年が明けたからといって、事態が好転するわけでもないですね。。。
また、何時ものように感じてる事を、ツラツラと書きます。
4回目ですか(笑)
特にオチもありません。ダラダラと、長文。誤字脱字、失礼。
思うまま、とりとめも無く。
例の如く、「絆」でみんな頑張ろう、とか、脱原発を実現しよう、とか、そういう事に夢と未来を抱いている方々には、不愉快極まりない内容となると思われますので、スルーして頂くのも良いかと思います。
去年の12月には、それより一ヶ月以上も前から決めていた12月16日に、政府の見解として原発事故の「収束」を宣言。
年が明けて、今年の早ければ春ぐらいから、避難地域の区分けを変更して、早々に住民が戻れる地域も指定していくらしい。
いやまあ、戻れるっちゃー、何時でも戻れるんですよね。
即死に近い放射線でも浴びないのであれば、とりあえず普通の暮らしは出来る。
1年後、3年後、5年後、10年後、、、その時に普通の暮らしが出来ているか、そこは誰にもわからない、という事がぐらいで。
今現在、年間1ミリシーベルト以内の被爆で収まる地域って、福島県全体で、どれぐらいなのでしょうか。
除染に力を入れていくと政府も言ってますけど、ある限られた狭い範囲に、多額の予算と時間を費やすれば、年間1ミリシーベルト以下に出来る場所もあるんだろうと思いますよ。でも、その直ぐ隣にそれ以上の汚染場所があれば、また直ぐに汚染が広がる。
放射性物質からしてみれば、村や町、県や国。そんな区分けなんて関係無いわけですから。
そもそも、除染といっても、どういう結果を持って「除染」とするんでしょうか?
確実に年間被爆量が1ミリシーベルト以下が確保できる、って事なのでしょうか。更に言えば、それが今後も継続維持出来るという事なのでしょうか。
除染をしても、数ヶ月や数年で年間1ミリシーベルトを越えるような場所があるとしたら、除染をする意味があるのでしょうか。
「除染」をすれば、放射性物質がまるで消滅するかのような幻想がありますが、誰かが言われていた言葉を使えば、除染とは「移染」にしかすぎない、と。
そこらじゅうに散らばった放射性物質をかき集めて束にして、違う場所に持って行くだけの話。
何処へ持って行くの?
私の近所、生活範囲なんて、持って来ないでね。迷惑です。
高圧放水で洗い流す除染もありましたが、あれって、一番恐ろしい除染ですよね。
あれで、汚染された水は、何処へ行くんでしょう?
地下水になって、河川に合流して、最後は海へ行く。
除染が深刻な海洋汚染を更に助長している。
政府が、なんか1兆円の予算で除染云々って記事を見たような記憶があるのですが、これって野田首相や大臣、自民・民主各党員、東電全役員全社員の給料を前借りして払うわけじゃないでしょう?
これ、血税でしょう?
この1兆円の除染って、「除染すれば住めるようになります」という宣伝広告費にしか思えない。
「除染」なんて、不可能ですよ。
、、、、あああぁ、「除染」したという実績を残す為なら、可能なのか。
「除染」という単語が先行しているけど、いったい、どういう状態を「除染」というのか、そこが全くわからない。
年間1ミリシーベルト以下を目指す、、、とかいうフレーズも聞いた事ありますが、目指すってなによ、、、という。。。
目指さなくていいよ。
そんな土地、永久に放棄すればいいだけ。
その方が、予算も時間も、もっと必要な場所に回せる。
こんな、くだらない除染費用に、血税なんて1銭たりとも使って欲しくない。
児玉さんが正義感なのか、それとも学者として懺悔の気持ちなのか。そこはわかりませんが、除染へ積極的なアプローチをしていますよね。
しかし、その程度で放射能が、私達人間に「参りました、降参します」とでも言うのでしょうか。
学者なら、現在の人類科学で放射能に立ち向かうのは不可能な事ぐらい、児玉さんなら理解しているはずなのにね。
中途半端な期待を抱かせる事なんて、やってはいけないと思う。
—
南相馬市在住の方の某ブログが話題になっている。
話題になる少し前に、その存在を知って読んではいましたが。
先日の、岩上さんによるインタビューがUSTで放送されたのも、途中からでしたが拝見しました。
このブログ主、彼女の文章はヒステリックだったり、ブログに寄せられたコメントに対しても攻撃的な発言したり、読んでいてもあまり中身のあるものとは思えません。そういう辺りを差し引いて読む必要があると思います。
彼女の症状がストレスが要因なのか、被爆による影響なのか、大半の人達はそこに注目していたり、賛否両論している。
?
