今回、過去記事から取り上げるのは2008年11月9日に書いた、『Le Placard Kyoto!! 2008 終了』。
まもなく15年前になろうかという記事ですが、まだモジュラーシンセでライブを初めて数回というタイミングで出演したイベントでした。この頃に出会った方々とは、今でも音楽仲間として繋がりがある事に感謝です。そして、このイベントでご一緒した山口さんは、実に14年ぶりの再会で、今年に私の企画したイベントに出演して頂きました。
まずは、オリジナル記事が、以下となります。
ここから【UpGrade (アップグレード)】情報となります。
既に過去記事にて、ライブ当日のセットを再現して、改めて自宅録音した音源をアップしていましたが、再度簡単なマスタリングをしてSoundCloudの方にアップ致しました。
当時はDoepfer 6Uポータブルケース(初期バージョンの為、下段に電源ユニット8HPモジュールが最初から組み込まれている関係上、上段84HP/下段76HPという仕様でした)を使用していて、使用していたモジュールも大半がDoepfer製で、もしかしたらAnalogue Systems の RS-510E EMS SYNTHI Trapezoid Generator (現在はEMSの名称がパネルデザインから消えた、RS-510N Synthishaperとして販売されているようです)も使用していたかもしれません。
そもそも2008年当時、今のようにユーロラックモジュールを製造・販売するメーカーは、あまり無く、日本国内で購入出来るブラントにも限界がありました。
と言いますか、この2008年頃って「ユーロラック」という名称というか、私は知らなかったと思います、聞いた事も無かったですから。
当時の写真は幾つか残っているのですが、モジュラーシンセ内のモジュール全体が確認出来る画像が無くて分かりませんね。。。
モジュラーシンセ以外の機材は、ドラムマシンとしてKORG ELECTRIBE ER-1、エフェクターとしてKAOSS PAD KP3、あとiOS用アプリでBloomも使用していました。
ドラムマシンER-1とモジュラーシンセの同期ですが、たぶん薄い記憶によると、Doepfer A-190-1 MIDI-to-CV/Gate/Sync Interfaceを使用していて、ER-1からのMIDIを突っ込んで生成されたGateをクロックとして利用していたと思われます。
なので、確かER-1の1トラック分だけを16分ベタで打ち込みしておいて(その音はER-1では使用せず同期専用トラック扱い)、それからモジュラーにMIDIで繋いでいたと思います。
あと、当時の記事を見ると、どうもER-1の音自体も、モジュラーシンセ側に突っ込んで加工していたようですね、A-119 External Input / Envelope Followerを使っていたものと思われます。
当時の写真を観て、改めて気付いたのですが、、、これ、白衣を着てませんね(笑)
少なくとも、これ以前に2,3回は白衣を着てライブをしていたはずなので、なぜこの時に白衣を着ていなかったのか、、、謎です。
まあ、まだライブをやり続ける事になるとは思ってもいなかった時期だと思いますし、そもそもネタで白衣を着たのが始まりで、白衣を着てライブをする、という事にも全く意識をしてなかったと思います。
もしかしてモジュラーシンセのライブで白衣を着なかったのは、過去を振り返ってこの時だけだったかもしれませんね(笑)
それにしても、こういう町家で電子音楽のイベント、いいですよね。また、こんな空間でモジュラーシンセの音を出せたらいいなぁ、と。
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