>>Hotwired Japanの記事
うんむ。。。
現在、分っている範囲でも1日で最大5.5メートルも氷河が移動しているらしい。そして、南極大陸内陸部でも、場所によっては1年で1.2メートルもの氷の厚みが消えていっているらしい。
南極大陸に氷として存在する淡水は、地球全体の淡水の3分の2以上があるそうです。
単純に海水面の上昇という問題だけじゃなくて、もっと怖いのが気象の変化。
南極大陸から飛び出した氷河の先端は“棚氷”と呼ばれていて、その下にある海水は、地球上で最も冷たい海水。この冷たい海水は、海流に乗って赤道付近にまで達しているそうで、そのおかげで赤道直下の海水が止めども無く熱くなるのを防いでいるそうなんです。また、棚氷は氷河を塞き止める栓の役目もしていて、氷河が海水に落ちるスピードを弱めている働きもある。
それに海水の塩分濃度も下がるんじゃないのかな?
だとしたら、海水で生きている動植物にも多大な影響がでるんじゃないのかと。
この冷たい海水が無くなれば、きっと海水の温度は気温より遥かに早いペースで上昇するんじゃないかと。
もちろん気温もグングン上がる。もう、気温や海水の温度を下げたり、一定に保つための機能が無いのだから、歯止めなく上がり続ける。
100年後には、元旦早々から「台風1号」がこんにちは、、、っていう気候になっていても不思議じゃないのかもしれない。
そんな中、地球環境を守ろうと国家レベルでの取り組みを定義した、“京都議定書”がようやく発効される事になったらしい。京都で会議が行われたのって、何年前だっけ?
ロシア政府が最近になって、やっと重い腰を上げて京都議定書の批准を承認した。
しかし、例のごとくアメリカだけは頑なに京都議定書に反対している。
「経済成長に多大な(マイナス)影響が出る」というのが、京都議定書に反対する最大の理由らしい。
その経済成長が地球の自然環境に破壊的な影響を与えているわけでしょう。
本当に、アメリカは地球を破壊するつもりでいるのだろうか。
自然を破壊して、戦争で多くの人命を奪って、それがアメリカですか。
今年、11月のアメリカ大統領選挙も、今のところ現ブッシュ大統領が有利のようですね。
ブッシュ大統領が、、、と言うよりも、アメリカ国民の意識が変わらないと、たぶんどうしようもない事なんだろうけども。。。ブッシュ大統領の演説で狂喜乱舞する人々の姿を見ると、ほんと、背筋が寒くなります。
>>NIKKEI NETの記事
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