そこ、重要なのだろうか?
全く重要じゃない。
こう書くと誤解を招く表現になってしまうけど、重要なのは、そこじゃないでしょう、と。
彼女の言動を知って、私が真っ先に思った事は。
「一刻も早く、逃げるべきだ」と。
そんな症状の記録をする必要なんて無い。
しかし、なんだか大半の人が、彼女の言動で真実を知ったとか、平気に言ってる。
おいおい、、、
他人を被爆させておいて、その症状を知って、どーのこーのって、なに?
って、いう。
それとも、もっと被爆してもっと症状が悪くなるのを楽しみにしているのか?
彼女の事を思うなら、「逃げるべき」と思うのが、普通じゃないのか。
そういう意味で、私は彼女の言動には賛同できない。
もう一つ、重要なのは、ちゃんと科学的データを集めるという事だろうと思います。彼女は、もう医学的科学的に踏み込んだ事をするつもりは無いそうですが、岩上さんやNPOのような団体を通じて、福島県外のしかるべき期間で、ちゃんと科学的医学的な精密検査をするべきだと思う。
例えば、彼女の頭髪や血中、どれほどの被爆をしているのか。
そういう、客観的なデータは必ず必要だと思う。
一般的な人間ドックとは違うものです。
これは、原因を特定するという意味で、重要だと思ってるわけじゃないです。
先ほど書いたように、原因の特定なんて、まず意味が無い。
重要なのは、客観的データ。
そこに、彼女自身の症状という実証、です。
彼女自身、自分を生きた証だと言うのであれば、こういう行動こそが重要なのではないか、と。
原因の特定は、最終的にするとなれば、科学的医学的には不可能でしょう。できるとすれば、裁判で争って法的に落としどころを見つけるしかないはずです。
診断なんて、医者の立場や思想で変わります。
しかし、例えそこまで彼女が検査を受けてデータを公表したとしても、私は彼女の言動に賛同は出来ません。
福島県に留まるという事自体、政府にとっては都合の良い話ですよね。
だいたい、原発事故で人が住めなくなるなんて、それは原発の敗北を意味するわけですから。なんとしても、そのまま住み続けて欲しいと願っているはずです。
その為に、あの手この手を使ってるわけですしね。
でも、もう、その先に未来は無いですよ。
敗北したんです。
福島県は原発に敗北したんです。
福島県に留まる事をやめ、福島県を去って行った人達にこそ、私は賛同・支持したいです。
—
そういえば、近所に新しく出来たスーパーがあるのですが。
何気に扱っている野菜類の産地を見ていたら、、、
北海道、そして飛んで長野県から西の産地ばかり。
ぽっかり関東・東北が抜けている。
こういうスーパーは応援したいね。
東北の農作物はもとより、魚介類も食べたくないですし。
最近は、農家の方と直接やり取りして買える野菜や米を買うようになりました。関西と九州方面ですね。
—
私は脱原発には全く興味が無いです。
あるのは、送電分離と、他社の参入です。
核を使わない方式で、電気供給できる会社があれば、そこから買いたいと思ってる。
その隣で、「いや、私は原発の電気が欲しいんだ」という人には、原発の電気を買えばいいと思う。
原発を受け入れる自治体があるなら、それはそれでいいし。そこで新規に原発稼働させるなら造ればいいだけの事。
きっちり、消費者が選択できるビジネスモデルにして欲しい。
市場原理が必要だと思ってる。
必要ないものは、市場から淘汰されるだけでしょ。
—
大阪で住民投票の条例案を提出するのに必要な署名が集まったそうですね。
うん、まぁ、おめでとう。
本来なら、こういう住民投票は福井県とか、原発を受け入れている自治体がある都道府県でやらないと意味が無いんだけどね。そこでの結果が最も重要だし。
原発を受け入れず、でも原発の電気を好きなだけ使ってきて、なんら不自由無い暮らしを続けて来た都市圏の住民投票に、私はさほど重要性を感じていません。
こういう都市圏に住んでて、原発反対と訴えている人で、「今まで原発の電気を使ってごめんなさい」と謝罪している人、見掛けた事無いんだけど、そういう発言している人って、いるんですか?
