boundless beat #01が終了しました。
生憎の雨の中、お越し頂いたみなさま、ありがとうございました。
BLUE EYESスタッフさん、お世話になりました。
そして、オーガナイザーのDANさん、お疲れ様でした。
2006年からスタートしたテクノコンピレーションアルバム「boundless」が、ライブという形になったイベントでした。
以前、リミックスとオリジナル曲で参加させて頂いた事があって、その繋がりで今回、ライブに誘って頂きました。「boundless」としての初ライブに参加できて感謝です。
ライブ当日、午前中はなんとか曇り空で持ちこたえていたものの、昼過ぎから雨が降り始めて。元々、週末は大雨って予報だったけど、そこまでの大雨って感じではなかったかな。
会場のLIVE CAFE BLUE EYESさんも、阪急烏丸駅から歩いて直ぐの所だったので、モジュラー担いでいても、とりあえず傘が無くてもなんとかなる感じだったので、助かりました。
15時、LIVE CAFE BLUE EYESさんに到着。
ほどなく、みなさん到着。
最後にCubeさん。てっきり、もう飲んで来ているのかと、、、(爆)
そして、リハ。
私ゃ、いつもの如く、リハの順番が来てからパッチングしていては、どうにもならないので(笑)、隅っこで電源借りて、いそいそパッチング作業開始。
まあ、パッチング作業が完了した時点で、私のライブは9割は終わったようなもんで(爆)
リハは最後。
という事は、私がトップバッターでライブ。
過去、ライブで一番最初っていうのは2回ほどあったけど、どちらも二人組の時でした。
西田さんと4dmsさん、それぞれと共演させて頂いた時。
この時は、相方もいるわけですし、比較的落ち着いてられるのですが。
今回は一人なんで、別の意味で少し緊張してました。
イベントのスタートですから、何かトラブルが出て音が出ませんとか、ライブ自体がへなへなになってしまうとか、イベントの最初でつまずくわけには行きませんしね(笑)
お客さんも、「いよいよ始まるか」って、なってるし。
リハ自体は、軽く終了。
17時オープンでスタートは18時。
まだ1時間ほどあるので、Cubeさんと外へ、軽く食事にでも。
と言っても、私が18時前には戻らないと駄目なので、落ち着いてゆっくりしている時間も無かったのですが(^^;;
Cubeさんと、7月に京都伏見で開催される音楽イベントの話になって(実はCubeさんからお誘いを受けていたのですが、イベント当日が出勤日で断念。。。)、街ぐるみというか、「音楽」という枠から飛び越えた繋がりで広がって、話が進行しているイベントなんですよね。それと同じように、奈良でも面白いエレクトロニカなシーンがあってね、という話題に移って、秋ぐらいに奈良町で奈良のシーンの人達と、何か出来ないかなぁ、って。
「音楽」という繋がりの中で動くのも楽しいわけですけど、街の人達だったり、カフェだったり酒蔵だったり、商店街だったり、そういう広い空間の繋がりの中での、一つの形として「音楽」というシーンを作るのって、面白いですよね。
「音楽」だけの世界では、絶対に知り合う事のない人達と出会える。
私が、カフェランチ探索してるのも、少なからず、そういう気持ちもあるんですよね。
で、
急いで戻る。
本番10分前(笑)
オンタイムという事で、白衣に着替えてスタンバイ(爆)
DANさんのお知り合い?の女性の方が、私のモジュラーシンセの写真を撮っていた。。。(^^;;
そして、話は飛びますが(おいっ)、2番手のライブは、Luさん。
※撮影 : KAiTOPさん
とても斬新なライブでした。
KONAMIの「ビートマニア」というゲーム、ご存知でしょうか。
所謂、音ゲーと呼ばれるゲームスタイルの火付け役となったゲーム。
曲に合わせて、指定されたタイミングで鍵盤に見立てたボタンを押す事によって、そのタイミングで曲の中で使われている音が鳴ったり、スクラッチ入れたりする、あのゲームです。
Luさんは、なんと、それを自分のオリジナル曲で、ライブとしてステージ上でプレイするというパフォーマンス。
映像は、まさしくビートマニアの画面が映し出され、曲が流れ始めると、まさしくビートマニアのゲームがスタートする。
そして、ビートマニアのコントローラーを使って、バシバシとボタンを叩き始める。
オリジナル曲とはいえ、間違ったタイミングで叩くと、もちろん音は出ない。違う場所で叩くと、違う音が出るという、本気モード(笑)
いやー、久しぶりに斬新なライブを観たって感じでした。
もっと、あの「叩く」場面を見せてもいいなと思いましたよ。
3番手は、K’s-traXさん。
Roland SH-201をセットしていたので、弾くのかなと思っていたら、たぶん外部入力使って、完全にフィルターマシンとして使っていたと思うのですが、、、フィルター機能だけを使うなら、ラップトップPCでプラグイン使うだけでも済む話ですし、単体のフィルターマシンでも使えばいいはずですが、そこはSH-201。
こだわりがありそうです。
The TRANCE!! というストライクなライブでした。boundless beat的にも、どストライクだったのではないでしょうか。
トランスの音は、野外で年数回程度しか聴かないので(笑)、久しぶりな感覚でした。
4番手は、Cube(K5)さん。
今回、イベントの内容に合わせて、けっこう4つ打ち入ってたり、かなり縦軸の強いビートを効かせて選曲のライブでした。でも、この音のハイファイ感と高音域でチリチリした質感は、Cubeさんならではの音ですよね。
