今から28年前。1992年〜1993年に掛けて、約2ヶ月間の駆け足で巡った日本一周一人旅を、当時の旅日記と残っていた資料、そして遠くなった記憶を頼りにアーカイブ化していきます。
ただ、さすがに記憶が曖昧なのと、28年前にもなるので、もう今は存在しない場所や建物、宿泊施設。また廃止された路線等もあるかと思います。また地図を載せている場合も、正確な移動ルート等を現していません。
アップしていく写真も、今から28年前のプリントをスマホで撮影しています。現在とは様子も変化している事でしょう。
このアーカイブ化していく情報は、全て28年前の情報となります。
当時の事を、旅日記をメインにして簡単にまとめて行きますが、もしかすると記憶違いな事を書いてしまう可能性がありますので、ご理解頂ければと思います。
1992年8月24日(月) / 晴れ のち 雨→曇り
今日、いよいよ北海道だ。
9時41分、快速・海峡に乗って、いざ津軽海峡海底下100mへ、世界最大最長全長53.85kmの海底トンネル『青函トンネル』へ。
快速・海峡は、2002年に廃止となりました。また、現在は世界第二位のトンネルになっています。
まあ、トンネル内部に突入してしまうと、普通にトンネルなだけなのですが(笑)
大凡、トンネルの真ん中あたり、青森と北海道の県境?あたりで、トンネルの側面に電光掲示板が設置されていて、走っている車窓から見るとパラパラマンガのようにアニメーションして見える演出。
海底下100m、水面下だと240mにもなる青函トンネル最下層部を走る。
12時過ぎに函館駅へ到着。
お昼御飯にと駅弁を買って、特急・北斗に乗車。
特急・北斗は、紆余曲折ありながらも函館〜札幌間の主要列車として、現在も運行されています。
けっこう人が乗ってて、駅弁を食べれるのかと思ったけど、なんとか座れて駅弁で昼御飯。
途中、雨が降り出してきたけど、そんな雨の中を車窓から見る大沼国定公園も綺麗だった。
一眠りして、一旦、南千歳駅で下車して新千歳空港駅へ寄り道。
新千歳空港は開港して4年、そして新千歳空港駅はなんと7月1日に開業したばかりの、出来たてホヤホヤの新駅。
さっすがに、めちゃくちゃ綺麗だ。
飛行機に乗るわけでもなく、函館から札幌へ移動するだけでも半日仕事なので、直ぐに折り返して札幌駅へ向かう。
札幌駅には17時過ぎに到着。
南口の改札で待ち合わせ、、、と。
今まで旅道中、偶然に一緒になって会話をする事になった方々はいたけど、明確に人と会うという目的で、出会うのは、今回が初めて。
そして現れたのは、兵庫県在住の冨田さん、そして札幌在住の砂時さん。
もちろん、全員初対面。
実は、旅を始めて4日目に電波新聞社へ訪問した事を書いていましたが、冨田さんも砂時さんも私も、その電波新聞社が発行していた『月刊マイコン』の読者で、紙面上を通じて盛んに読者間の交流もあって、お互いに初対面であるけども、もう何年も前から知っている関係でした。
そして、今回の旅で、たまたま冨田さんが北海道大学への編入試験を受けに来てて、砂時さんの御自宅に居候中で、砂時さんから「泊まりに来れば」とお誘いがあって実現しました。
挨拶もそこそこに、とりあえず晩御飯という事で定番のサッポロラーメンなお店へ。
そんなこんなで、ちょっとの間、砂時さんの御自宅にお邪魔する事になり、色々な偶然が重なって、更に数名の、初対面だけど以前から知ってる読者仲間と出会う事になるのです。
移動距離 : 約499km
青森駅 〜 青函トンネル 〜 函館駅 〜 新千歳駅 〜 札幌駅
注意 : Googleマップ仕様の関係上、下車等せず通過した地点も記載したルートになっています。また、当時の正確な移動ルートを再現しているものでもありません。〝大凡〟のルートになります。
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