Roland JUNO-D

Roland JUNO-D
JUNO-D
※画像はRolandからのリンクです。
あら、Rolandが久しぶりに「Juno」シリーズを復活させてます。
Junoシリーズといえば、RolandのJupiterシリーズと並ぶシンセサイザー・ブランド名。Juno-6というアナログ・シンセサイザー時代から始まって、デジタル時代になってからもαJunoとして発売されていましたね。
私は、ここのBlogで「シンセサイザー音作り(1)」でエントリーした時に使用した、Juno-106というモデルを所有しています。


このJuno最新モデル、Roland JUNO-D。
うーん、なんか、こう、シンセサイザーらしい部分が感じられないというか、、、これはRolandに限ったことではないですが、日本国内のメーカーが開発・製造するシンセサイザーって、どれも同じタイプばかりで、「うお、これ、絶対に欲しい」と思わせる魅力が無くなってきている感じがする。
せっかくの「Juno」ブランドなのだから、単純に初心者向けだけをアピールするんじゃなくて、シンセサイザー・オタク的な部分も、しっかりとアピールできる商品にして欲しかったなぁ、と。
元々、「Juno」シリーズは高価なJupiterシリーズに対して、低い価格設定で“誰でも”買えるシンセサイザーとして登場した背景はあるのだけど、それでも「音作り」の部分では“Juno”ならではの音が確立されていたし、今のRolandのデジタル・シンセサイザーにも、Juno系の音がサンプリングされているぐらいだから。
いっそのこと、プリセットなんて廃止して、買ってきても自分で音を作らないと「音が出ない」、そういうシンセサイザーを作ればと思うのだけど(笑)
海外のシンセサイザー・メーカーなんて、このレベルの商品、どんどん出して来ているし、どれも凄く個性的。個性が強すぎて、使う人を選ぶシンセサイザーばかりですけど、そういう商品が沢山のメーカーから幅広く発売されているので、結局のところは誰でも使える状態が築き上げられていたりします。
日本国内のメーカーもそろそろ、オール・イン・ワンなシンセサイザーの開発をやめて、モノフォニックで1音しか出ないけど、強烈な個性だけは人一倍みたいなヤツ、作って欲しい。オール・イン・ワンは、もうパソコンで作業する時代だしね。

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