西田彩さんオーガナイズの「エレクトロ喫茶」、第一回目が終了しました。
西田さん、お疲れ様でした。
今回、ご縁があって御一緒させて頂いた、山田さん、平本さん、お疲れ様でした。
そして、電子音楽に耳を傾けて下さったみなさま、ありがとうございました。
満員御礼のイベントでした。
エレクトロ喫茶第一回目での演奏です。
http://electrocafe.zonbi.info/
モジュラーシンセサイザーを使った即興演奏です。
iPadをバックグラウンドのドローン系に少し使ってますが、基本はモジュラーシンセから放たれる4つの音の変化だけで構成されています。
そして、これらの音は全てアナログによる「電圧」の高低差だけで創り出されています。そこにデジタルの要素はありません。
使用機材
Doepfer Analog Modular System A-100
Apple iPad
MOOG mooger fooger MIDI MuRF
BOSS SE-70 , DD-20″GIGA DELAY”
ライブの出だしから、ずっとフィルター発振音の組み合わせで、引っ張っていってます。
単音で、ズンって鳴ってる音も、フィルター発振の音。
凄くノイジーに聴こえる音も、フィルター発振音にFM変調掛けた音だったりします。
まあ、ここはもう、私の定番メニューという事で(笑)
そこからバックグラウンドにドローン系の音で、iPadを使ってます。
グリグリボリボリと細かいシーケンスっぽく鳴ってる音は、リングモジュレーターの音をmooger fooger MIDI MuRFに通した音。
REON driftbox sとの相性抜群で自分のライブの凄い武器になっていたのですけど、リングモジュレーターの音でも、良い感じでした。
後半はシーケンスパターンの展開ですけど、ここは今一つ上手い展開が作れなかったなぁ。
VCO直の音にディレイ掛け過ぎが原因かな。
やってる最中は、ここまでディレイ掛かってる感覚じゃなかったから。
モジュラーシンセ使ってのライブ、出せる音数や音色に凄く制限があるので、1つの音色(1つのチャンネル)を色々と使い回しするんですよね。
前半と後半で、モジュレーションのソースを変えていたり、加える量とかも変えてたり、、、
なので、1つのチャンネルの音量も凄くバラツくんです。
なので、随時、ミックスバランスを気にしてないといけない。
ある意味、モジュラーシンセのツマミより、ミキサーのフェーダー動かしてる時間の方が多いかもしれない(笑)
だから、けっこうiPadが放置プレイ(爆)
でも、モジュラーシンセの隙間を埋める役目としては、これからも使っていこうかなと思ってます。
こんな音のライブだったので、ご年配の方々には、正直ドン引きするかなという覚悟はあったのですが、そんな心配が吹っ飛ぶぐらい、ちゃんと聴いて下さっていた。
電子音楽やシンセサイザーの予備知識が無いぶん、本当に「音楽」としてストレートな感想が頂けた。
それは凄く嬉しかったです。
結局、電子音楽とか「カテゴリー分け」という、実はくだらない、どうでもいい、全く意味も必要性も無い、そんな壁を創っていたのは、私達の方だったんですよね。
もっと電子音楽をオープンにして、色々な方々に聴いてもらおう、それが「エレクトロ喫茶」なのです。
次回は12月9日です。
http://electrocafe.zonbi.info/category/event/
またまた、みなさま、とても怪し楽しいイベントになると思いますよ。
ぜひぜひ、遊びに来て下さいませ。
コメント
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