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日本が誇るオヤジ・エレクトロ・ユニット、細野晴臣&高橋幸宏の元YMOメンバー二人によるユニット、SKETCH SHOWの2nd.アルバム。もちろん、1st.アルバムの時と同じく、もう一人のYMOメンバーである坂本教授も曲作り段階で数曲参加しているし、SKETCH SHOWのLIVEにも参加している。
とにかく、凄いなぁ、、、と思うのが、いい歳したオヤジが作り出す、最新のエレクトロニカなサウンド。メロディーがあって、、、とか、演奏者がいて、、、という当たり前の音楽しか聴いた事のない人には、とても新鮮な世界を提供してくれるサウンドなんじゃないかと思うんですよ。
1曲目。坂本教授も参加している♪MARSという曲から、いきなりエレクトリックな世界に引き込んで行きますよ。もうね、例の“こだわり”のプチプチなノイズは最後まで入ってるしね(笑)
とにかくね、SKETCH SHOWが作り出すグルーヴが大好きでねぇ、凄く引っかかりがあって、とても普通に踊れたサウンドじゃないんだけど、凄くカッコイイ。グルーヴ以前に、「音」がカッコイイ。スネアなのかハットなのか、リズムと言える以外、固有の楽器名が思いつかない、独自のサウンドをシンセサイザーで1つ1つ、作り出している。
過去のSKETCH SHOWのインタビューを読んでも、お二人とも「演奏」というプレイヤーとしての視点に全く重点を置いてない。あれだけのプレイヤーが、演奏しない。それどころか、新しい音を作り出すのに、「演奏」という固定概念が邪魔だとも言ってしまう。
いやぁ、凄いなぁ。
日本のオヤジが作り出す、最新テクノ。
これは、まさしく、、、 「起きて半畳寝て一畳」。
(笑)
モジュラーシンセ考察 05
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