大阪にある中古シンセサイザー専門店implant4さんがオーガナイズする電子音楽祭「Namekuji Night 5」が、無事に終了しました。
VedetteBoiteさん、お世話になりました。
implant4のミヤヂさん、ヨシダさん、お疲れ様でした。
出演者のみなさん、そして遊びに来て下さったみなさま、感謝です。
今年もイベントやるよーって、去年末に話は聞いていたのですけど、過去のイベントには全て出演させてもらってるし、今回はどうしようかなぁ、、、ライブするとしても、どうすればいいだろう、って。まぁ、どうもこうも、毎回、同じ事をするだけなんですけど(笑)
とりあえず、普通にお客さんとして遊びに行くかー、って、そんな感じでした。
しかし、フト気が変わったのは、「今回も、けっこう沢山機材を持って来る人が多いですよー」って話を聞いた時。
「あ、だったら自分は、真逆で行こう」と。
機材の数が少ないっていうか、とにかく1音とか2音とか、その程度しか音が出せない環境下で、「ライプ」を成立させたいな、って。
元々、この発想は随分前からあって。
西田彩さんと即興セッションした時に、やってみた事があるんです。
(その時の映像は、こちら)
そして、もう一つ。
今年、秋ぐらいに自分でライブの企画をしたいと思ってて、そのコンセプトにも通じるところがあったので。
普段、電子音楽を聴かない・特に興味も無い、そんな方々に電子音楽のライブを体験してもらって、一定の評価というか、何かしら印象を持ってもらえるイベントをやりたいと思ってて、その時、「機材」重視の発想では、誰も着いて来てくれないだろう、って思ってて。
最終的には、もちろん「機材」にも興味を持ってもらって。そういう楽器を手にする人達が増えたらいいなぁ、とは思うのですけど、その取っ掛かりを、いきなり「機材」にするのはダメなんじゃないか、と。
まず、ライブパフォーマンスする「人」がいて、その人が奏でる「音」。
これで、ちゃんと完結できてないと、って。
だから、今回のNamekuji Night 5は、その思いを、そのまま自分でやってみよう、と。
外に対しては、、、
「そんなに機材を並べないと、出音の数を増やさないと、ライブが出来ないの?」
内に対しては、、、
「オマエ、モジュラー無かったら、ライブなんて出来ないだろ?」
そんな、凄くアンチテーゼな気持ちでライブやってみたら、どういう結果になるのかな、ってね。
そこで、西田さんとやった時みたいに、音源はREON driftbox sを2台だけ。
(ライブ直前にノリで、ださくらさんからもう1台お借りして、3台でやったんですけどねw)
同時に出せる音は、2音だけ。
後は、いつも使ってるエフェクターのみ。
シーケンサー的な機材は、全く無い。
driftbox sは、限りなく発振器に近い仕様なので、♪ブー、♪ピー、♪ポーって感じの音しか出ない。
これで、ライブやれ、と(笑)
フレーズを奏でる事なんて不可能だから、どうやって時間軸が流れている空間に、音を入れていくのか。どうやって「展開」というものを表現するのか。
まあ、結果が、どのように感じてもらえたかは、私にはわかりませんけど。。。
で、まあ、イベントの方ですが。
ホント、機材の数と種類はハンパない。
逆にラップトップだけで完結してる人の方が、肩身の狭い思いをしてるぐらいのような空間(笑)
ちゃんと楽器の出音を生で聴けるわけで、とても大切な事です。
さっき、なんか機材が多いのがダメみたいな事を書きましたけど、、、そういう意味じゃないので。
勘違いしないでね(笑)
あくまでも、今回はアンチで行こうと思ったからで。
次回のライブでは、ちゃんとモジュラー使います。
でも、1音や2音だけで描く音の世界も続けたいな。
この日、実はCraftwifeさんも大阪でイベントに出演してて、夜は電気蕎麦さんに行きましょうという約束をしていたので、Namekuji Night 5の方は最後までいれませんでした。ちょっと残念。
Namekuji Night 5で、一緒に出演されてたCubeさんと、遊びに来て下さってた関西では誰でも知ってる、あのキャラの人、、、オカノさん、CraftwifeさんとIAMASの赤松正行教授、そして我らが(笑)A.C.E.の安井麻人さん、6人でプチ打ち上げ。
電気蕎麦さん、久しぶりだなぁ。
そんな楽しい一日でした。
はぁぁぁぁ、仕事だ、、、(爆)
P.S.
今のところ、4月末辺りに、ライブが入る予定です。ちゃんとモジュラー使います(笑)
あ、今回の私のライブセット、何をどうしてたかって、また書いてブログに上げますね、、、って、大した事やってませんが(爆)
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