2022.0814-0815 島根県・日御碕と民宿ちどり荘 【リンク先を追加】

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2022年8月15日(月)

目を覚ますと、まだ外は薄暗い。
毎朝、5時ぐらいには鳥に起こされているからなぁ、、、今日はまだまだ寝れる(笑)

次に目が覚めると、そこそこ明るくなって6時半ぐらいだった。
部屋から見える、おわし浜の景色というか音、とても静か。
静かに聞こえる波の音、トンビかな、の鳴き声。

ゆったりした時間の流れる朝

とりあえず起きて、ぼけーっとしつつ、朝御飯の前に散歩でもするか、という事で、顔洗って着替えて外へ。

灯台とは反対側、そのまま海沿いを歩いていくと、小さな港に出た。
宇竜漁港というらしい。

宿に戻って来て灯台の方、坂道を登る手前から海側に入ると、海の方に道が続いて休憩所がある。
そういえば、昨日はこの辺りで釣りをしている人達もいたなあ。
泳ぐだけじゃなくて、海釣り好きな方にも良いのかも知れませんね。

朝御飯までもう少し、外でのんびりしていたら声が掛かった。
朝御飯も、この桟橋で頂く。

うーん、今日は良い天気。
朝御飯、小ぶりなのどぐろの一夜干しが出て来て、妻が興味津々。
これぐらい小ぶりなら、自宅の晩御飯でも使えそう、、、だけど、こんな小ぶりな感じは見た事ない、と。

宿の方に聞くと、やはりちどり荘で仕入れているみたい。
漁師さんとかから、直接買ったりしてるのかもねぇ、、、
もしかしたら宿主自ら釣ってるのかなあ。

朝御飯も美味しく頂いて、珈琲も頂いて、あぁ、このまま桟橋で寝たい(笑)
しばらく桟橋でゴロゴロと休んでいたら、宿の電話が鳴る。

どうやら桟橋の日中、〝海の家〟として稼働するタイミングの予約っぽい電話。
浜辺側の1階と道路側の2階があるけど、もう朝の時点で1階は満席になったみたい。

天気が良いしねー、みんな海水浴や釣りの合間の休憩や食事で、先に予約しちゃうんでしょうね。

さて、チェックアウトが9時半なので、清算をしてから荷物だけ預かってもらって、帰りのバスの時間まで日御碕の散策開始。
まずは、、、また急な坂を登って、、、いやぁ、昨日と打って変わって天気が良くて日差しが強い!!

坂道登り切るだけで、軽く汗が、、、

ここから、まずは日御碕神社を目指して海沿いを歩く。
日差しは強いけど、相変わらず灯台の方に出ると風が強いので、日陰に入ると涼しい。

ぐるっと海側を歩いて、降りていくと(あぁ、、、帰りはまた登りか、、、)、小さな港があって、そのすぐ奥に日御碕神社がある。
いやぁ、個人的には29年ぶりの日御碕神社。

綺麗な神社ですよね。
お参りをして、灯台の方に戻る。

途中、tatsuzawa misaki cafeさんでソフトクリームとアイスコーヒーをゲット。
やばい、ソフトクリームが手に持った瞬間から、どんどん溶け始めて来る。。。

遊歩道に入って、出雲日御碕灯台へ。
今回は時間もないし、上へは登らないけど。
そのまま灯台をぐるり回って駐車場に戻って、11時過ぎにちどり荘へ戻って来たら、もう桟橋は1階も2階も満員御礼状態でした。

いやぁ、真昼間からビール飲んでイカ焼き食べて、、、えぇですなぁ。。。

連泊していたら、こんな事も出来たのになぁ。。。

バスの時間まで、ちょいと宿の中のテーブル席で休憩。
そして、バスの時間も来たので、宿を出発。

三度、ひーひー言いながら坂を登る。
バス停に着くと、ちょうどバス停の真後ろが、今年11月にオープンするらしい星野リゾートのホテルがありました。

12時6分、JR出雲市駅方面行きのバスに乗車。
いやぁ、クーラーが涼しい。。。

出発して、ぐるり回って〝宇竜〟バス停に止まる。
あれ、「宇竜」って、今朝に散歩で訪れた〝宇竜漁港〟では?、とGoogle Mapで見ると、確かに散歩で訪れた宇竜漁港。

あらら、そうだとすれば、帰りは坂道を登らなくても、こちらのバス停から乗車する、という方法も有りなのか。

バスは更に日御碕神社を経由してから、日御碕を後にして出雲大社、そしてJR出雲市駅に13時13分着。
出雲大社周辺で、やはり渋滞があったので少し遅れたかな。

この後、ちょっと食事をする時間も取れないので、次の電車に乗るまでの30分ほどで昼御飯しないと。。。

最後はやはり〝出雲そば〟でしょう、とお店に入るも3,4組の待ちがあって、待ってる時間も無いので違う店へ。
なんとか別の店に滑り込んで、出雲そばで昼御飯。

昼御飯は食べれたけど、お土産屋さん巡るする時間無し!!
ホームへ。

14時3分発の〝特急スーパーまつかぜ〟で、なぜか鳥取へ向かう(笑)
帰りのルート、どうしても〝特急やくも〟に乗りたくない妻が探したルート。

鳥取駅に15時53分着。
ここで少し時間があるので、一旦途中下車で改札を出て、お土産屋さんへ。

島根に出雲に日御碕に行ったのに、なぜかお土産は鳥取(爆)

