プライベートでも仕事でも、インターネットを利用した電子メール(以下、メール)はとても便利で、毎日利用している。
メールの最大の利点は、相手の都合を考える必要がないこと。送り手は送信が真夜中でも早朝でも、受け手に迷惑を掛けることはない。受け手は、自分の好きな時間に受信すれば良い。
しかし、これが仕事となると、少し問題がある。
例えば、うちの仕事の場合、パソコンのデータを沢山扱うわけです。
ひと昔前なら、だいたい営業がクライアントからデータを受け取って来たり、クライアントからバイク便が届いたりという感じだった。しかし、最近はインターネットのブロードバンド化で数十MB程度のデータなら、インターネット経由で送って来る事が多くなった。
圧縮の添付ファイルで送られて来たり、FTTHを利用した専用回線で送られて来たりと。
でもね、
仕事なのに、発想は「メールの利点」なんですよ。
営業やバイク便が走っていた頃は、具体的に量と時間が把握できた。それでクライアント側も、こちらも緊張感が保てていた。でも、インターネットを利用するようになると、量も時間もバラバラになってしまっている。
本来なら、「何時何時までに、これだけの量を、、、」と約束されていた事が、メールで数日間に分けて届いたりする。一度で作業できる仕事を、数日間にまたがって作業する事になってしまう。
送る側は確かに、楽だ。
営業が急かしても、「後でメールで送ります」の一言で片付けてしまう。
数時間、または1日ぐらい遅れてもメールなら直ぐに送れる、、、という発想なんだろう。
でも、受け手は迷惑以外のなにものでもない。
このあたり、プライベートと仕事での区別が出来ていないように思う。
それに最近では、送られて来るデータの不良が多い。ほとんどが送る側の知識不足による単純ミスだったり、仕事の内容が理解出来ていないため、データの形式を間違っていたりとか。
大抵、そういう時に先方へ連絡とっても、「どのような作業手順でデータを作って送信したか」が、ちゃんと説明できないんだよね。
自宅でインターネットしてるし、エクセルやワードも使えるよ、、、というレベルと、仕事上で使うパソコンとは違うもんなんですけどねぇ。。。
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