京都は伏見、京阪電車の中書島駅下車から徒歩1,2分。
昆布専門店にして、4年前から併設する感じで昆布出汁を使ったおばんざい、そして酒処の伏見、美味しい日本酒も取り揃えてリニューアルした〝おこぶ 北淸〟さん。
4周年も兼ねた形で、アンビエントミュージック・イベントが開催されました。
個人的には、実は1年前の3周年記念でライブをする予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で中止となってしまいました。1年越しのライブ参加となりました。
会場にお越し頂いたみなさま、ありがとうございました。
出演者のみなさま、そしてオーガナイザーの西田ゾンビ彩さん、お疲れ様でした。
そして、改めまして。
〝おこぶ 北淸〟さん、4周年おめでとうございます!!
(もちろん、昆布屋さんとしてのお店の歴史は、もっとあるのですが)
当日はTwitchサービスを利用して、生配信も致しました。
ご視聴して頂いたみなさまも、ありがとうございました。
当日のアーカイブが残っていますので、お時間ある時にでも、ぜひご覧くださいませ。
・Ambient Live
サワサキヨシヒロ
Unyo303
Makiko YY
Saya ‘zonbi’ Nishida
・Performance
たのしいシシマイ
(篠田栞+藏元徹平)
さて。
私のライブ映像を単独でも頂きましたので、こんな感じでライブを致しました。
2年前にやった“84HP/10モジュール”のみ使用という、限られた条件下でのライブ・セットを、再びトライしてみました。
この84HP/10モジュール以外、如何なる機材も使用していません。このセットから、モノラル直出しでPAに送っています。
ちなみに、この“84HP/10モジュール”の簡単な解説動画も以前アップしておりましたので、ご参考までに。(この動画と全く同じモジュール構成と同じパッチングを再現して、今回もライブをしています)
2年前に、この“84HP/10モジュール”のセットでライブをした時は、がっつり低域から高域まで再生できる音響下だったので、4つ打ちっぽいキックのアタック感や、ベースライン的に低域で微妙に蠢く音の塊とか、凄く活かされたのですが、今回は飲食店舗さんでのライブ。
音響機材も持ち込みとはいえ、本格的なクラブ系のようなハコの音響にはなりませんし、そもそも、そんな大音量も出せない環境です。
その為、低域は1オクターブ上げて、後半にキックのように聴こえる音もピッチを上げ目にしていました。
そして、それがライブを凄く難しいものにしていました。
低域パートを全体的にピッチを上げたぶん、音程の揺れ具合が凄く聴き取りやすくなって、元々はランダム信号からの入力を常に微調整してピッチ変化にしているので、凄く音痴な感じが目立ってしまった(笑)
ライブしながら微調整していたけど、最後まで上手くいかなかった感がありました。
2年前にやった時は、ライブ環境に助けられたんだな、と凄く感じました。
まともなシーケンサーがセットされてない条件下で、あたかもシーケンサーがあるかのようなフレーズを作ろうとしているのだから、なかなか過酷な環境です(笑)
そんな最新にして多機能なモジュールも所有してないので、パッチングのやりくりと1つのモジュールに複数の役割分担をさせるしかないのです。
でも、そこで頭ひねってアイデア考えるのも、またモジュラーシンセの面白さの1つだと思います。
欲しい機能だけを買い足していくのはモジュラーシンセの醍醐味ですが、あえて足さずに、今あるものだけで、そこに存在しない機能を再現する、というのはパッチングの“妙”とも言えるでしょう。
また機会があれば、“84HP/10モジュール”ライブはトライしたいですね。
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