さて、日本一周一人旅アーカイブ前半戦の番外篇です。 28年前の話をアーカイブとして記事にしていますが、本篇では直接関係のない事や、その後の話等、ちょっと繋がりのある話や雑感を追記する形の記事となります。
列車の旅
所謂〝鉄オタ〟ほどではないのですが、列車でする旅が好きでvol.00でも書いたような体験が元になっているわけですが、改めて旅日記を読み返すと、けっこう特急や新幹線も利用しているんですよね。
新幹線に乗った経路は記憶していたのですが、こんなに短い区間も含めて特急も乗っていたのか(更にグリーン車なも)と、その辺りは記憶から脱落していました。
列車の旅っていうと、鈍行列車に揺られて、みたいなイメージもあるんですが、実際の旅では、そうは言ってられない場面も多いです。
列車の本数も少なく、接続も悪い、というパターンは今も昔も変わりません。
更に周遊券という形で、大半のJR線の乗車券は先に購入済みで旅をスタートしているので、後は特急券を追加購入するだけで、特急の自由席なら乗れてしまう、というのも大きかったですね。
それから、改めてアーカイブ記事を書く為に、色々と情報を検索していると、さすがに28,29年も前の話なので、旅で利用した列車の大半が廃止されていました。
旅の最初に新大阪〜新宮間の夜行列車からスタートしましたが、この夜行列車も廃止。この夜行列車のように、扱いは〝快速〟列車のような、青春18きっぷで乗車できる夜行列車が幾つかあったのですが(代表的なのは、大垣〜東京を結んだ〝大垣夜行〟列車)、全部無くなってしまいましたね。
(季節列車としての運行は、今もあるのかな?)
あと、今回の記事を書く上で、初めて知ったのが立山黒部アルペンルートの関電トロリーバス。廃止になって電気バスになっていたんですね。その入れ替わり的に、立山側のトンネルバスがトロリーバスになっていたなんて、全く知りませんでした。
北海道は稚内へ向かう宗谷本線、釧路湿原を走る釧路本線。
岩手の三陸鉄道、青森の五能線。
群馬の土合を通る上越線、長野は野辺山へ行く小海線。
この辺りの路線は、また乗ってみたいなあ。
再び訪れる、その1
時は流れて2002年だったかな。 妻と東北旅行をして、日本一周で訪れた同じ場所に行ってるんですよね。 青森は奥入瀬渓流(十和田湖)と岩手の気仙沼に。
奥入瀬渓流には全く同じルートで、途中の休憩で同じ萱野茶屋にも立ち寄ってます。
この時は、十和田湖で1泊したので十和田湖の遊覧船にも乗ったのですが、奥入瀬渓流は歩いて散策をしました。
本篇では、レンタサイクルで最後は時間に追われて爆走してましたからね(笑)
※以下の写真は、2002年の旅行の際に撮影した画像になります。
ハシゴ階段を降りる
岩手の気仙沼は、本篇では大島へ渡ってましたが、この時は特に観光らしい場所には訪れてないのですが、とにかく〝海の幸〟を堪能しよう(爆)が目的で1泊。
港にほど近い居酒屋のようなお店に入ったのですが、どれもこれも美味しかった。お店の名前とか忘れてしまった。。。
東日本大震災
先に書いているように、2度ほど訪れている気仙沼。 そして景色も綺麗だった三陸鉄道。
他にも大船渡や八戸。
太平洋側沿岸が津波によって、壊滅的被害を受けました。
日本一周で乗った三陸鉄道もズタズタにされ、気仙沼で泊まった宿やお店も、今やどうなったのかはわかりません。
今回のアーカイブを書く上で、気仙沼で大島に渡ってから乗ったリフトも、この時の地震で倒壊し廃止になっている事を、初めて知りました。
特に地震と津波後に、気仙沼の沿岸が火の海になった映像は、今でも忘れられません。
三陸鉄道は復興しましたけど、JR線の中では鉄道としての復興ではなく、バス輸送として復興した路線もある。
そして、日本一周で訪れた時とは、きっと景色も大きく変わっているのでしょう。
気仙沼にも、もう一度、言ってみたい。
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