イタリア旅行 —9月21日—
・フィレンツェ2日目(2)
ヴェッキオ橋はフィレンツェ観光の中でも、ドゥオーモと並ぶ有名スポット。
両側には貴金属の店が隙間なく並んでいるので、とても橋の上にいるとは思えない感じです。
さてさて、ジェラートも食べ終わりましたし、次ぎは何処に行きましょうか。
しばらく地図を眺めながら、、、あ、そうだ、会社の人にお土産を買うつもりで、フィレンツェにあるフェラーリのグッズを売っている店に行くんだった。
ローマにもフェラーリの専門店がありましたけど、そこでは何も買わなかったですから。
確かアカデミア美術館の近くにあると、インターネット上の情報だったので、地図を頼りに行ってみる事にします。
ヴェッキオ橋とは正反対、ドゥオーモを越えた先にアカデミア美術館があるみたいなので、とりあえずドゥオーモまで戻る事に。
ドゥオーモに戻ると、朝一とは違って沢山の観光客でごった返していました。
そのままリカーソリ通りという細い道に入って、真直ぐ歩いて行くと、アカデミア美術館が見えて来ました。
あれれ、なんと地味な、、、これ、本当に美術館?
ウッフィツィ美術館とは、まるで違う感じです。
しかし、このアカデミア美術館もまた、ウッフィツィ美術館と並ぶフィレンツェを代表する美術館。長い行列が出来ています。ここには、あの有名なミケランジェロの“ダヴィデ像”のオリジナル等が所蔵されています。
で、いやー、やはり目立ちますね。
フェラーリと言えば、赤、赤いフラッグ。
ちょうどアカデミア美術館の真ん前にある(^^;;
中に入ってみますと、、、ローマの店と違って凄く、こじんまりとしていますよ。
おじいさんと娘さんの二人で店をやっている感じで、もう、いかにも、英語は通じ無さそうな、そんな雰囲気です。アカデミア美術館の近くにあるという事で、美術品関連の商品も置いてありました。
ここで、値段も手ごろな感じで車のフィギュアを購入。
このアカデミア美術館のある近くに、サン・マルコ広場があって、とても賑やか。ここはバスのターミナルにもなっている感じでした。
ここから、リカーソリ通りを左に折れてアルファーニ通りに入り、ホテルのある方向に歩いて行く事にしました。
途中、大きな広場が目に入ったので、行ってみる事に。サンティッシマ・・アンヌンツィアータ広場というらしい。ここには、サンティッシマ・・アンヌンツィアータ教会と捨て子養育院絵画館、考古学博物館の建物がありました。
ここで、少し座って休憩。
ホテルのある裏路地に戻って来ましたが、まだ待ち合わせの時間までには少しあります。
ホテルの向い側にカフェがあったので、休憩がてら入りました。
んーと、、、ここは、、、どうやって注文するのか、、、目につく範囲でメニューっぽい表示も無いみたいだし。。。
とりあえず、店員さんに「メニュー、プリーズ」と言ってみます。
すると、わらわらと英語で話し掛けて来ますよ、、、
むむむ。。。
ん、、、「〜〜〜、、、ブレックファースト、、、ナンタラカンタラ、、、」と。
え、いや違うっすよ。もう昼前ですよ?(笑)
えと、「カフェ、オンリー」とか言ってみますと、通じたようで、メニューをこれまた英語でベラベラと喋り始めます。
むむむ。。。
「カプチーノっ!」(笑)
次にパンの陳列棚を指差して話し始めるので、うん、これは「ノー、サンキュー」です。
で、やっと座って、しばらく休憩。
いやー、歩いたね〜、、、4時間ちかく歩いたか。
そうこうしているうちに、待ち合わせの時間になったのでホテルに戻ると、フロントの兄さん(昨日、チェックインした時と同じ人でした)が、「オー、ナンタラカンタラ、、、Five minutes、Five minutes!」と、身ぶり手ぶりの大袈裟な動きをします(笑)
あ、、、まだ、部屋を清掃中なのか。
ソファのあるスペースに行くと、、、先に妻が戻ってました。
うーむ、、、色々と買い漁ったようですねっ(笑)
しばらくして、部屋の掃除も終わったので、一旦部屋へ。
早速、妻が誇らし気に財布を見せる。
グッチの財布のようですね。
私がローマでスリにやられて、それから財布の無い状態でしたけども。
あと、スカーフやら色々と買っている模様。
さて、昼食にしましょう。
何処で食べるかな、、、と。
そうそう、昨夜、雰囲気は良かったのですけど日本人ばかりだったので入るのをやめた、あのレストランに行ってみよう、、、という事で早速、外へ。
そのレストラン、日本人女性が一人いまして、、、たぶん旦那さんがイタリア人でオーナーかなという感じでした。
えと、、、その女性の方、、、なんか日本語で話すと微妙に大阪弁なんですけど(^^;;
あと、当たり前ですが、お客さんに対してイタリア語と英語を使い分けていて、凄いなーって思う。
料理を美味しく頂いていると、オーナーの方も食事にするようで、所謂“まかない”が出て来ました。
いやー、まかないとはいえ、豪華ですよ(笑)
メイン2品とサラダ、パンにワイン(笑)
ここで妻が、この女性の方なら知ってるかも、、、という事で、とある質問をしてみました。
実は昨日、昼食後に私がホテルへ戻った後、妻が一人で街をブラブラしていたわけですが、サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局という、とても由緒正しい歴史のある薬局があるらしく、探したものの店が見付からなかったそうで。
で、聞いてみると、、、やはり少しややこしい場所にあるらしい。
地図を見ながら説明してもらい、通りと住所の見方も教えてもらう。
昼食後、「これでバッチリ」と妻は薬局へ。
私は、風邪の事もあるので、昼からは(といっても、もう3時前ですが)ホテルで休む事にしました。
ホテルに戻って、TVを観ていると、、、あう「らんま1/2」が。。。
やはり日本のアニメは人気があるんだねぇ。。。
夕方、妻が帰って来ました。
1つ1,500円(日本で買うと、3,000円するらしい)もする石鹸やら、化粧品やら買って来た模様。石鹸は会社で同じチームに女性が一人いるので、その人のお土産に出来るかな。
なんでも、このサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局は、その建物自体が1000年以上前のもので、中は店自体がちょっとした博物館みたいで、とても怪しい雰囲気だったそうです。魔女が出て来ても不思議じゃない感じとか、言っとりました。ちなみに、この時、日本人の店員さんもいたそうです。
さーて、夕食は、、、と。
外に出て、色々な店を観て回りますが、、、沢山あって、段々と迷って来ます(^^;;
えい、ここでいいや、、、と、ちょっと今までとは違う、少し高級っぽいレストランに入る。ふむ、ここはコースがメインのようで、パスタやピザは無いみたい。
コースで頼むほどお腹も空いていないので、二人で単品を幾つか注文。
私は肉系のメインを注文、、、イタリアに来て本格的に肉を食べたのは、これが始めてだなー
うん、どの店に入っても、かなり料理は美味しいですよ。
ホテルに戻って、窓を開けると向かいの建物の窓が開いていて、、、あちらは普通の自宅みたいでテーブルにドーナツ型のケーキがあります。
あー、なんか西洋って感じだねー(笑)、、、とか思いつつ、フィレンツェ2日目の終了であります。
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