自宅などでもインターネットの接続に、無線LANを使用している人も多いと思います。特にノートPCを所有している方なら、自宅のどの場所にいても気軽にインターネット接続できるのは魅力ですし、デスクトップPCでもケーブルをはわせる必要もないので、パソコン周りがスッキリしますし。
しかし、最近、この無線LANという環境が、あまりにも無防備な状態で使用されていて、他人の無線LANに便乗してインターネット接続されたり、自宅内のパソコンに侵入されたりという被害が、ちらほらと聞かれるようになりました。
実は、私の自宅でも、つい最近まで“無防備”な状態で使用していました。
無防備なのは分かっていたのですけど、「別に見られて困るモノもないし、、、」という軽い理由からでした。
でも、つい先日、会社で偶然に他人の無線LANに入り込んでしまうという経験をしてしまったんですね(^^;;
その週は夜勤で、たまたま、その日は暇なのが分かっていたので、自宅のノートPCを持ち込んで使っていたんです。会社には無線LANの環境が無いので、有線LANで接続していました。
すると、、、いきなり「接続できる無線LANが一つあります。接続しました」というアラートが表示されたんです。
その無線LANのネットワーク名が「mametarou」となっていました。
「うげ、なんだ、マメタロウってなんだ。何処の無線LANを拾ってるんだ???」
直ぐに「mametarou」に接続して、相手を探ろうと思っても、電波が弱く、直ぐに切れる。入ったり切れたりの繰り返し。
結局、「mametarou」が何だったのかは分からなかったのです。
でも、近くの自宅からの電波を拾っている事だけは確かです。
もし、あなたが無線LAN搭載のノートPCを所有しているのであれば、ノートPCを立ち上げた状態で、近くのマンションの踊り場を1階から順番に歩いて行くと、たぶん何軒かの玄関先で無線LANの電波を拾えると思うんですよ。で、もし無防備な状態であれば、その拾った無線LANに便乗してそこからインターネット接続や、その家内のネットワーク内のパソコンの共有が見えてしまう可能性があるわけです。
今、ほとんどのルーター等には無線機能が付いていますが、初期設定では無線LANのファイヤーウォールは設定されていませんし、それは使う環境によって設定する必要があるので、買った時の状態そのままで使用されているのであれば、たぶん無防備な状態です。
無線LANのセキュリティは、購入した側の責任によるところが大きいので、問題になってきているようです。
そんなわけで、私の自宅も新サーバ移転もあるので、無線・有線共にMACアドレスとIPアドレスによるファイヤーウォールの設定をしました。
今まで、私の自宅の無線LANに便乗していた人って、いたのかなぁ(笑)
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