ライフラインと言うと、「電気・ガス・水道」、、、次いで「交通・情報…..」という具合になりますか。今回の新潟中越地震で、NTT東日本が災害専用伝言ダイヤルを、NTT Docomoは災害専用掲示板を、それぞれ最初の地震発生から10〜20分後には立ち上げてサービスを開始していました。
試しに、このサービスが開始された直後にNTT Docomoの災害専用掲示板にアクセスしてみたのですが、もちろん対象となるユーザーはNTT Docomo契約者だけなのでトップページからは先に進めなかった。auやVodafoneは、このような緊急的な無料サービスは立ち上げていたのかな?、、、どうなんだろう。
どちらにしても、バッテリーが生きている端末が必要なわけだけど、なんか、今回のNTTの対応を見てて凄くこれって大切なんじゃないかと思った。今や携帯電話は一人に一台という勢いで普及しているわけじゃないですか。こういう非常事態に、メーカーや機種、契約している回線やオペレーティングシステム等々の壁を越えて、携帯電話やPDA、パソコンから無料で情報アクセス出来るシステムってあれば、「電気・ガス・水道」という最大のライフラインが破壊された地域からも、災害直後から情報発信出来るんじゃないかと。
実際、被災地で避難されている方々にとって、必要な情報って凄く地域性のある事ばかりでしょう。全国ネットで放送されるニュースの情報じゃなくて。地元のFM局がそういう役割りを果たしているらしくて、「今日は、何処其処の銭湯が営業しています」みたいな情報を常に流しているそうです。そういうのって、全国ネットの放送では流れない。
インターネット網と、それに接続できる端末機を使って、なんとかこういう「電気・ガス・水道」ライフラインが壊滅的になった時にでも、情報発信できる仕組みが出来ないものかと。。。
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