この話題、以前に社内で立ち上げているWebサーバ上のBlogでネタにした事があったのですけど、公立小学校4〜6年生の約4割が、太陽は地球の回りを周回している「天動説」を信じているという、ガリレオもビックリな結果が出ているそうです。
そりゃ、事実を知らなくても社会人になれるわけだから、どーでもよいと言ってしまえば、それで話は終わっちゃうわけなんですけども、命を掛けて「地動説」を証明してみせた、ガリレオ・ガリレイも天国で、憂鬱な顔をしている事でしょうなぁ、、、(^^;;
学校教育の問題云々もあるのでしょうが、こういう問題は氷山の一角で、実は家族というか家庭に、別の意味で最大の問題があるような気もするんですよね。
単純に、家庭での話題が少ないと思うんですよね。
大人でさえ、ほとんどの人が自分の意見を持ってないわけだから、どうしようもないのかもしれない。
自分の頭で考えて、良し悪しの判断を求めていく努力とか、たぶん、今の子供には不可能かもしれない。親も、そういう人が多すぎるような気もするから。
朝日新聞かなぁ、少し前の記事に載っていたんだけど、大手企業の経営者が集まって、将来の起業家を育成しようという教室が催されたんだけど、「あれは失敗でした」と企業の経営者がインタビューで答えていたのね。
その教室に集まった高校生とか大学生とかね、みんな、まぁ、そこそこの学歴を歩んでいるわけですよね。
で、「方法論を教えてもらえば、起業家として成功する」と、みんな思ってたそうなんですよ。
自分で考えるんじゃなくて、教えてもらえば、「出来る」と。
世の中の事、色々と問題があるじゃないですか。
考えないとね。
考えるだけなら、自分一人の時間で出来る事じゃないですか。
天動説が地動説がなんていう話もね、考えれば面白い話題ですよ。
天動説の時代なんて、水平線の向こうは恐ろしい世界で、滝になっていて、奈落の底へ落ちて行ってしまうんでしょう。それを本気で信じていた時代もあったわけだから、そういう事もどうせならネタにして考えると、凄く楽しいんですけどね。
そういう話題を持っている人物が家庭や教育現場にいるのかは知らないですけど。
>>Yahoo! Japan Newsの記事
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