1月22日、implant4さんオーガナイズによる、シンセで電子で電気な音楽祭「namekuji night 4」が無事に終了致しました。
遊びに来て頂いたみなさま、ありがとうございました。
出演者の方々、implant4さん、地下一階スタッフのみなさま、お疲れ様でした。
元々は、楽器屋さんであるimplant4さんの新年会として「namekuji night」が始まりましたが、もう内輪の新年会というレベルではなく、ちゃんとオーガナイズされたライブイベントという域に達して来た感じがあります。
残念ながら今回は、去年末に急遽開催が決まった為、あまり告知する時間が無かったのですが、情報を聞きつけて遊びに来て頂いた方々もいらっしゃったようで、そのあたりは良かったな、と思います。
さて、私は去年末に出演させて頂いた、nu things JAJOUKA「Are You Sequenced?」ライブの40分セットのイメージを、そのまま今回の20分セットに納めるイメージで挑みました。iPod touchから外部音を入れてというネタはカットしましたけど(笑)
元々が30分セット以上のイメージなので、20分はあっという間でした。。。
「Are You Sequenced?」で40分やった時も、遊びに来ていたダブロックさんから、「もう少し展開ょ少なくして、ジックリ聴かせてもいいんじゃない」って言われて。
こちらは、もう、40分、どう乗り切ろうかと、そればかりだし(笑)
目の前にお客さんがいて、観てるし聴いてるし、、、それを感じると、「あぁ、早く次の展開に行かないと、、、」という、焦りが出るんですよね。
本当は、もっと勇気を持って、無理に展開を作り出す必要は無い、と、、、これが本番になると、ストーンと頭の中から飛んでってる(笑)
おっと、話が脱線しましたが、今回は「namekuji night 4」の話。
20分セットだったのと、nu things JAJOUKAでの非常に音響の良い条件、そして今回の地下一階さんも、なかなか音響が良いと聞いていたので、ここはやはり私が使うシンセサイザーだからこそ出せる音、、、
「耳に聴こえない音」
これを、やっぱり出そうと(笑)
耳に聴こえない、超高音域や低音域のこと。
音は聴こえなくても、音は「波」ですから、その波から発生する「振動」を体感する事は可能なんですよね。
ただ、一般的に売られているスピーカー等では、これらの「耳に聴こえない音」は、機械側でカットされていたりして、ほぼ再生出来ない場合が多いんです。
どうして?って話ですけど、そもそも耳に聴こえないんじゃ、再生しても仕方ない(笑)って事もありますけど、最大の問題は非常に音響機器にとって、負担となる音だからです。
場合によっては、スピーカーが「飛び」ます。
ブッ壊れるわけです、ハイ(笑)
そういう、スピーカーを、ブッ壊す音を、ライブで出そうと(爆)
後で紹介しますが、ライブをダイジェストで編集して頂いた動画が3本あるんですが、その中でtakashiさん編集による動画にて、ちょうど私の出番の最初で、、、
「これ、大丈夫かな?」
、、、と呟くtakashiさんの声が入ってます(爆)
ホントにスピーカーが飛ぶかも、と思ったそうで(笑)
ちょうど、人の耳に聴こえる音域に入る手前あたりで、そういう耳に聴こえないけど体感できる、エゲツナイ「音」が出ているんですね。
こういう音響設備の良いライブハウスやクラブだと、音は出てないけどミキサーのレベルが跳ね上がっていて(笑)、スピーカーのコーンが、どわわわわって振動して、スピーカーから風だけが発生してる状態。
音の「振動」だけがスピーカーから再生されてて、風を起こしてる。
その振動は、フロア全体に広がるので、例えばテーブルに置いてるコップとか、ビリビリと振動したり、至る所で振動による雑音が発生して、それが耳に入って来る感じ。
ライブの冒頭で、そういう事を少しやりました。
いちおー、PAさんの方を確認しつつ、、、(笑)
もし、「コイツ、なにやってんだっ!!」って動きがあったら、止めようと思っていたけど、PAさん平気な顔だったので、これは思う存分やろう、と(笑)
そして今回は、今までライブでは使った事がないモジュールも導入してました。
BBDモジュールっていう、アナログディレイ系モジュールなんですが、これが凄く変態で、、、(笑)、、、特にライブの最後のお約束的なパフォーマンスで、ステップシーケンサーを発振状態までブン回して、全ての音を一つの「塊」にしてしまう事を、よくやるんですが、、、その時にBBDモジュールを動かしてやると、それはもう、音がひっくり返るというか、なんというか。。。
まあ、そんな感じのライブでした。
(どんなんだ?)
他の出演者の方々も個性的でカッコイイ音ばかりでした。
では、以下に写真と動画を。
写真は、heaven@airさんより、ありがとうございます。
後ろに回られて撮影されていたのは、気がつきませんでした(笑)
その他の写真は、同じくheaven@airさんのFlickrにアップされています。
動画は、Outsiderさん、PARANOIA106さん、takashi.mさんの、各編集による3本です。
ありがとうございました。
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