パナソニック ネットワークサービシズとトレンドマイクロのアンケート結果だそうです。このITmediaの記事を読んでいると、この「不安」だという8割の親に対して、少し疑問に感じた事があります。
不安の主な内容は、「有害サイトの観覧」、「個人情報の流失」、「コンピュータ・ウィルスの感染」などとなっているみたいです。
このアンケートを実施したパナソニック ネットワークサービシズとトレンドマイクロ、前者はプロバイダ“hi-ho”を運営していて「hi-ho有害サイトブロックサービス」を有料で提供しています。後者はURLフィルタ機能を搭載した「ウィルスバスター」というアンチ・ウィルス系のソフトウェアを発売しています。
どちらも、「有害サイト」の観覧(何を基準に有害とするか、とても疑問ですが)を規制する機能があります。
このアンケートに答えた親のうち、約9割の方が「興味がある」、「導入したい」と言ってるそうです。
で。。。
hi-hoの有害サイトブロックサービスにしてもウィルスバスターにしても、「有害サイト」の観覧を規制するだけなんですよね。それだけなんですよ。
子供達の言動には、なんの責任も負ってないわけです。
なんかね、こういうサービスを導入すれば、「もう安心」みたいなさ、そんな気がしてならない。
子供側から見れば、こういう規制を親がしていると知ったら、どう思うだろう。
親が直接、声を出して怒って規制しているわけじゃないですよね、親が黙って規制を掛けてる。
なんか、あまり気持ちの良いもんじゃないな、と思う。
「それなら、友達の家で観るか」とか。
まあ、たぶん、そういう規制ソフトをアン・インストールしたり、サービスを勝手に解約したり、そういう方法もあるわけで。
親もさ、子供以上にパソコンやインターネットを使いこなそうっていう発想は無いのだろうか。他人の作ったサービスやソフトに任せるんじゃなくて。任せても、責任は取ってくれないわけだし。
学校の宿題も、今ではパソコンでやるってのも常識になりつつあるわけでしょ。
そんな時にさ、親が「その操作、このショートカットを使えば、もっと便利だぞ」と、それぐらいのツッコミを入れれるぐらいじゃないと、駄目なんじゃないかと(笑)
ああ、ここまで書いてて分った。。。
「子どものインターネット利用に不安」って、言い換えれば「自分(親)の知識不足(インターネット)への不安」って事なんだ。
子供の問題以前に、親の問題なんだよなぁ。
お父さん、お母さん、もっと自信を持たないと。
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