もし、条例案が通って、住民投票が実現するならば、ちゃんと一票の行使はしますよ。
ここで凄く興味があるのは、大阪府知事・大阪市長共に「維新の会」が仕切ってるわけですけど、この署名が集まった結果を、どう捉えるのかな、と。
ご存知のように「維新の会」は、瓦礫受け入れには前向きです。
もし、受け入れや焼却となると、たぶん大阪市の外の自治体で行われると思います。でも、維新の会を大阪府民が選択したのだから、そこは受け入れるんですよね?
で、この住民投票の件。
橋下大阪市長の言葉を借りれば、「民意」がそう願って署名が集まったわけですから、さてさて、どうするのでしょう。
某新聞の報道では、「原発住民投票に5億円かける価値ない」という発言をしているそうですが。
あと、維新の会に一票入れた人って、漠然ながらも「大阪都構想」も支持しているわけですよね。ここの最終目標に近付けば近付くほど、国と強いパイプを繋いで行く必要が出て来ますよね。
一見、地方分権とは正反対なようですけど、結局、色々な法律を制定していかないと、その地方分権は進まない。じゃあ、その法律は地方で作るのかというと、それは霞ヶ関で作るわけですよね。
「大阪都構想」を実現して行こうと思えば、大阪府や市の条例では限界があるわけで、国に新法成立や法律の改訂が必要でしょう?
その為にも、維新の会は次の国政選挙に乗り込む準備もしていますが、それでいきなり過半数超え第一党なんて非現実的なわけですし。
そうなれば、やはり国との取り引きが重要になってくるんじゃないのかな、と。
その辺りも絡んで来るような話だなぁ、と。
「大阪都構想」に未来を感じて支持するなら、国の言い分を呑む準備は必要だと思いますよ。瓦礫受け入れにしても、原発の是非についても。
—
福島第一原発。
溶け落ちた核燃料は依然、行方不明だし。
そもそも、あまりの強い放射線量の為に、人が近付いて確認する出来ていない。
結局、格納容器の中が、どうなっているのか、誰もわからない。
更に、4号機の使用済み燃料ほ保管しているプールについても、あまり楽観視できる状態ではないと、そういう話もあったり。
いや、そもそも、福島第一原発全体が、とても楽観視出来る状態じゃないわけで。。。
福島第一原発の地下に特別な防護壁ってあるんですか?
地下水と遮断できるような。
既に大量の放射性物質が福島県の地下水と混ざってると考えても、不思議じゃないように思えるのですが。
こういう、しんどい状態が続くと、精神的にも参ってくるわけで。
放射能は目に見えないし、臭いも無い。
低レベルの被爆なんて、今、普通に暮らしてても、痛くも痒くも無い。
だから、もう大丈夫なんだ、と。そう、思うようにしよう、と。
考える事を。やめてしまう。
、、、というか、考えないようになってしまうんじゃないのかな、と。
でも、確実に人の健康を奪って行く。
福島県は、今や世界が注目する、壮大な人体実験場となってしまってる。
健康被害が出て、仮に100%福島原発事故に由来する放射来物質による被爆が原因と認定され、天文学的な現金が懐に転がり込んで来ても、もう二度と、健康な体は取り戻せない。
どんなに現金を積んだところで、被爆し染色体が破壊された細胞を元に戻す事の出来る医者など、この世に存在しないのだから。
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そういえば、書いててフト思い出したのですが。
手塚治虫氏の漫画「ブラックジャック」で、ブラックジャックが開業医として初めて受け入れた患者が、被爆による後遺症に苦しむ人で、確か治療する事が出来なかったはずだと記憶しています。
イスカンダルのコスモクリーナーじゃないですけど、放射性物質を分解して無害化し、再び自然界に戻せるような、そんな装置を研究している人って、世界にいるんですかね?
何百年。開発に時間が掛かるのか。わかんないけど。
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毎度のことながら、書いててもキリが無いので、このへんで。
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