鳥取駅を16時20分発の〝特急スーパーいなば〟で岡山方面へ。
素直に出雲市駅から〝特急やくも〟に乗って岡山へ戻れば良いのに、、、(笑)

途中、〝特急スーパーいなば〟は第三セクターの『智頭急行』区間を走り、上郡駅に17時31分着。
ここで岡山方面へ向かうには、進行方向が逆になるのでスイッチバックが入る。

私達は、この上郡駅で下車して、ここからは普通電車と新快速を乗り継いで大阪駅、そして京橋駅へと戻って来ました。

いやぁ、大阪は暑いの上に、〝蒸し〟が付く暑さだね。。。

1泊したとはいえ、移動時間も長い弾丸ツアーっぽい感じでしたが、日御碕・おわし浜と、民宿ちどり荘。
久しぶりに時間の流れが違うというか、まったりゆっくりした時間の流れに浸れました。

次に訪れる事があれば、連泊したいよねー、やっぱり。

民宿ちどり荘のみなさま、お世話になりました!!


『民宿ちどり荘』を知る事になったのは、もちろん大阪は日本橋にある『tamutamu cafe』(タムタムカフェ)さんに伺うようになってからで、5,6年ぐらい前になると思います。
それ以前に島根には2回は行ってて、2回共にちどり荘と目と鼻の先にある出雲日御碕灯台に行ってる、という(笑)

妙に島根県には縁があるんですなぁ。。。

日御碕って、たぶん出雲大社とセットで巡るパターンが多いと思うんですよね。
車で行ってると、出雲大社から20分ぐらいで到着するので、出雲大社と日御碕を一度に両方巡る、っていうのが時間の無駄も少ないし。

で、日御碕で観光目的の検索すると、まあ当たり前ですが出雲日御碕灯台とか日御碕神社が出て来て、あの日本海らしいイメージの断崖絶壁みたいな海の風景があって、という。

私も民宿ちどり荘さんの事を知るまでは、過去2回も行っておきながら〝海水浴〟というイメージは全くありませんでした。
あの灯台周辺の風景が一番に来るので、「何処に、そんな泳げるところがあるのか」みたいな感じなんですよ。

それが、灯台から歩いて数分の場所に、とても波が穏やかで静かな、そして小さな浜辺がある。
出雲大社や日御碕へ観光目的で来ている人でも、知らない人の方が多いんじゃないかなぁ、と。

調べれば、『おわし浜海水浴場』も検索で普通に出て来るのですが、最初から海水浴目的で日御碕に、というイメージを持ってる人も少ないのかなぁ、という。

そんなこんなで、観光名所の日御碕ですが、おわし浜は海水浴にしても釣りにしても、隠れ家的(家じゃないけど)スポットと言えるので、夕日の有名な場所でもありますし、夜の灯台や星空を考えると、日御碕で宿泊というのも、多くの旅行者とは違う選択になると思いますし、その分、ここだけの体験も出来るのかな、と思います。

ちなみに車で来られる方は注意が1つあります。
週末やお盆休み期間等、朝10時〜お昼15時まで、おわし浜を通る道が車両通行止めになります。
なので、基本的には灯台側か宇竜漁港側の駐車場に車を止めて、おわし浜や民宿に徒歩で向かう事になると思います。
また、おわし浜への道は一方通行で、灯台側から宇竜漁港方面へ抜ける形となります。

あと、本文でも少し書いてますが今年11月、灯台の直ぐ近くに星野リゾートがオープンするようです。たぶん部屋の位置によっては、目の前に灯台が見えるぐらいの、近い場所にオープンします。
日御碕周辺、特に徒歩圏内の宿泊施設って、数える程しか無いと思うんですよね。車で移動するのであれば、ちょっと離れると色々な選択肢はあるとは思うのですが。

そんな中、まさに灯台真ん前に、高級ホテルがオープンするので、今後の日御碕がどうなるか、というのも気になるところです。
上手く地元と協力してバランス取れれば、良い方向になっていくのかもなぁ、と思ったり。

ただ、今回の私達のような公共交通機関のみで移動という場合、日御碕は移動手段が少ないので少しハードルが高い。
せめて4,5月や7,8月、10,11月ぐらいは、空港や駅、出雲大社から日御碕へ向かうバスの本数を増やして欲しいと思う。

その為にも、関西圏から集客出来るような戦略も必要だろうし、島根県や出雲市、地元や星野リゾート、一畑グループやJR西日本とかも巻き込んでアピールして欲しいなぁ、と思ったり。

でも、それでも、おわし浜は〝隠れ家的〟であって欲しいなぁ、というワガママもあったり(笑)

観光業、コロナ禍において大打撃を受けているわけですし、私個人なんかは全く気にもしてないので、行く先が緊急ナンタラ宣言下であっても、「むしろ今、行った方が良さげでは」って、行ってるぐらいなのですが、世間の多くはそうじゃないみたいなので、観光業に関わる方々、頑張って欲しいと思います。


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