24時間まるごと金田一耕助〜生涯の10大事件

ただ今、ケーブルTV「日本映画専門チャンネル」で、24時間ブッ通しで金田一耕助を放送してますですよ。金田一耕助のDVD-BOXでの記念特典用DVDに収録されたらしい、市川崑監督&石坂浩二さんのインタビューもあったりして、プチ金田一ファンとして、「フンフン!そうだったのか〜」と関心しながら観てます(^^;;


石坂浩二さんの金田一耕助が映像化された作品の中で初めて、原作どおりのヨレヨレ袴姿に下駄、もしゃもしゃ頭等という設定だったのは知っていたのですが、、、あの袴、原作と同じ材質等の袴を探して、一着だけあったそうで撮影中もかなり気を使って着ていたそうです。それに金田一が持つトランク。凄く年代物の風体をしたトランクで、金田一のイメージにピッタリなのですが、あの小道具も実は石坂浩二さんの私物だそうで、骨董品屋で買っていたものらしいと。
あと、あの“フケ”ですね(笑)
パン粉と何やらを混ぜて、髪の毛の中に仕込んでおいたそうで、撮影期間中は頭を洗わなかったそうです。
実はこの話、稲垣吾郎さんの金田一耕助の第一弾「犬神家の一族」撮影後に稲垣吾郎さんも知ったらしくて、「そこまでやっていたのですね」と、ちょっと悔しがっていたのが微笑ましかったのです。
映画の方でも、市川崑監督は原作なら“獄門島”、映画なら“悪魔の手毬唄”だそうで、いや、、、ホントに市川崑監督の“悪魔の手毬唄”は、あらゆる監督と俳優が映画やTV等で金田一耕助を映像化されている中で、最高傑作の1つだと自分も思ってます。
陰惨さ、暗さ、悲しさ、、、どれをとっても一級品です。
そして、一番映画化で苦労したのが、やはり“病院坂の首縊りの家”。原作では、金田一耕助が事件を解決するのに20年以上掛かる設定になっている上、金田一耕助の年齢も確か60ちかい設定になっていた。とても決められた時間で映像化するのは無理で、主に後半のストーリーをアレンジして映画化されていました。
ああ、もうすぐ“悪魔の手毬唄”が始まるです。それでは〜

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