今から28年前。1992年〜1993年に掛けて、約2ヶ月間の駆け足で巡った日本一周一人旅を、当時の旅日記と残っていた資料、そして遠くなった記憶を頼りにアーカイブ化していきます。
ただ、さすがに記憶が曖昧なのと、28年前にもなるので、もう今は存在しない場所や建物、宿泊施設。また廃止された路線等もあるかと思います。また地図を載せている場合も、正確な移動ルート等を現していません。
アップしていく写真も、今から28年前のプリントをスマホで撮影しています。現在とは様子も変化している事でしょう。
このアーカイブ化していく情報は、全て28年前の情報となります。
当時の事を、旅日記をメインにして簡単にまとめて行きますが、もしかすると記憶違いな事を書いてしまう可能性がありますので、ご理解頂ければと思います。
1992年8月19日(水) / 晴れ のち 雨
まずは福島駅から仙台駅まで東北新幹線で移動。
いよいよ東北に入って来た。
これまで北海道には行った事はあったけど、東北は高校3年生の時に〝青春18きっぷ〟を使って、廃止最終日の青函連絡船に乗りに行った時に、青森駅へ訪れたぐらいだし、そもそも駅構内から外にも出なかったので、東北へ行くのは初めて、という感じなのです。
仙台で郵便局に寄る。
旅費等を郵便貯金に入れていたのと、必要なくなったパンフやガイドブック、撮影済みのフィルム等は荷物になるだけなので、旅先で郵便局から〝ゆうパック〟で自宅に送る事にしてました。
仙台駅からは在来線で小牛田駅へ、そこで駅弁をゲット。
ここから気仙沼駅行きに乗り換えて、ちょっとローカルな路線の旅。
2011年の〝東日本大震災〟により、一部路線はバス輸送に切り替わっています。
久しぶりに列車内で駅弁を食べながら、のんびりしていると、いよいよ海岸線へ。
リアス式海岸を通る。いやぁ、綺麗な景色
気仙沼の少し手前辺りから、高校生?が増え始めた。
大きな駅の前後では学生が増えて、そこから離れるに従って乗車している学生も減っていくんですよね。
気仙沼駅に到着。
お昼をちょっと過ぎたぐらいで、まだまだ早い時間。
昨日の事もあるので早速、観光案内所で宿探し。
そして、あっさり決まる(笑)、、、駅から歩いて30分ぐらいの旅館。時間もあるしブラブラ散歩がてら、地図を頼りに気仙沼の街を歩いて宿へ。
とりあえず旅館に荷物だけ預けて、気仙沼の港へ。
ここからフェリーで30分ほど、大島へ渡りました。
大島ではリフトに乗って亀山山頂へ行ったのですが、大島に着いた港から亀山のリフトまで、どうやって移動したのか日記に書いていない。。。
当時、何かしらバスが運行されていたのか、レンタサイクルしたのか(これが一番可能性ある)、徒歩だったのか。。。
2011年の〝東日本大震災〟により、この亀山リフトが倒壊。再建の目処が立たないままのようです。
亀山山頂、大パノラマ〜、、、のはずが霧が出ていて、あまり見通しが良く無い。。。
リフトで降りる途中辺りでは、遠くまでよく見えたんですけどね。
帰りのフェリーの名前が〝やすなみ〟だった(笑)
まあ、たぶん、〝安波〟と書くんだろうけどね。
帰りのフェリーで家族連れの人達が、かっぱえびせんをウミネコ?(カモメではなかったような、、、)にあげていて、かっぱえびせんを軽く持って、手を高く上げていると、上手くフェリーの移動スピードに合わせて近付いて来て、パクっと。
そうかと思えば、すっごい下手くそなヤツもいて(笑)、眺めているだけでも楽しかった。
そして夕方。
旅館での夕食はー、海の幸!!
今朝、獲れたばかりだって!!
そして、確か温泉宿では無かったと思うのですけど、お風呂は大浴場!!
たまたま私一人だけのタイミングで、独り占め!!
いやぁ、すっごい旅っていうか、初めて純な旅行者気分になる(笑)
夜になって雨が降り始めた。
移動距離 : 約232km
福島駅 〜 仙台駅 〜 小牛田駅 〜 気仙沼駅 〜 大島 〜 亀山山頂
注意 : Googleマップ仕様の関係上、下車等せず通過した地点も記載したルートになっています。また、当時の正確な移動ルートを再現しているものでもありません。〝大凡〟のルートになります。
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