電音ハッカーズ vol.5
電氣蕎麦2号店?!、新たなお店を舞台にトーク&ライブ。
ユル〜い電子音楽の世界。
1年ぶりのご無沙汰、ノイズちゃん。
そう、帰って来た「電音ハッカーズ」。
この第5回目は、電氣蕎麦が新しくオープンしたお店、「腹ん中(はらんなか)」にて開催です。
DIYシンセ、個人の趣味で製作されたシンセサイザーが、その個性と共に一つのブランドとなり、大手楽器メーカーとは全く違った進化を辿り、それらが楽器店に並び誰でも購入出来る時代になって来ました。
もはや、シンセは大手楽器メーカーだけのものではなくなって来ました。
今回はシンセメーカーとして注目を浴びるREONブランドより、荒川伸氏。
そして日本DIYシンセ界のパイオニア、山下春生氏。
お二人をゲストに迎えて、シンセを製作する側の視点から電子音の魅力に迫ります!!
今回の会場は、電氣蕎麦のある四つ角、対角線斜め向かいにある、大きな裸電球?が目印のお店で開催致します。
開催日時/場所 :
日付 / 2016年10月29日(土)
場所 / 腹ん中 (はらんなか)
大阪市北区天満2-4-13
※電氣蕎麦のある四つ角、対角線斜め向かいにある、大きな裸電球?が目印の古民家
時間 / Open 17:00 Start 18:00 End 20:30
料金 / 1,000円 + 1オーダー
※当日20時半まではイベントの為、上記料金&1オーダーを頂きます。
※イベント終了後、お店は通常営業となります。
荒川 伸
株式会社REON 代表取締役
一般社団法人 日本シンセサイザープログラマー協会 会員企業
REON “driftbox”synthesizerを開発、販売。
2012年 GERMANY MUSIK MESSE出展”drifbox”を世界にむけて発表。
2013年 NAMM Show出展”DRIFTBIX MODLAR”等発表。
2013年 MRIMO RECORDS江夏氏を通じて”TEMPO GENERATOR”をライヴ実演発表。
2014年 GERMANY MUSIK MESSEにてRoland SYNBOXに”driftbox R”が接続され世界に配信。
山下 春生
中高生で楽器製作に目覚め、大阪府大時代には研究そっちのけで、当時世に現れたばかりのアナログシンセの開発にのめり込む。
在学中の1977年1月~1978年3月、「初歩のラジオ誌」に本格的なモジュラーシンセの製作記事「ミュージック・シンセサイザーの回路から製作,徹底ガイド」を計15回連載。
その後しばらくは、デジタル要素を取り入れたシンセを検討するも、大手メーカーはデジタルに邁進し、ムーア則で集積度を上げる半導体の力業の世界になり、アマチュア製作者としてはシンセに興味を失う。
仕事はパナソニックで画像処理開発。
ネットの発達により、過去に私の記事で実際にシンセを作った方々を中心に、2002年第1回「アナログシンセ・ビルダーズ・サミット 」が開催される。当初高年齢層中心であったが、年々規模拡大し、アナログを新鮮なものとして興味を持つ若者も増加。
これに刺激を受けて、長いブランクから復帰。(幸いなことに40年前のアナログ技術は今でも最先端であった)
その後、ユーロラックを中心に国内メーカーを巻き込んだアナログシンセのムーブメントが起こり、2015年末に、40年前の連載の復刻と最新技術を加筆した書籍「伝説のハンドメイドアナログシンセサイザー」の出版に至る。
再び趣味として、「アームテルミン」等の新しい電子楽器の開発を楽しんでいる。
Unyo303
2001年、まだ「ユーロラック」という言葉が誕生する前夜、モジュラーシンセの沼底に落ちる。
2007年、モジュラーシンセだけによるライブ活動を始める。以降、クラブやホール、ライブハウスやカフェ、ギャラリーやバー等、様々な場所でモジュラーシンセによるワークショップ、ライブパフォーマンスを披露。五線譜の時間軸から飛び出したサウンドは、聴く人を不思議な電子音の世界へ誘っている。
マニアックでストイックになりがちな電子音楽の世界において、更にマニアックなモジュラーシンセを使いつつも、ユーモアと誰でも楽しめるライブやイベント企画を模索している。
京都在住アーティストの西田彩、marimoRECORDS代表の江夏正晃らと共に、デジタル音とアナログ音が交差するユニット、Envelope77eでも活動中。
大須賀淳監督による日本初のシンセサイザードキュメンタリー映画「ナニワのシンセ界」に出演。「モジュラーフェスティバルvol.1〜5」、「DOMMUNE/KANDA INDUSTRIAL」、「Kyoto Festival of Modular 2015」、「Tokyo Festival of Modular 2016」等、サワサキヨシヒロ氏が主催するシンセサイザーと温泉の癒しを追求する「シンセ温泉」に参加。電氣蕎麦にてマニアックな電子音楽人を招いてのライブ&トーク「電音ハッカーズ」主催。
nico
高校で産業デザイン科専攻。
専門学校ではビジュアルデザイン学科、イラストレーション専攻。
卒業後、テキスタイルデザインや、ウエディングフォトの編集デザインなどの職に就く。
現在は、プラバンとUVレジンを使って、アクセサリーや携帯アクセサリーなどを作ってアート系のフリーマーケットに出没して販売している。
「電音ハッカーズ」では、キャラクターデザイン、及びフライヤー・デザインを担当。
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