※お知らせ
2023年末にて、現状のsoundcloud、bandcampのアカウントを一旦削除する予定です。
その為、当ブログ(サイト)内にあるsoundcloud、bandcamp各リンクの全てが〝リンク切れ〟と言う状態になります。
改めてsoundcloud、bandcamp等のアカウントは新規作成する予定です。新しくアカウント等が出来上がった際には、『Sounds』固定ページ(記事)を更新致します。
『Sounds』固定ページ(記事)以外の、各ページ(記事)については、リンクの修正等は致しませんので(リンク切のまま)、ご了承下さいませ。
Hallo Excentrico! 無事に終了しました。
遊びに来て頂いた皆さん、USTで御覧頂いた方々、twitterで情報をリツイートして頂いた方々、ありがとうございました。
そして、nu things JAJOUKAスタッフに感謝。
今回、nu things JAJOUKAさんからライブのお話を頂いた時、正直、出ようかどうか迷ったんですよね。
去年の12月、初めてnu things JAJOUKAでライブをしたんですよね。
この時、ここ最近には無かったぐらいのプレッシャーとか緊張感があったんですよ。
ブッキング担当の方が、私の音源やライブスタイルを知った上での話だった事。出演者の方々は、もちろん初顔合わせな人達。それに伴ってお客さんも、私とは縁もゆかりも無い人になるだろう、と。
ブッキング担当の方には、私に対して期待度はあるはずだろうし、初顔合わせの出演者の人達やお客さんを前にして、自分のライブというか立ち位置というか、どう観てもらえるだろう聴いてもらえるのだろう、とか。
そんな中でのライブだったので、凄く緊張感がありました。
で、反省材料は山ほどあるものの、自分の中では一定の手応えを感じれたライブになって、出演して良かったなぁ、と思ったんですね。
それから約4カ月ほど経ってからの、今回のライブ。
同じnu things JAJOUKAでのライブ。
ちょっと、燃え尽き症候群では無いですけど、同じ場所でライブするにあたって、何をすればいいんだろう、と。自ら進んで、ライブやりたーい、とか、表立った音楽活動なんてやってないので、はてさて、、、と、そんな状態でした。
でも、その直後に、Craftwife+Kaseo+のライブを観に行って、この短い時間のライブに凄いエネルギーを注ぎ込んでいる姿を観て、こりゃ、自分もライブに出て、何か形を残さないと、って思って。
で、オファーを受けたんです。
どういうモジュールを使おうか。
で、どんなイメージを作ればいいか、定まらないまま時間が過ぎてって。。。
更に、あの東北関東大震災が起こって、被災者でも無いのに気がめいって、なんか楽器さわる気持ちにもなれなくて。
やっとライブ一週間前になって、モジュールを決めてセットして。
イメージを作って、、、といっても、最初の雰囲気だけしかイメージが定まらなくて。
ベースが即興だから、もう、残りは当日の自分に任せるしかないか、という気持ちで。
で、当日。
ライブの時間が最終になったのは、特にトリだから、、、という理由じゃないんですよ(笑)
元々、この日は出勤日になってて、職場の京都から大阪の自宅に戻って、機材を持ってハコに向かう事を考えると、早い時間帯の出演は無理っぽいので、タイムテーブルは遅めの時間をリクエストしていたんです。
結果として、ライブの最終になった、という話です(笑)
ま、結局、仕事は休めたのですけどね。
リハは19時から20分となっていたのですけど、私の場合、音を出す事よりも、その前段階のパッチング作業に時間が必要なので(爆)、ハコが18時から開いてるって事だったので、18時過ぎに入ってパッチング作業。
パッチング40分、リハ10分(笑)
パッチングが終われば、もうライブの9割が終わったようなもんです(爆)
この時、ライブの場所、何処でやります?、って話になって。
「前でやりますか?」って。
ドラムを使うセットもあるので、ステージ側の転換をするよりは、その前でやった方がスムーズかなと思って、私も前側でOKですよ、って。
私、「前で」っていう、前は、ステージの直ぐ前ってイメージしていたのですが。。。
しかし、この話が後で、とんでも無い事に(笑)
そうこうしているうちに、ライブされる方々が続々と到着。
順次、リハ。
私は、ちょいと晩御飯へ。
で、戻って来るとリハも終わってて、DJされるTollさんや薫さんが音のチェックしてました。
そして、22時オープン。
今回はUST中継もあるという事で、カメラもセッティングされている。
最初は、薫さんのDJからスタート。
選曲は渋くてカッコエエ、エレクトロニカ〜テクノ。ディープです。
前回、nu things JAJOUKAでライブした時に、初めて御一緒した方なんです。
遊びに来ていた電子定食のダブロックさんが、俺達がライブした時、女性の出演者なんていなかったのに!!、と愚痴っていたのが面白かったです(爆)
次は、ライブ。
axolotlのライブ。
二人組で、ヴォーカルがメインのテクノポップ。
iPhoneやiPadを使ってましたよ。後、ドラムパッドでスネアやタムの部分を演奏している辺り、初期クラフトワークを彷彿とさせるというか。音的にはYMO世代直球な感じです。
そして、ライブ中に、前で出て来てパターゴルフしたり、、、(笑)
えええー?(爆)
次はDJ、加茂欣秀さんです。
とってもクールでイケメンです、ハイ。
ローファイなエレクトロニカ系みたいな、独特な選曲で面白かったです。
次は、ヤーヤーボールヤーのライブ。
3人組、ベース、ドラム、ギター&シンセ、というバンドスタイル。
いや〜、やっぱり生ドラムのグルーヴはいいですよね〜、カッコイイ!! シンセはAKAIのMINIAKを使ってたと思います。
次は、DJ Tollさん。
ちょっと前に、薫さんがロングセットのDJをnu things JAJOUKAでされていた時に、遊びに行ったらTollさんもいて、ちょっとお話をしたら、とても面白い方で、どんなDJされるのか楽しみでした。
アゲつつ、アッパーな選曲も織り交ぜて、体がうずいてました(笑)
次は、Veludoのライブ。
シンセはnovationのULTRA NOVAとNord Lead 2X、男性二人女性一人のユニット。アンビエントからテクノポップ系な曲で気持ち良かったです。
ここで、DJは一巡して再び、薫さんへ。
個人的には、この二巡目の3人のDJが、もうアッパーでどれも凄く良かったです。
ガンガンに踊れるハコで、このお三方のロングセットのDJを聴いてみたいですわ〜
で、、、いよいよ、私の出番。
私の機材をセットするキーボードスタンドを、、、フロアのセンターに置かれる。
えっ?!
