『二十歳(はたち)』って、、、
2021年9月、モジュラーシンセ(ユーロラック・モジュラーシンセ)を手に入れて、20年目となりました。
即ち。。。
20歳、歳をとったわけですね。。。
マジか、、、
もう50代ですよ。
あと何年、モジュラーおじさん出来るのか、みたいな終活を考えるお年頃になって来ましたよ(違)
まあ、それはさておき。
そう。
モジュラーシンセを使い始めて20年目。
まさか、こんな1つの楽器(中の〝モジュール〟の入れ替わりはあれど)を、飽きもせず〝馬鹿の一つ覚え〟的に、使い続ける事になるとは、と思う次第であります。
そして、今現在の感覚も20年前と変わらず、「おもろい」の一言に尽きる感覚は健在で、こりゃあの世に逝く時は、「棺桶に入れてくれ」、という迷言を遺言にしなくちゃな、という感じです(笑)
そう、私がモジュラーシンセを使う唯一の理由は、「おもしろい」から。
自分が、「おもろい」と感じるから。
この一点に尽きます。
なので、モジュラーシンセの事は理解しようとか、勉強しよう、とか。
そんなの、メンドクサイし、やった事もない(笑)
まして、モジュラーシンセで新しい音楽とか、〝モジュラーシンセならでは〟みたいな事も、考えた事もない。
自分が、ただ只管、「おもろい」って感覚だけで使って来ました。
これからも、「おもろいわ〜」って、楽しみながら使って行けたらと思う次第です。
さて。
ここで20年前、最初に買ったモジュールは、なんだったのか。
この、Doepfer A-111-1 High-End. VCOを2基、2001年9月に購入しました。
保証書をまだ残しているという(笑)
既に、このA-111-1はディスコンになっていて、今はA-111-2へリニューアルされていますね。
で、実はこの時点で、電源付きケースを購入して無かったんですよね。
なので、モジュールだけ購入して、写真のように机の上に転がして、ただ眺めているだけ、という状態でした(笑)
元々、「モジュラーシンセやりたい、欲しい」という気持ちもなく、ちょっとした出来心みたいな感じで、衝動買いしてしまっただけでした。
ただ、このままでは勿体ない話なので、もうね、そこはです。
〝仕方なく〟
そう、仕方なく始めたら、「これ、おもしろい」って、なったわけですね。
で、やっと電源付きケースを買うわけです。
更に、他に幾つかモジュールも必要だろう、と。最低限の一般的なシンセサイザー的な構成になるよう、モジュールも買い足すわけです。
この保証書を見る限り、最初のモジュール買ってから2ヶ月後に、電源付きケースを購入しているようです。
で、最初の2,3年で色々とモジュールを買い足して、ケースも3つぐらいまで増えるわけですが。
今現在も一軍先発メンバーとして使用している、Doepfer A-110-1 Standard VCOは、次の年に購入しているようなので、もう19年間、現役ですね(笑)
まあ、この当時はDoepfer社を筆頭に、日本国内代理店で買えるブランドって、4社程度でしたからね。
余談ですが、この頃、3U x 2列に対してマルチプルモジュールを買い足す事をしていたので(笑)、残ってる保証書を集めたら、えらい事になっていました。
おまえ、何基、買うねん、っていう(爆)
モジュールの種類的には圧倒的にDoepferブランドでしたし、今のような所謂〝ウエストコースト〟タイプのモジュールなんてありませんでしたし、気の利いた飛び道具なモジュールもありませんでした。
より複雑な信号を作り出すには、マルチプルを介して足したり分配したり、というアイデアは必須でした。(もちろん、今も重要な要素ですが)
今現在、そんなマルチプルを多用しなくちゃ成り立たないようなモジュール構成やパッチングをしている人も、少ないんじゃないでしょうか。
私自身も、マルチプルを使う機会もずいぶん減りましたし、使わない方が多いぐらいになりました。
即ち、1機のモジュールで出来る事自体が多様化されて来たんだと思います。
さて。
20年前から、ここ最近までの個人的なモジュラーシンセ小話を、去年の最初の緊急事態宣言時にツイキャス配信をやって、話してみたんですよね。
まあ、こんな事をするのは初めてだったので、映像としても配信ライブとしても、ダメダメ感しか無いんですが。。。
見始めても、最初の5分も待たずにして〝イラっ〟として、動画を閉じてしまうと思いますが(笑)、とりあえず以下に動画を上げておきます。
あと、ライブを始めた初期の頃の動画、Doepfer 6U(モジュール構成も、ほぼ全てDoepfer) + エフェクターとか、その程度でやっていた頃の動画も上げておこう(笑)
(今とやってる事、あまり変わらん。進歩ありませんなw)
そんなこんなですが、これからも個人的に「おもしろいわ〜」、「楽しいわ〜」とモジュラーシンセを使い続けていければと思います。
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