アルセーヌ・ルパン物を購入した次の日に、タイミングよく「海底二万里」を読み終えた。
最後がイッキに終わってしまうので、どうにもネモ船長の色々な秘密が、深い闇の中に閉ざされたままになってしまうので、どうにももどかしい。深い悲しみと憎しみを持ち合わせつつも、その恨みへの後ろめたさみたいなものがあって、ネモ船長は何を求めていたのか、、、
けっして、海底に眠る宝物や多くの自然が目的ではなかったはずで、どうしてネモ船長がノーチラス号と共に。陸地を捨てて海中の生活を選んだのか、その一番肝心な部分が、ハッキリと描かれていない。
あー、主人公と同じで、「今もネモ船長は健在なのか、何処でどうしているのか」という気分でイッパイです(^^;;
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海底二万里 上・下
<Vingt Mille Lieues Sous Les Mers>ジュール・ヴェルヌ Jules Verne/作石川湧/訳向井潤吉/絵 @岩波少年文庫3047-3048#時に1866年〜1868年出来事。数字の羅列に辟易してしまうであります…