1978年、パリ。
誕生したばかりの電子楽器に魅せられ、未来的な音の響きに心躍らせる、若き女性ミュージシャンと友人たちの一日を描く青春音楽映画。
ええ?
フランスの美女が、Roland CR-78と出会って、胸を躍らせる、、、??
これは、、、「いったい、誰とく?」っていう映画なのか。
そうだ、私達のようなシンセ好き電子音楽好きは飛び付くではないか、まさかニッチにもほどがある、電子楽器と電子音楽を衝撃的にフューチャーした、〝未来の衝撃〟な映画が、フランスからやって来た。
『ショック・ドゥ・フューチャー / LE CHOC DU FUTUR』
ショック・ドゥ・フューチャー公式サイト
予告ムービーを観ると、早速moogモジュラーとARP2600が鎮座しているではないか。
それだけで、もう、この映画は成功したようなものだ。
そして、出会うCR-78。
「おー、CRキター」なんて、予告ムービーに叫んでいる私は、きっとどうかしている。
ちょっと冷静になろうか。
気持ちを落ち着かせる為に、小一時間ほどパッチング座禅を組んで、俺の衝撃CHOC DU FUTURしてみた。
すまぬ、ちょっとした出来心だった。
音程が怪しいのは機械が音痴だからではなく、私が音痴なのだ。
反省している。
そんなこんなの『ショック・ドゥ・フューチャー』、8月27日より公開。
関西は、今のところ京都だけですが、ぜひ大阪でも上映して欲しい。
そして。
思い出すのが、、、
日本にもシンセサイザーのドキュメンタリー映画が存在している事。
大阪のシーンを切り取った、『ナニワのシンセ界』。
今から7年前。。。
きっと、時代が早すぎたに違いない(爆)
電子音は日々の生活の中で、音楽に限らず凡ゆる場面で耳にしているはずなのに、電子音楽や電子楽器というカテゴリーに入ると、その途端、一般的では無い部類になってしまう印象が、どうしてもある。
たぶん、日常の生活で、一番耳にしている音は、電子楽器で作られた音ではないだろうか。
そんな電子楽器と、新しい音楽を求める主人公。
もっと気楽に、ピアノやギターと同じように、電子楽器に触れて楽しんで、J-POPと同じぐらい電子音楽を聴いてもらえる時代になれば良いな。
楽しみな映画です。
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