途中で、KORG microXでしたっけ? ベースラインを手弾きしてて、これが曲と音色がバッチリでカッコ良かった。
土曜日は名古屋でライブ、そして日曜は京都。お疲れ様でした。
ラストボスは、Futamawari(KAiTOP & DAN)。
リハの時、KAiTOPさんがVJ素材で、♪楽しい仲間がポポポポーン、だったので、てっきり本番でもと期待していましたが、見事に裏切られました(爆)
今回、ラストボス攻略ポイントは、「3D」
、、、てっきり、テルミソを持ったKAiTOPさんが、客席に迫ってくるのかと、、、(違)
Futamawariライブ時のVJ素材が、なんと3D化されている。そう、RGBが少しズレたような感じに加工されている。
そして、Futamawari特製3Dメガネ(特別価格200円)を購入すれば、あら不思議。
でも、私、、、このテは駄目なんですよ。
飛び出して見える絵とかあるでしょ、砂の嵐みたいなところから。
そんなのも、全く飛び出して見えないんですよ。
なので、たまーーーーに、飛び出してました。
というか、KAiTOPさんとDANさんの方が、飛び出てました(爆)
光量センサーで反応するテルミソもブンブン唸ってるし、Alesis air FXも御馴染み。
攻殻機動隊も飛び出して、エンターテイメントなライブでした。
ちなみに、レーザーはありませんでした。
「みんな、やり始めて面白くないから」だそうです(笑)
明日は平日って事で、イベント終了後、あまりゆっくり出来ずに帰宅。
雨だったのが残念ですけど、イベントは楽しかったです。
機会がありましたら、また宜しくお願い致します。
みなさま、お疲れ様でした。
オーガナイザーのDANさんが、写真&動画で当日の模様をプログにアップされています。
P.S.
私のライブは、まあ、黒髭危機一髪ゲームという事で(笑)
感覚的なものは、去年の西田彩さんと即興セッションしたアンビエントライブからの流れなんですよね。
あの頃から変わってないし、変える必要性も感じない。
逆に、もっと研ぎすまさなくっちゃ、と思うぐらい。
そして、ソロとしては去年末に出させてもらったライブで、その感覚的なものが良い形になって、見えて来たというか。
それから、今回で3回目のライブでしたけど、ずっと同じ流れでやっています。今回も、そう。
同じ事を繰り返しながら、クオリティを上げたいと思ってて。
なので、やっと、ライブのセット内容は変えなくても、変化を付けれる感じになって来たかな、という。
今回、出だしで、また信号が通ってない状態があって。
内心、「おいおい、またか」と思いつつ、疑わしいパッチケーブルをクネクネと。。。
しかし、全く信号が流れない。
基本、即興なので、パッチケーブルをクネクネしていても、音楽的に展開が変化していくわけじゃないので(笑)、自分から展開を作っていかないと、前へ進まない。
打ち込みやオケがあるわけじゃないので。
とある音の変化に必要な信号なんですけど、もう、これは諦めるか、と思ったところ、、、あれま、その信号の抵抗値を調整するツマミが絞ってあるのに気付く、、、これじゃー、幾ら信号の電圧上げても、受けての抵抗値で絞られちゃうから、信号が通らないわけだ。。。
とりあえず、問題解決したので、そのツマミを上げても、、、あれ、信号が通らない。。。なぜだ、、、あ、、、さっきまでパッチケーブルをクネクネしていたせいで、接触が悪くなったみたい(爆)、、、また、クネクネして直す。。。
というライブを前半はやっていました(爆)
どんな、ライブだよっ!!!
まさに、黒髭危機一髪!!!
ま、いつもの事ですけど(笑)
中盤は、いつもの「耳に聴こえない」タイム。
でも、これ、ハコで使われている卓だったりアンプだったりスピーカーだったりで、どの辺りから可聴域に入るか、けっこう違うんですよね。
再生率高いと、かなり早い段階から地鳴りのような振動だけが、スピーカーから飛び出してくるんですけど(笑)
音出てないのに、卓のレベルだけ跳ね上がってるという。PA機材には、とっても悪い音(笑)
今回は、どうだったんだろう。ステージ側からだと、よくわかんない。
可聴域近くにならないと、振動が伝わって来なかったような気がしていたので、それほど大量の「耳に聴こえない」音を放出していたとは思わないんだけど。
後半は、まあ、御馴染みのステップシーケンサーらしい展開。
前半からステップシーケンサーは使ってるけど、極力、使ってる感を出さないようにしてる。
やっぱり、フレーズを作り出す使い方で、ステップシーケンサー使うと、なかなかそれ以上の展開が望めないというか、シーケンサー限界論みたいな。
最後は、お決まりのLFOを可聴域までブン回して、ちゃぶ台引っくり返して終わり(爆)
これも、毎回、どのスピードまで上げれるかって、パッチング状態や沢山ある個々のツマミの値で、変わってくるんですよ。特にLFOでは、本来は有り得ない可聴域まで上げて行くと(LFOがVCOになった瞬間)、ある時点から音が消えていくんです。
もう厳密に言い出すと、ハコ側の電圧とか、ステージ上の配線から来る電圧の違いでも、毎回、何処までブン回せるかが変わってくる。
なので、かなり高速にブン回す状態になってからは、更に何処まで上げれるかは、けっこう手探りなんですよ。
もう、これ以上は駄目かな、、、という所で終わり。
なので、実は、もっともっとLFOを、可聴域を遥かに超えた値まで上げれるんです。そんなアホな事が出来るシンセは、モジュラー以外には無いと思いますが。
とまあ、こんな感じでした?
コメント