今夏、沖縄旅行に行った時の写真で、フォトアルバムを作って欲しいという依頼で、Web上で作業完結するサービスを利用して制作してみました。
ネットで何処の業者が良いのか探そうと思ったのですが、それなりに数もあるので、何処が良いのやら、、、と、幾つかのサイトを覗いていた時に、フト思い出して。
11年前、『**osanpo camera / お散歩カメラ』というグループが企画した、京都東山界隈を散策する撮影会に参加した事があって、その頃はコンデジ(確か、RICOHのGR Digital)を使っていたと記憶しているのですが、参加したメンバーの写真を使ったフォトアルバムを制作したんですね。
私も撮影した中から、お気に入りの1枚を見開きドーンって感じで掲載してもらった。
その時のフォトアルバムを見返していたら、、、
あれ、ここのサービスって、今もあるのかな、と思って検索したら、見事にあった。
ほう。
10年前から、現在まで存続してる。
こういう業界は、次々参入もしてくるだろうし、知らない間にサービス終了しているサイトもあったりするだろうし、浮き沈みありそうに思うのですけど、少なくとも10年間はサービスを提供して来たというのは、品質やサービス内容がニーズに合っているのでしょうね。
あれこれ探すのもメンドクサイし(笑)、10年前に制作したフォトブックの出来具合も悪くないし、Photobackで良いか、と。
早速、Photobackにアカウント登録して、180点ぐらいあった写真画像をアップロード。
最初は16ページで収めようと思っていたけど、どうしても無理だと判断して(笑)、24ページ仕上がりにして、写真選びとレイアウト、テキストを入れたり。
Web上でレイアウトしながら写真を選んで配置、テキストも同時に編集出来る。
レイアウトに対して写真サイズが小さいと、ちゃんとアラートが出るのは親切ですね。そのまま使用可能だけど、拡大して配置されるので写真が〝ボヤけて〟しまう可能性がありますからね。
まあ、私の場合、仕事柄アレなので(笑)
写真画像は全てCMYK/350dpiにしてから、画像処理したのをアップロードしていました。見開きで使用した画像1点だけ、サイズが足りずにアラートが出たので、その画像だけ再度Photoshop側でサイズを誤魔化して(笑)、再アップロードしました。
また、奥付的な最終ページには、ちょっと多めのテキスト配置が可能になっているのも、作り手によってはアルバムに関わった人の名前やURLのようなアドレスを配置するのに使えるので、ちょっと面白いなと思った。
レイアウト編集も、ちょっとコツが分かればサクサク進むでしょう。
逆に、ちょっと残念だったなあ、と思うのはレイアウトの中で、テキストの入る位置が固定されていた事。このレイアウトが良いんだけど、その場合はテキストを配置出来ない、とか。このレイアウトだとテキスト配置出来るけど、もうちょっと位置を変えたいのに、というのが出来なかった。
ただし、表紙に関してはテキストの配置に関して、ある程度の変更が可能でした。
あと、個人的には用紙をマット系とコート系で選べたら良かったなあ、と。
更に斤量まで選択出来たらベストなんだけと(笑)、そこはオンデマンド印刷だろう?から、あまり選択肢が無いのかな、と。
まあ、Photobackを使ってみた感想として、仕事柄アレコレ考えてしまった部分もありますが(笑)、それはさておき、Web上の編集作業も分かりやすいし、出来上がったフォトアルバムも、お手軽さと値段から考えても、1ランク上の出来栄えな感覚にしてくれたので、良かったなと思いました。
今回は、人から頼まれて制作した感じで、次に制作するかは謎ですが、また「これらの写真で作ってみたいな」と思える時は、Photobackさんを利用してみたいなと思います。
デジタルデータになると、溜まる一方で過去の写真データを見返すかといえば、SNS等にアップした時点で全てが完了してしまってる感があるので、たまーに、こうやってアナログな紙のアルバムにすると、気軽に見返す機会が増えるとは思いました。
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