内でTobyさんのDJを体験するのって、もしかして初めてかも(笑)
いっつも、野外だし。。。
Toby = 野外、、、が私の定番でした(爆)
とにかくWIREにとってジェフと並ぶ重要人物の一人。
ドイツのテクノと共に、世界最大のテクノ&レイヴ祭典、「ラブ・パレード」を、日本に紹介した人。
私がTobyさんを初めて観たのは、忘れもしない、1996年のRAINBOW2000。ラストでYo-Cさんが回していた最中、トランクス姿でDJブースに現れて、水鉄砲で観客やYo-Cさんにまで攻撃しまくっていた、あの人(爆)
前列にいた私、水をかけられましたから(笑)
そんなTobyさんと、Yo-CさんやTomoさんの楽曲にヴォーカルで参加していたKaori姉さんが生歌でライブ。
うわ〜、なんかもう、タイムスリッブですよ。

もうね、「X-tra」って単語で涙腺がゆるんじゃう人には、最高のライブだったと思います。
いやー、TobyさんKaoriさん、ありがとー
やっぱり、テクノはハッピーですよね〜、ピースフル。
ちょっと感動しつつ、セカンド・フロアに移動。
MARK BROOMがDJ中、やはり熱気は凄い。
少し踊ってから、またフード・コーナーへ。
んと、、、とりあえず食べるのは最後にと、、、
シメはラーメンでしょー、、、という事でー

タイラーメン。
食べて休憩して、セカンド・フロアに戻ると、ちょうどセカンドのトリ、テクノ番長こと(^^;;、田中フミヤさんと交代するところでした。
、、、んが、急激に人口密度アップ。
とにかく、中に入る。
そして、入口のドアが閉まった、、、
あ、、、
入場制限発令だ(笑)
田中フミヤ。

彼もまた、WIREに無くてはならない存在。
私の初クラブは、彼のDJだった。
超硬派でクールな、激ミニマル。
と同時に、凄くアグレッシブな展開へ、イッキに持ち上げるパワーを持つDJ。
まだクラブが無くて、ライブハウスで「テクノ」が流れる以前から、ロック系音楽と混ぜる感じで、テクノを回していた、日本を代表するテクノDJです。
そして、私の大好きなDJでもある。
WIRE09各ステージも、最後のパフォーマンスに入ってる。
さぁ、ラストスパート。
踊るぞ〜
直前までDJしていたMARK BROOMが、もうなんかノリノリで、またステージに出て来て、後ろで踊ってる。
そして、DJブースまでやって来て、なんかもう、ノリノリ。
いやそれ、フミヤさんのDJ邪魔してるだけにしか、、、(笑)
しかたねーなー〜って感じで、フミヤさんも少し横にずれて、拳突き上げて、みたいな。
MARK BROOMも気が済んだのか(笑)、奥に引っ込んだので、いよいよ番長の本領発揮。
踊って踊って、黙々と踊った〜
アンコールが始まったぐらいで、最後にメイン・フロアへ移動。
メインのトリ、CHRIS LIEBINGもアンコールで回している最中のようだ。
なんかもう、足がフラフラなんですけどー
でも、、、踊る(^^;;
そして、See You Next Year WIRE10の文字がスクリーンに浮かび、朝7時半、WIRE09が終了。
ヘロヘロになって外へ。
うわー、朝だ(笑)
なんか出口で無料配布していたJAVAティーを貰い、イッキ飲み。
しばらく出口で、会えなかった神様さんを探すも発見できず、、、
そのまま大阪へ帰りました。
WIRE09へ遊びに行った、みなさんお疲れさまでした。
WIRE09出演者、スタッフ、楽しいレイヴに感謝です。
このWIREってレイヴ。
これで11年目ですけど、ずっと「テクノ一筋」で来ているんですよね。
わかり易く言うと、11年間、そしてメインもセカンドのフロアも、どの時間帯でも、「四つ打ち」がメインなんですよ。
それで11年もやってる。
凄いなぁ。
そして、改めて、テクノって気持ちイイ!!
そんな実感。
素晴らしいレイヴですね、感謝。

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