京都大学原子炉実験所助教・小出裕章氏。
東京大アイソトープ総合センター長、システム生物医学教授・児玉龍彦氏。
衆議院厚生労働委員会より児玉龍彦氏発言部分(2011年7月27日) from socialuniv on Vimeo.
どちらも広く知られている動画ではないでしょうか。
ただ、児玉龍彦氏の動画はYouTubeからは削除された模様。
twitterを名指しした検閲も始まるようですから、YouTubeや個人ブログにも対象が広がるんでしょうね。
今後、こういう研究者、科学者、医学者の方々が「自分の言葉」で話し始める事に期待したいと思います。
「風評」という言葉で「真実」を隠すべきではないですよ。
ちなみに、小出裕章氏は、関西の方には馴染みがあるというか、毎日放送ラジオ「たねまきジャーナル」に、月〜木のレギュラーとして電話にて出演されていて、今回の福島原発事故についても、5月辺りからはメルトダウンはもとより、格納容器は底が抜けて、溶け出した核燃料が外部に漏れている事を話しておられました。メルトスルーを5月の段階で予測していた事になります。かなり悲観的末期的状態を早い段階から指摘されていた方です。
冷やすべき燃料が格納容器内に存在しないのに、「安定的冷却」など不可能、という立場。
そもそも、国が示すロードマップ自体が、メルトスルーしていない条件での話だったので、少し前に「ステップ1が概ね完了」と発表されましたが、、、その件についてもラジオ内で質問が出て、、、
ステップ1って、なんなんですか?
、、、という質問に小出氏は、「私にも、わかりません」と。
東北はもちろん、関東方面では、あまりそういう悲観的というか、そんな報道は無いのかな、と感じる部分もあります。
例えば、東京は日本の首都だから何があっても、例え、他の都道府県が犠牲になっても東京は守られる、みたいな。
実際、戦後や東京大震災を除けば、東京都心が大きな問題に直面した事は、ずっと無かったですし、一人勝ち状態でしたよね。
でも、もう、そうはいかない事態に進もうとしているように思う。
児玉氏も発言中で、3月15日、東京都内での放射線量について、驚愕した事を語っている。
関西方面に政治的機能を移せるような準備だって、水面下ではおこなわれているいるだろうし。
出来もしないシナリオを、何処まで進めるつもりなのだろう。
そして、架空の「出来た」という設定に基づいて、いち早く避難区域へ人を戻そうとしている。
国が政府が行政が、、、という前に、自分の命は自分で守る為に、自分の頭で考えて行動を移す必要があるんでしょう。
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