そこですか?
前って、、、前どころか、フロアのど真ん中じゃないですか(爆)
「機材(モジュラー)、観たいでしょう(笑)」って。
は、はめられた、「前で」って、罠だったのかっ(爆)
そんなわけで、フロアの真ん中でセッティング。。。
で、時間が来たので、薫さんにタイミングの良いところで、、、って。
まぁ、いつものように、こんな感じで。
最初は静かめに行こうとは思っていたのですけど、持続音から入るか、単音から入るかは決めかねてて、直前で単音から入る事に決めて。
徐々に単音を重ねていくイメージと、そこにノイズっぽい持続音をかぶせて、みたいな始まり。
でも、ノイズの音は使ってないんですよ。今回、初めてノイズモジュールは外したセットになってるんです。
試しにやってみようと思っていた、オシレーターの2基重ね。オシレーターの持続音を2つ重ねてみたら、どんなふうに聴こえるかっていう。
もう、1つのオシレーターが太すぎるので、2つ重ねた時点で、音が割れちゃって(笑)、直ぐにミキサーのレベルをちょっと落として。
まぁ、太すぎると、お互いを消し合ってしまう感じになって、その太さが2倍になるかというと、全くそうはならない感じで。
そこから、少しずつフレーズっぽく聴こえる展開に持っていこうと。
ここからが凄く問題で。
フレーズを作るのにステップシーケンサーを使ってるのですが、結局、「フレーズ」を作る事にステップシーケンサーを使ってしまうと、もう自由度というか、展開が作れないという。
ステップシーケンサーの限界点というか。
前半もステップシーケンサーは使ってはいるのですが、フレーズではなく、完全なモジュレーション信号に使っていたので、その自由度はあるのですが、フレーズを作り出す為に使ってしまうと、もう想定内の事しか起こらない。
まぁ、いいグルーヴは出ていたみたいなのですが、内心は「展開が作れない」って、焦ってる感じです。
それに実際のグルーヴは、実はステップシーケンサーじゃなくて、ADSRエンベローブが作り出してるんですよね、グルーヴが変化して聴こえる部分は、大概ADSRを動かしている時が多いです。
で、最後はお決まりの終わり方で(笑)
で、ライブ終了後、、、なんか撮影会が。。。
やっぱり、みんなハードが好きなんですよね。
ぜひぜひ、みんなハードを使いましょう。
特に人前でライブする時には、必ず1台は使う感じで。
単純なパフォーマンス用でもいいんです、ライブは「目」から入って来る情報も、「耳」から入って来る情報と同じぐらい大切なんですから。
次は、加茂さん→Tollさん→薫さんという感じでDJ。
ここで、このnu things JAJOUKAと同じ通りにあって、3,40Mぐらいしか離れていないハコで、風営法による警察のガサ入れがあったという情報が。。。
ここ最近、心斎橋で多いんです。
風営法を使った、クラブ&ライブハウスに対しての、ガサ入れ。
イベントを24時で終了したり、ハコ自体が運営できない状態とかになっている。
24時でしたっけ、23時でしたっけ?
それ以降、お酒を出す店では、踊っちゃいけないんです。そういう法律があるんです。
はぁ?、って感じです。
こっちにも警察が来るかな、と若干の不安はありましたが、そんな事も無く。朝の5時にて無事にイベントが終了しました。
最初は、出演を迷いましたけど、やはりライブが出来て良かったです。
初顔合わせな出演者、大半が私を知らないお客さん、ハコ側の期待とか、そういうプレッシャーも時には大切ですよね。
そんなわけで、ありがとうございました。
P.S.
当日のライブ、nu things JAJOUKAさんの方で録音されてて、CDに焼いて下さいました。音源をアップしておきます。良かったら聴いてみて下さい。
Unyo303 Live @ nu things JAJOUKA , OSAKA , 2011.3.26 by unyo303
P.S.
私の出番時の写真は、takashi_maさんが撮って頂いたものを使わさせて頂きました。
コメント