ホルン吹きだったよなぁ

高校生の頃は、吹奏楽でホルンを吹いていたよなぁ、、、と思い出したのが、7/3(土)日本テレビ系列で放送された「音と科学のミステリー人類史上最高の天才モーツァルト 奇跡の響き」という番組を観ていたからですが。
(日本テレビのホームページに、どうも番組紹介ページが無いみたいなので、、、)


モーツァルトが生きた時代の楽器を使って演奏された「ピアノ協奏曲21番・第一楽章」が不思議な感じでしたね。途中から同時に現代のオーケストラもかぶる形で演奏していましたが、、、なんだろなぁ、この違いは。。。
思うに、昔の楽器って凄くノイジィーなんですよね。当たり前の話なんですが。
1つの楽器の音色に、凄くノイズが混ざってる。大きな音を出せば出すほど、大きな編成になればなるほど、ノイズも大きくなる。今でいう、「S/N比」が悪いってやつですかね。
逆にいうと、昔の楽器を使った編成だと、少ない人数で迫力のある音がするのよね、、、そんなふうに聴こえたんですよ。現代オーケストラの編成は、倍の人数はいたと思う。でも迫力的には互角のような感じがしました。
音楽的なノイズは、凄く音や曲に厚みを出すんだなぁ、と。
あと金管楽器がさぁ、バルブが無かったよね(笑)
本来、金管楽器ってバルブが無くても音階を出せる楽器だから。私がホルン吹きしていた頃も、バルブを使わないで練習って「競馬のファンファーレ」を吹いてたなぁ(笑)
あと、こういうオーケストラ・サウンドってさ、まぁ、オーケストラだから固有の「ピアノの演奏が上手いね」とか、「第一バイオリンがカッコイイね」とか、そういう聴き方はあまりしないじゃないですか。もっと単純に、楽曲を聴いて良かった悪かったとか、演奏がどうだったとか。
それは「オーケストラ」だからという理由なんでしょうけども、そういう聴き方って凄く音楽的だなぁ、とも思ったんですよね。純粋に音を聴いて、体で感じれる。
良い演奏と、良い音って、全く違うものだと思うから。
(いや、凄く考え過ぎてますけどね(^^;;、、、)

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