チャットというと、まだインターネットが大々的に普及する前の、ニフティサーブ時代が自分の中で一番やっていたように思う。この前、その頃に使っていたMacintoshのHDD内に当時のログが残っていたので、懐かしく感じながら読み返していた。初めてネットワークというものに接続したのが1996年頃で、既にインターネットも一般的ではありましたけど、今ほど普及しているものでもなかった。
当時はニフティサーブ内の「Macintosh初心者フォーラム」という場所に行っていて、毎日、だいたい同じ時間帯に接続すると、だいたい決まったメンバーがチャットをしていた。「Macintosh初心者フォーラム」とは名ばかりで、私がたまたまそのような時間帯に参加していた時に集まっていたメンバーは、ド級のMacintoshユーザーでMac関連の雑誌に記事を書いているライターさんやらCD-ROM等のコンテンツを制作している人などがいて、そういう意味では話題が豊富なチャットだった。1998年のログで、すでに「ADSL」の話が出て来たりしていて、もしかして凄い時代を先取りする話題で盛り上がっていたのでは、と感心してる次第(^^;;
本格的にインターネットがメインになってからは、チャットなんてやらなくなった。そういうゆったりとした時間が無くなってきたというのが理由の一つかもしれない。最近はMacでもWinでも初めからチャット・ソフトが入っている。iChatやMSNに代表されるもので、他にもAOLやYahoo!、ICQ等のチャット・ソフトが有名ですね。
でも、これらのチャットって基本的にお互いを登録している事が前提となるので、1対1でチャットをする場合が多い。多くても4,5人とか、そんな感じだと思うんですね。
しかし、ニフティサーブ時代なんて酷い時には、一度に30人とか40人とかが同時に1つの場所でチャットしてるんですよね。入って来た人に「こんにちは」と挨拶するだけで、画面が高速スクロールする、、、参加している全員が「こんにちは」と挨拶するからさ(笑)
おまけに、途中で会話していた内容を思い出すために、画面を逆にスクロールしてさかのぼったりね。
私なんて文字打ちとかブラインドタッチ出来ない人なんですけど、それでも十分にチャットを出来るレベルになったのは、ニフティサーブで鍛えられたからでしょう(笑)
その頃に出会った人達とは、今でも薄く浅くではありますけど、このインターネット上で繋がっています。東京に仕事で3ヶ月ほど行っていた時にはオフもしてもらいましたし、チャットで知り合ったのが切っ掛けで御結婚されたカップルも二組いますしねぇ、時代の最先端を行っていたように思う(^^;;
で、先日、インターネット上のチャット系の部屋に行って、久々に見ず知らずの他人の人達とチャットをしてました。久々だと新鮮ですねー(笑)
コメント